2022年夏アニメ序盤

1話のスタートがやたらと遅い作品が多かったので、取り合えず見た分だけささっと書きました。ほんとざっくりではありますが。

今期は続編がかなり多いシーズンで中には9年前、10年前の作品の続編とかあって何が起きているんですかね。相変わらず面白かったから全然いいんですけど。(続編の作品の感想は全部後半に回しています。)

 

いつもの

A:多分今期トップクラス
B:結構期待してる
C:悪くないまたはわからないので様子見
D:微妙

 

 

A異世界おじさん」

ギャグがキレッキレでネタも細かいし開幕からかなり面白い。

異世界系なのに既に異世界の冒険が終わっていて、日常の合間にちょいちょい回想で語っていくという形式が中々に斬新で、オリジナリティだけでもかなり高評価です。

他の異世界ものを逆に利用するようなシナリオで、現状今期だと1番面白いと思います。

 

Aリコリス・リコイル」

世界観が面白そうなクライムアクション作品。作画がかなり綺麗で2人の主人公もタイプの違う可愛いさを持ったコンビでとてもよい。どことない百合の波動を感じる。

治安クッソ悪いけど自治能力も高いっていう世界観の見せ方がスッと入ってきて良かったです。序盤の見せ方がインパクトもあるしわかりやすいなあと感心したんで、今後のシナリオもかなり期待できそう。

 

B「Engage Kiss」

アクションシーンの作画がアホみたいに良くて動く動く。

作画はカッコ良かったけど主人公のキャラが口だけのヒモで、現状欠片も魅力を感じないという爆弾も抱えているためどう転んでもおかしくない作品。主人公頑張れ、お前次第だ。

 

B異世界迷宮でハーレムを」

えちえちすぎる。

1話後半まで結構重たい雰囲気で、これから頑張って異世界で生きていかないと…みたいな感じだったのに、亜人の女の子奴隷の話を持ちかけられた瞬間、それまでの空気全部吹っ飛んで主人公がイキイキとし始めて笑った。

掴みはいい感じ。

 

B「金装のヴェルメイユ」

えちえちすぎる

1話から女の子と決闘が行われる一世代前のラノベ原作アニメのような趣があって懐かしい。

話自体も王道で作画もキャラの可愛さを存分に引き出していて、セクシー路線で釣る作品にしてはいい感じ。

 

C「黒の召喚士」

ポケ○ンじゃねーか!!!

敵を弱らせてから使役してて某ゲームを彷彿とさせたのと、テンプレなろうみたいな展開が目立ってはいましたが、主人公のノリが良く楽しそうで全体の空気感が良かったかなと。

自分を転生させてくれた女神と会うために冒険するっていう目的も変わってて面白い。あと個人的にうえしゃまがイキイキとしててめっちゃ好き。

 

C「咲う アルスノトリア すんっ!」

女の子達があざといくらいにキャッキャウフフしてて素晴らしい。原作ニトロプラスって書いてあった気がするけど。

後半不穏になる気がするんでどう噛み合うか次第。

 

D「ユーレイデコ」

電脳空間みたいなとこを舞台にしたSF作品って感じで、よくある最初は世界観に謎が多く、徐々に色んなことがわかってきて後半化けそうな雰囲気を感じるタイプ・・・ではあるけど1話の会話の内容が全然入って来なかったんで、キャラが独自の世界観を貫きすぎて置いてけぼりにならないか心配。

 

D「転生賢者の異世界ライフ」

ゴリゴリのなろう系ですが、主人公が今のところどういうキャラなのか、何を考えて行動しているのかって部分が一切わからないので、主人公のキャラが立ってきてからが本番なのかも。

 

A「シャドーハウス 2nd Season」

相変わらずキャラが可愛い。

前期は日常系のような可愛らしさを発揮しつつ、徐々に不穏な空気を醸し出しシナリオも盛り上がって行った印象で、今期は不穏の入口みたいな状態だった物語がどこまで進むか楽しみ。

スタートからキャラの良さを存分に引き出せていて良かった。やっぱ1人1人の個性がしっかりしてて見てて楽しい。

 

Bようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season」

最初の勝負からルールが複雑で難しいですけどアニメだと仕方ない感じなんですかね。

まあでも相変わらず設定とかワクワクさせてくれる絶妙な中二感を持った作品なのが良い。とても貴重。

 

BオーバーロードⅣ」

個人的に2期3期微妙かなと思ってたところ、1期に近いテイストで話が進んでいて良かった。

主人公の内面と外面のギャップやアンジャッシュのような展開が面白い。前は雑魚狩りでイキってしまった感があったところ、今回はしっかり目的を定めてカッコいいところも見せてくれたんで期待できそう。

 

B「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP

ぶっ飛んだ試合展開が多くて楽しい作品だからそのままはっちゃけて欲しい。

 

Bはたらく魔王さま

大分前の作品だけどちゃんとはたらく魔王さま感のある展開で安心できる。正直あんま覚えてないからわからんけど。

Gが出てきたあたりとか、ガチでしょーもないことをクッソ真面目になんか色々言ってて「あーこういう雰囲気の作品だったなあ」ちょっと安心感がありましたね。

キャラデザとかはかなり変わっててどうなるかって感じだったけど、相変わらずちーちゃんのキャラが可愛いかったんで頑張って欲しい。

 

C「彼女、お借りします Season2」

シナリオはあんまり面白いと思わなかったけど女の子キャラは光るものがあったのと、1番可愛いヒロインが前期の最後の方しか出番が無かったので、今期はその子が盛り上げてくれることを期待してる感じです。

2022年春アニメ序盤

今期は人気のある続編が多くて相当面白いシーズンだとは思ってましたが、新作アニメも軒並み強くてえらい豊作。

でもやっぱりかぐや様とまちカドまぞく2期の期待が大きいですかね。あのあたりはスタートダッシュの勢いからしておかしい。

 

A:多分今期トップクラス
B:結構期待してる
C:悪くないかまだわからないので様子見
D:微妙

 

A「かぐや様 3期」

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コメディのキレが相変わらずで安心感が凄い。

今期は原作でも一区切りになるところがクライマックスに来るはずなんで、個人的かぐや様のラブコメとして一番面白い展開をどう演出されるか凄く楽しみです。ギャグ要素もストーリーも期待できる3期だと思います。

 

A「まちカドまぞく 2丁目」

あまりにもテンポが良すぎる。

日常系らしいゆるい空気感はしっかりあるのにテンポもめちゃくちゃ良いからギャグのキレも良い。加えてキャラも魅力的・・・無敵か?

1期の段階で日常系としてトップの面白さだったが、予算が増えたのか今期は力が入っていてより面白くなった印象。

 

Aパリピ孔明

タイトルからネタ枠かと思ったらストーリーもネタ要素も面白かった。

ヒロインの成長物語としてサポート役の孔明が策略を巡らせるって大筋で、孔明が現代でパリピになるっていうネタ要素だけでなく、智将要素もしっかり活かしていてよくできた話だなと。

OPの孔明がめっちゃぬるぬるダンスするあの意味わからん感じ好き。

A「阿波連さんははかれない」

シュールなギャグが持ち味のほのぼの系日常アニメって感じで、1話の段階で方向性がわかりやすく良かったです。ヒロインの阿波連さんが可愛い。

シュールな空気感がコメディとして面白いだけでなく、阿波連さんのキャラと合っていてヒロインの可愛さを引き出しているのがいいですね。

2話からさらにギアが上がってきた感じがするんで今後も楽しみ。

 

ASPY×FAMILY」

元々メジャーな作品でアホみたいに力が入っててやばい。やばいです。

スパイ、殺し屋、超能力者と家族全員が秘密を抱えている設定が面白そうで良い。話自体は王道で変な癖のない作風だから、純粋なパワープレイで最強な雰囲気を感じる。

 

Aサマータイムレンダ」

タイムリープ系のサスペンス物っぽい作品ですけどインパクトが凄まじかったです。

1話から伏線をばら撒くだけばら撒いてワクワク感が半端なかったのと、次から次へと不穏な要素が畳みかけてきて思考が追い付かない感じも好き。

全体的にクオリティが高くとんでもないものが始まったのかも。

 

CRPG不動産」

きらら系の日常枠

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冒頭から街並みの雰囲気が凄くごちうさに似てるんですよね。ニコニコのコメントでもごちうさと指摘されまくってて笑いました。雰囲気近すぎるけど大丈夫なんかなとか思いながら見てたんですけど

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リゼさん!?

いや流石にやりすぎだろって思ったんですけどこれセーフなんですかね。

一応ゆるふわ日常枠としては悪くなかったです。

 

Bラブライブ! 虹ヶ咲2期」

ラブライブの中だと1番面白かったシリーズ。1人1人のキャラにしっかりスポットライトを当て掘り下げているのが良かったので今回も期待してます。1話から新キャラのインパクトを残してて滑り出しはいい感じ。

 

Bデート・ア・ライブⅣ」

個人的に1期そこそこ2期微妙、3期作画は怪しいが1番面白いっていう感じだったんですけど、4期は作画が良くなり弱点が無くなった感があるんで結構期待できそう。

 

B「可愛いだけじゃない式守さん」

ヒロインがカッコ良さも兼ね備えていて可愛い部分もより引き立っているのが良い。ヒロインに特化しててそれ以外の部分はまだなんとも言えない感が強い。

 

C「魔法使い黎明期」

古きよきラノベ枠って感じですけど、まだ主人公の特徴も不明で未知数。ただキャラは可愛い。

 

C「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」

OPの映像を見た感じギャグに寄せたなろう系かなってところで、OPのインパクトが良かったですね。

1話はザ・導入って感じでざっくりキャラ紹介して終わっただけなのでなんとも。

 

C「処刑少女の生きる道」

テンプレなろう系を逆手に取った感じのストーリーで大筋はいいんですけど、人が死んだ場面の直後にギャグ入れて空気おかしくね?と思わせるシーンがあったりで若干脚本が心配。

 

C「史上最強の大魔王、村人A に転生する」

よくある転生系のなろうですけど、主人公が必死で友達を作ろうと頑張っててなんか憎めない感じなのがいいですね。ただ単に主人公が無双するタイプでは無さそうなので割と期待してます。

 

C「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」

なんも世界観がわからん。乙女げーの世界に転生したのにロボとか出てきたし設定のごった煮で逆にワクワクしてきた。

 

D「勇者、辞めます」

1話がほぼ導入で終わって変な構成だったなあという印象。まあまだわからん。

 

A盾の勇者の成り上がり Season 2」

1期めちゃくちゃ好きな作品で綺麗に締められてはいたんですけど、まだまだ世界観に謎が多いので色々明らかになって楽しませてほしい作品ですね。

 

2022年冬アニメ感想記事

ニコニコで視聴してると微妙に時期がズレちゃうから変なタイミングの投稿になりますね。今さらですけど。

今回は明日ちゃんが面白過ぎたんでそこだけ他と比べて長々と書いてしまったんですけど、冬アニメはCloverWorksが強すぎたんで仕方ない。

いつも通り大まかな感想をざっくり残しときます。

 

いつもの評価基準

A:特に面白く具体的にオススメできるポイントがあるもの
B:2期があれば観る
C:個人的には悪くない
D:微妙
S:比較が難しい

 

S「明日ちゃんのセーラー服」

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日常系、フェチ、ストーリーという要素の全てが刺さっててやばかったですね。いやヤバかったです。

 

いきなりフェチとはなんぞやって感じですけど、所作の一つ一つを丁寧に描きキャラクターの美しさをこれでもかと表現されていて、作画に変態的に力が入っているのが何よりも特徴な作品だったと思います。

こう、人間ってあまりにも凄いものと直面すると驚くよりも笑いが込み上げてくるもので、間違いなく人を選ぶ独特な絵ではありますが、自分は変態的な作画のクオリティを見ているだけでもずっと楽しめました。

フェチの内容を説明しろと言われてもたった1クールの中に詰め込まれ過ぎてて難しいので省きますが、あらゆるフェティシズムを内包したなんか妙に凄いアニメなのは間違いないです。

 

話の内容としては、生徒が一人しかいない田舎の小学校時代を過ごした少女が中学に入学し友達を作っていく日常系に分類される作品です。

個人的に好きなポイントとしてクラスの16人全員のキャラクターが印象に残るくらいキャラの掘り下げ方が良くできていて、最初はエピソードごとに一人一人クラスメイトと仲良くなっていくんですけど、一度スポットライトを当てたら終わりではなく、掘り下げたキャラの個性を後半でも上手く使っていたり、逆に1クールではメインの回が無いキャラクターでも、他のエピソードの要所要所で細かくキャラを立てる構成が非常に上手かったので、一人一人のキャラクターが大切にされているのを感じました。

 

特に印象に残ったキャラだと水上りりとの水泳対決が印象深いんですよね。ずっと一人だった明日ちゃんが初めて他人と競い合い少し成長したように見えて、日常系の優しい空気感の中に少しピリッとしたエピソードがあると他の話もより映えて好きです。

最終話のリレーシーンなんかは一度全力でぶつかったからこそのりりと明日ちゃんの信頼関係が見えて、他の友達とはちょっと違う関係性が尊かったです

 

後半は体育祭関連のエピソードで締められていたのですが、さっきの水泳対決もそうで、初めて人と競い合ったり、初めて人と協力して頑張る描写が特に良く、ちょっとネタバレ寄りのことを書きますけど、最終話前の話で小学校時代ずっと一人だった明日ちゃんのことを見てきた先生が、中学でいっぱい友達ができたことを知るシーンが特に印象深く、明日ちゃんの魅力と積み上げてきたものが垣間見える感じが好きです。

あそこから最終話の期待値を一気に引き上げ、その期待をはるかに上回る最終話のそれぞれのキャラクターの描写というか演出を見た時、心地いいぐらいに物語に引き込まれていて最高の作品に出会えたと、本当に楽しい時間を過ごせたなと思います。

 

最初は作画の印象が強すぎましたが、クラスメイトと友達になっていく過程を描いた日常系としても面白いですし、後半の体育祭関連は物語としても面白く綺麗に締めくくられた作品でした。

 

 

S「その着せ替え人形は恋をする」

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キャラクターの可愛さに突出した正統派ラブコメ作品って感じで面白かったです。感情をストレートに打ち込んで来るギャルって強い。

 

この作品登場するメインキャラが極端に少なく、乾姉妹が登場する数話以外はほぼ主人公とヒロインのみで話が展開されていたので最近だと珍しい感じがしますね。

主人公とヒロインの純粋な魅力にフォーカスしラブコメとして成立しているのが正統派として面白かった理由かなと思います。

 

ヒロインのキャラがめちゃくちゃ可愛かったというだけでなく、個人的には主人公もかなり高感度が高かったなと評価してます。

ヒロインのコスプレのために頑張る姿が真剣そのもので、単純に服飾の技術があるってだけでなく、衣装づくりのために原作の理解を深めようとしたり献身的な様子が印象的で、ヒロインのマリンちゃんそら好きなるなってなんとなく伝わるのが良かったですね。

メインの登場キャラが少ないっていうのは、その分しっかり掘り下げてキャラクターの魅力を引き出せるのと同時に、逆に言えば主人公とヒロインの二人だけで物語が成立できるくらい魅力だった証拠なのかなと思います。

今回ほとんど触れていないですけど乾姉妹もめちゃくちゃ人気のあるいいキャラクターでしたからね。魅力的なキャラクターがコスプレによって色んな可愛さが引き出されるのも面白いですね。

 

これ記事を書いてて気づいたんですけど、同じ制作会社でも明日ちゃんと着せ恋の性質って逆っぽいんですよね。明日ちゃんは1クールという限られた期間の中でクラス全員のキャラを要所要所で立てていったのに対し、着せ恋はキャラを絞ってしっかり深堀りしていった印象で、どっちが良いとかはなく両方の魅せ方で面白いのが凄いなあと。


A
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」

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警察官の裏側がリアルに描かれたブラックジョーク寄りのコメディとして面白かったです。キービジュアルのイメージといい意味で全然違くて、キャラクターが野蛮で勢いのある作品でした。

まあ実際の警察に詳しい訳じゃないですけど、エピソードが具体的に描かれていて凄くリアルに感じましたし、警察官のバリエーション豊かなきつそうな仕事をキャラクターを使ってコメディに落とし込むのが非常に上手い印象です。

リアルに描かれる関係上シリアスなエピソードもドラマがあって良くできていました。真面目な所はとことん真面目にやりますが、ここでもキャラクターを上手く使って所々笑えるポイントを作り重くなり過ぎないような工夫もあって、純粋な警察のお仕事ものとしてもギャグコメディとしてもとてもいい作品だと思います。

 

A「スローループ」

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釣りを題材にした日常系作品。前に放送していた「ていぼう日誌」と違い本当のきらら枠

「ていぼう日誌」は部活ものとして釣り要素にしっかりフォーカスし、日常要素と上手く噛み合っていた素晴らしい作品なのでどうしても比較してしまうのですが、スローループはいい意味で日常系らしいゆったりした空気感に寄せていてこっちはこっちで良かったです。

釣りというものを通して家族というテーマを大きく扱っていたのが少し珍しい印象で、まあシリアスって程では無いにしても基本ゆったりした空気感は崩さず、家族というテーマを軸にキャラ同士の関係が深まっていく所が非常に良かったと思います。

 

僕が勝手に言ってるだけなんですけど、日常を脅かす存在がいた方がより日常の良さを噛み締められる通称「わたてんの松本現象」っていうのにちょっと近く、真面目寄りなテーマがあった方が日常要素の良さが上手く発揮されていて、釣り要素の描写も悪くなかったですしバランスのいい日常枠として重宝する作品でした。

 

A「錆喰いビスコ

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世界観の癖が異常に強くその独特さが個人的に気に入った作品。錆による病気が蔓延した世界というシリアスな世界観に加え、その錆を浄化できるキノコを駆使して戦う主人公という設定がオリジナリティ増し増しで良かったです。

めちゃくちゃ作画が動くってわけじゃありませんが、決めるべき所にしっかり力を入れて迫力のあるアクションシーンが描かれていましたし、展開が動いた瞬間にBGMで一気に盛り上げてギアが上がっていく感じが凄く自分に刺さったんですよね。

途中、勢い任せというか無理やりな展開だったり賛否が分かれるところはあったんで評価が難しいですけど、硬派な作風で独特な立ち位置を築いている作品なのは間違いないかなとは思います。

 

A異世界美少女受肉おじさんと」

これ絶対一発ネタで途中失速すると思ってたんですけど、登場キャラが大体全員濃くて後半までしっかり笑える作品だったので驚きました。

主人公二人のうち片方が女の子になってしまいお互いに好きにならないように謎の頭脳戦を繰り広げるなど、最初はネタとして成立しても中身は男だし途中から見るのきつくなってこないか?と思ってました。

しかし序盤からキャラ同士の掛け合いが面白く、キャラクターが登場するにつれて掛け合いのバリエーションも増えていったので最後までダレた印象はありませんでした。丁度いいタイミングで濃いキャラクターを登場させるから多分脚本が凄くいいんですよね。個人的には楽しく見れましたが、テンポとギャグがいいのでニコニコ補正はかなり強めな気がします。

 

Bありふれた職業で世界最強 2期

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こういう雑になんも考えずに見れる作品が1クールに1本あると嬉しいんですよね。

1期の時はチープでクソアニメ寄りだけど主人公のイキリ具合が吹っ切れててなんか癖になるというか、気軽に見られる立ち位置を確立した作品でした。

2期はクラスメイトのキャラが仲間に入り、主人公が振り回されることも多くなった結果キャラ同士の掛け合いも面白くなりましたし、毒気が抜けて前よりもさらに見やすくなったので、あんまオススメはしないですけど個人的には雑に見れて尚且つ面白いという貴重なポジションの作品でした。

 

B「プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2」

予算の暴力って感じで作画アホほど良くて戦闘シーンに力が入ってましたね。

キャラクーがめちゃくちゃ多くどのキャラも可愛いし総合的に良い作品なんですけど、シリアス方面の話が匂わせるだけ匂わせて疑問が残るというか、ちょっと置いてけぼりになった印象でした。恐らく原作をプレイさせる目的の方が大きいのかなと思いますし、細かい設定に匂わせはあっても話自体は奇麗に纏められていて全体としては評価高めです。

 

B「怪人開発部の黒井津さん」

ヒーローと戦う悪の組織を描いたギャグコメディ。毎週実在するご当地ヒーローがさらっと登場して変な面白さがあった。

後半は息切れしていた印象で評価はそこそこだったんですけど、最終話のそれまでに登場したご当地ヒーローや悪の組織のオールスターが共闘する展開が熱くて面白かったです。

 

B「天才王子の赤字国家再生術」

戦記物って言えばいいのかわからないですけど、外交であったり戦略戦術に重きを置いた作品で自分には新鮮で面白かったです。

戦記物といっても堅苦しいものではなくコメディ色が強い作風で、主人公の頭がいいと言うよりは敵側がバカなことも多かったのですが、予想以上のバカであるが故に主人公が振り回されるなど、エンタメ性に振っているため楽しく視聴できたかなと思います。

 

D「失格紋の最強賢者」

いつも通りのなろう。井澤詩織のキャラが登場してからはギャグのキレが良くなってそこそこ楽しめました。まあ全体的に見れば微妙ですけど。

 

S「王様ランキング」

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絵本のようなタッチの絵柄のため前期ノーマークで見てなかったんですが、ゴリゴリにシリアスな物語で作画の評判もかなり良いとうことで、2クール分を一挙放送で視聴しました。

非力な主人公の成長を描いた冒険ファンタジー作品。キャラクターのバックボーンの描写を重視しているのが特徴的で、それぞれのキャラクターの戦う理由であったり行動理念となるものが凄く丁寧に描かれ、一人一人が主人公かのように感じるような熱さがあったんじゃないかなと思います。

主人公が己の非力さに苦労しているのは勿論、非力であることの理由が途中明かされたり、その理由を作ってしまった人物にもそこに至るまでのドラマがしっかり練り込まれていて、後半になって展開が繋がってくることが多く面白かったです。

2クール目は国を取り戻すための戦いが全編を占めているのであんまり冒険感は無いかもしれないのと、微妙に戦闘が長い部分があったりもしましたが、最終盤の決戦がそれまでの物語を集約されていて最高の作画で描いてくれたので良かったです。

 

 

今回のアニメのOPEDだと王様ランキングと明日ちゃんのセーラー服のOPが好きでした。

王様ランキングの方は 2クール目の緊迫した戦いの雰囲気に合っていました。明日ちゃんのセーラー服のOPは青春というものが詰め込まれていてあまりにも眩しく映像と合っていて良かったです。青春感増し増しの曲好きなんですよね。

 

明日ちゃん作画だけでなくてBGMも自然に溶け込んでくる感じで良かったんですよね。この例え話適切か微妙過ぎますがゼルダのブレワイのBGMと感覚が近くて、印象に残るBGMと言うよりはメインのストーリーであったりゲーム性を邪魔しないように主張は抑え目、だけどしっかりその場の雰囲気を作ってる系のBGMみたいな良さがあって好き。こういうのなんて言うんですかね、自分の力だと上手く表現できなくてもどかしいですけど仕方ないですね。

 

今期は明日ちゃんと着せ恋の二強かなという印象なんですけど、明日ちゃんに関しては本当は1話1話語りたいレベルで密度の濃い作品で、まあ長すぎるので流石に辞めましたが、機会があったら本当に良い作品なので語りたいですね。

 

 

2022冬アニメ序盤

この世のあらゆるフェチポイントを詰め込みましたって感じのアニメが多くて今期は中々尖ってますね。ポケモンでも尖った性能大好きなんで個人的にはめちゃくちゃ楽しみなシーズンかも。

あんまり内容に触れず所感だけさらさら~と書いてくと思います。

 

A:多分今期トップクラス
B:結構期待してる
C:悪くないまたはまだわからないので様子見
D:視聴続けるか微妙

 

A「明日ちゃんのセーラー服」

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性癖に限界は無いんだなと驚かされました。別にエロとか下品な要素で釣ってるでもなくただただキャラクターの一つ一つの所作をひたすら丁寧に描き、非常に綺麗という印象なのにあらゆるフェチが詰め込まれた作画が凄まじかったですね。

正直どんな作品かって言われたらなんもわかっていないんですけど、現状絵だけでも魅せられる作品なので、凄い怪物が生まれたような気がします。

 

A「その着せ替え人形は恋をする」

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これが噂のオタクに優しいギャルかあってことでヒロインの破壊力マシマシで良かったですね。ギャルの作画が凄まじくいいですし、主人公が職人寄りなのもあってストーリーも悪くなさそうに見えるのでかなり期待できそう。

 

B「スローループ」

日常系として有望株なんですけど去年も釣りだとか海系の日常枠があった気がするんですけど気のせいですかね。取り合えずキャラは可愛い感じだったのと、舞台となる釣り要素も上手いバランスでやってくれそうな雰囲気は感じます。

 

B「錆食いビスコ

1話がほぼ世界観を見せることに突出させていて、主人公すらまだ出てきたばっかなんですけど、主人公登場から一気にBGMのギアが入って盛り上がる感じが凄く良かったですね。硬派な雰囲気と独特な世界観でわりと期待してます。

 

B「プリンセスコネクト!Re:Dive 2期」

安心感のあるキャラの可愛さと話の展開ゆったり見れそうなのがいい。

 

B「ありふれた職業で世界最強 2期」

クソアニメ寄りなんですけどなんか見たくなるはっちゃけ感が癖になる作品。

2期からレギュラーのキャラがイキリ散らしていた主人公にツッコミを入れられる貴重なポジションで、1期と比べて全体的な雰囲気が柔らかくなって会話パートが面白くなっていたので意外にも面白かったです。

 

C「怪人開発部の黒井津さん」

1話の掴みが良くギャグ系として面白いんですけど、作品はどうしても失速しそうなイメージでそこそこの評価。

 

C異世界美少女受肉おじさんと」

男が女に転生して何がおもろいねんと思ってましたが、元男というの利用した恋愛頭脳戦を繰り広げていて結構面白かったです。

 

D「失格紋の最強賢者」

全く原作知らない人でもダイジェストで話が進んでいるように感じて悪い意味でテンポが早く、そのため内容がかなり薄い1話でした。

 

D「賢者の弟子を名乗る賢者」

こっちは逆に何がしたいのかわからないシーンばかりでテンポ最悪だったので2話から視聴で良かったかも。

2021年秋アニメ感想記事

古見さんはコミ症ってアニメめっちゃ面白そうだったのにどこも放送して無くて悲しかったんですけどやっぱ時代はネトフリを見れるようにしとかないといけないんですかね。ジョジョの6部も確かネトフリが独占配信だったと思うので

まあそれでも今期のアニメはいい感じのが揃っていて妙に日常コメディ系が多かった気がしますが面白かったです。

 

いつもの評価基準

A:特に面白く具体的にオススメできるポイントがあるもの
B:2期など続編があれば是非視聴したいもの
C:個人的には悪くない
D:なんとも言い難い
S:他と比較することが意味を成さないもの

 

 

S無職転生

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作画やら演出だとか総合力がひたすらに高すぎて逆に語るのがむずい作品ですね。

主人公たちが故郷に帰るために色んな場所を旅するのが2クール目の大筋。旅の途中立ち寄る地域の文化や特色、そもそも通常の人族とは違う種族の人間も多く登場するのですが、その世界観が作り込まれているのがよく伝わってきましたし、そこで出会う様々なキャラクター達にしっかり個性があって冒険を盛り上げてくれていたのが良かったですね。1クール目の序中盤でじっくり世界観を表現していたのが効いてきて、今回の旅の描写がさらに活きていたんじゃないかなと思います。純粋なファンタジーとしての強みを発揮しているのがとても良い。

魔力災害っていう舞台設定が個人的にかなり好きなんですよね。故郷に帰るために主人公達の冒険が始まるのと同時に、行方不明になった家族という物語の軸にできる別の目的ができたり、そもそもあの魔力災害とは一体なんなのか、アニメではまだ描かれ無かった先の展開を期待させるなど、改めてあのターニングポイントから物語が一気に動く感じが本当に上手かったんだなと感じました。

まだまだ問題が山積で物語の途中ですが、魔力災害という緊迫したシチュエーションがあったからこそ、それぞれの再開のシーンがより映えていたんじゃないかと思いますし、あのあたりは全体の節目としてかなり良かったです。一つ安心できる部分があったというか明確に一つの区切りを付ける前向きなシーンでしたからね。

ファンタジーとしてワクワクできる面白さを存分に発揮している作品なので続編に期待したいです。

 

A「大正オトメ御伽話」

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日常よりのラブコメ物で、ヒロインの夕月の魅力が光る作品で面白かったです。

この作品の登場キャラは闇を抱えていることが多く、主人公がいい例で、事故で片腕と母親を失い実家から見放され自暴自棄になっていました。そこから夕月と出会うのですが、この作品は夕月の明るく献身的な性格が大きくその影響で主人公も少しづつ前向きになりながら前進していくのが良かったですね。

何人か最初は悪そうな雰囲気で登場するキャラ居ますけど大体ヒロインに浄化されていきますし、部分的にシリアスなエピソードもありますが、基本的には主人公とヒロインのイチャコラが微笑ましいシーンが多かったと思います。

終盤は逆に主人公がヒロインを助けに行く展開なのも良かったですね。自暴自棄になっていた主人公の成長が見られますし、関東大震災という現実の大正時代にあった出来事を上手く物語に取り込んでいました。

シリアス寄りの展開もありますが基本ほっこりさせられる癒し枠として非常に重宝する作品でした。

 

A「ジャヒ―様はくじけない!」

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これも日常枠なんですが、こっちはストーリー性よりはゴリゴリにギャグテイストに寄せていて良かったです。主人公のジャヒ―様のクソガキ感がたまらん。

1クール目から積み上げていた分個々のキャラが立っていたので、全体的なコメディ感がより面白くなった印象ですし、ストーリーにそんなに力が入っているわけではないんですけどまとまりが良くて綺麗に締めてくれたのもいいですね。何というか今期で一番後味が良かった。

ジャヒ―様のウザ可愛さだったり、ドゥルジのぶっとんだキャラやチンピラの大家など、全部は語れませんが終盤はどのキャラクターも印象に残っていて愛着がありました。先ほどの作品と同じくほっこり力が高いというか満足感も高かったので、日常系としてはわりと理想に近い形になっていたんじゃないかと思います。

 

あとこの作品で再確認したけどざーさんとか日笠さんのキレた演技見るのめっちゃ好きだわ

 

A「見える子ちゃん」

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ヒロインがとてもえっちでよかったです

真面目なこと言うとホラーとお色気とギャグのバランスが絶妙なのが良かったですね。

あんまホラー得意じゃないんですけど、主人公の霊に対して見えないふりをして頑張るひたむきな姿やリアクションで笑わせてくれたので、怖いけどギャグ要素も面白いってラインをキープしていて見やすかったです。

ちゃんとホラー作品としての要素をしっかりと確立しつつ、他の要素を上手く活用してバランス良く補い合っていたので総合力の高い作品だったと思います。

 

A「先輩がうざい後輩の話」

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社会人系の日常ラブコメ。今期はきらら系のような完全な日常特化とは別の日常枠が多くて珍しくシーズンでしたね。

いい意味で動画工房らしさが出ている作品で、特にOPで妙にヌルヌル動くのが良かったですね。サビからの主人公がめっちゃ動くところ好き。

間違いなく面白かったとは思いますが、振り返ってみたら意外と特筆すべき点が無くて困っているんですけど、逆に言えばあんまり考えずぼーと見ても雰囲気で楽しめる点が最大の強みなのかもしれないですね。日常系ってそういうものですし。

 

B「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」

期待していなかったんですけど目的の設定がしっかりしていて面白かったです。

異世界転生ものは取り合えず転生して取ってつけたような悪者を倒すだけの作品が多いイメージなんですけど、今作は「強すぎる力を持ってしまう勇者の暗殺」という転生の段階から目的がはっきりしていてその点が良かったかなと思います。

作画も安定していましたしストーリーに関してはこれからといったところなので評価はそこそこ。丁寧に描いている分、転生後の積み上げの段階の物語で尺を使っていて、勇者暗殺という真の目的のための描写が少なかったのが難しいところですね。ラストバトルあたりは勇者を倒す算段と言うか準備してきものが見られて良かったです。

 

B「白い砂のアクアトープ」

作画がかなり綺麗でそこだけ切り取るとかなり評価は高め。水族館の水や魚たちの描写が丁寧でしたね。

ストーリー自体も2クール目の方がお仕事シリーズ感が出てきて面白かったのですが、ちょっとギアが入るのが遅かったというか、キャラの掘り下げであったりどうも描写不足なんじゃないかなあと感じた部分がありました。

上手く言えないんですけど、副館長あたりのヘイトを稼いキャラなど、視聴者がモヤっとしたところを解決せずなんか気づいたらなあなあで物語が進んでいて、そのあたりがちょっと勿体なかったかなと思います。

 

B「takt op.Destiny」

作画にかなり力を入れていてアクションシーンが凄かったです。

脚本の方が微妙というか、ずっと音楽をテーマにしてはいるんですけど最終的に物語に絡んでこなかったので、取ってつけたような設定になってしまっていたように感じました。これだけ作画いいのにストーリーにまったく惹かれなかったんですよね。

ただ細かい所に目を瞑れば最終話の派手な武器でドンパチより素手の殴り合いの迫力が凄まじくてあのあたりは結構気に入ってます。

 

D「SELECTION PROJECT」

動画工房なんで最後までみたんですけど、作画まあまあで脚本が面白くないというかツッコミ所が多かったですね。

最終話あたりのライブで、まだ到着していない主人公に向けて他のメンバーが、皆待ってるとか早く来てくれみたいな雰囲気で時間を稼ぐんですけど主人公過労で倒れてるですよね。いやこれが精神的なもので塞ぎ込んでるとかだったからわかるんですけど、目が覚めたとして過労で倒れた人間をすぐに働かせようとしてたり脚本無茶苦茶でなんでこうなったかよくわからん感じでしたね。

 

D「進化の実 〜知らないうちに勝ち組人生〜」

ギャグにかなり寄せた異世界転生ものなんですが全てのギャグが妙に古くて作者はいつの世代の方なのかなというのが率直な感想でした。小学校時代のキッズステーションの再放送で観る自分達の世代よりもさらにひと昔前のアニメのような古さというか何というか。クソ過ぎて一周回って見るかってなるタイプの奴。

 

86は放送が延期になっていて鬼滅は途中まで再放送だったので今回は無し

2021年夏アニメ感想記事

今期微妙だったのをかげきしょうじょ!!が全部持って行ってくれました。あの作品がずば抜けて面白かったです。

 

いつもの評価基準

A:特に面白く具体的にオススメできるポイントがあるもの
B:2期など続編があれば是非視聴したいもの
C:個人的には悪くない
D:なんとも言い難い
S:他と比較することが意味を成さないもの

 

S「かげきしょうじょ!!」

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正統派のストーリーが抜群に面白かったです。将来舞台に立つため難関の音楽学校に入学し、厳しい環境に身を置き奮闘する少女達を描いた作品。

個々のエピソードがかなり強く、登場キャラ達の苦悩やそれぞれが前に進む理由が垣間見えるのがとても良かったです。キャラの掘り下げが上手いからこそあらゆるシーンに深みが出ていて、特に終盤のオーディションのようなバチバチに競い合うエピソードなんかはどのキャラクターも背景を知っているから応援したくなっちゃうんですよね。

個々の掘り下げのエピソードどれも面白いんですけど、強いていうなら山田と星野薫の話がかなり好きです。山田の間違った方向の努力をして苦しんでいく姿の描写は生々しくてくるものがあり、お姉ちゃんとのLINEで限界なのを見せる描写も良かったです。そこからのオネエ口調の先生の熱弁のシーンがめちゃくちゃ熱くて、人の描写が丁寧で上手い作品だなと感じました。

そういった個々の掘り下げがしっかりしているため後半の成長していく描写が面白く、まだまだ成長していく過程といったところでアニメは終わってしまっため、ここから先も絶対に面白いんだろうなと気になる作品でもあります。

 

雑なこと言うともう全部良くてここで取り上げていないところも全部面白いので、正統派の面白いアニメを見たかったらかげきしょうじょ!!をオススメしたいですね。

 

A「迷宮ブラックカンパニー」

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まあまま性格がクズな主人公が異世界ブラック企業で成り上がったり調子こいて痛い目を見たりのコメディ作品。序盤はどこかこち亀を思い出させる天丼もののギャグで、なんかいい意味で懐かしい感じの作品でしたね。

主人公は性格がクズといっても芯が通っていてしっかり魅力的なキャラに仕上がっていたのと、主人公に振り回される相棒キャラとの関係が絶妙であの二人の腐れ縁感が凄く好きでした。大筋のストーリーも綺麗にまとまっていて今期のダークホース的なポジションだったかもしれません。

個人的に好きなエピソードとしてブラック企業の洗脳教育合宿みたいなやつで無人島に連れて行かれた回で、自力で洗脳を解く一手を先に打っておいて無人島を爆破して脱出するのがなんか爽快感があって印象的でした。

 

B小林さんちのメイドラゴンS」

ずっと安定してて求められるほっこりするようなエピソードをしっかり持ってきていましたね。作画も妙に動くときは動きますしカンナちゃん回あたりが特に話も作画も良かったと思います。

もう4年も前の作品でしたが以前と変わらず懐かしみながら楽しめたのはいいことですね。

 

Bラブライブ!スーパースター!!」

まだ終わっていないのでなんとも言い難いですけど人数が少ないわりにキャラの掘り下げが若干薄い気がします。中盤から少々ダレてしまっている印象なんですけど、序盤の話と可可のキャラが可愛くてそこそこ評価が高いです。今後に期待。

 

B「ジャヒ―様はくじけない!」

日常コメディ作品で特筆して尖ったポイントも無いですが日常系に求められる可愛さと適度な笑えるポイントを押さえていてこういうのが1クールに1本あると助かります。主人公のジャヒ―様の調子に乗る時と痛い目を見る時の声がとても良いですね。

 

B「転スラ2期 2クール目」

やっと面白くなりました。この世界の強者達が続々と登場して話が動いて行ったのが大きかったんですかね。

今まで盛り上がりそうでそうでもない状態をずっと繰り返してて「この作品ほんとに面白くなるんか?」と疑問でしたが、因縁の敵相手にきっちり決着を着けましたし、無双するところも今までの雑魚狩りと違って積み上げがある分、しっかり主人公たちが強くなっているのを印象付けていて良かったです。

 

B「カノジョも彼女」

登場人物全員アホで会話に勢いがあって良かったです。

色物すぎる作品って途中で失速するかなと思ったんですけどキャラが強めだった分最後までしっかり笑えて面白かったのが高評価でした。

 

C「白い砂のアクアトープ」

作画綺麗なのはめっちゃ良かったんですけどいまいち話にパンチが足りないというか地味な印象がありました。ただ1クール目後半でメインキャラ二人が奮起してそれぞれの道を歩んでいこうとしたところは良かったので次のクールに期待しています。

 

C「月が導く異世界道中」

なんとも言えないですけど終盤の戦闘は面白かったです。話の雰囲気とかは嫌いじゃないので多分続編も見ます。

 

C悪役令嬢2期」 

序盤は悪役令嬢らしいコメデイ展開もありましたがどうも1クール目後半からネタ切れしている感じが出ていて難しいですね。

 

C「ぼくたちのリメイク」

終盤のやり直しが失敗に終わったあたりはお?と思いましたが全体的に主人公に魅力が無くてきつかったかも。作画は奇麗ですし女の子がかわいかったので辛うじて評価ポイントがある感じです。

 

C「探偵はもう、死んでいる。」

1話だけやたら力が入っていたんですけど後半の話が無茶苦茶だった印象。ただヒロインのシエスタだけは可愛かったからこれも辛うじて評価できるラインかなと思います。

人の夢が終わらない5Cハーレム解説記事

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まず、最初に謝罪しなければいけないことがあります。

この5Cハーレムというデッキはほぼ全ての女の子クリーチャーが葉鳴妖精ハキリと相性が良く、ハキリを全力でサポートしハキリにサポートされる。

実はプレイヤーのハーレムではなくハキリの百合ハーレムデッキです。

もしかしたら鼻の下を伸ばしながら5Cハーレムに食い付いた方もいるかと思いますが、解釈の不一致を誘発しやすいデッキ名であったことを謝罪しておきます。

 

あの百合の間に男が入るのは犯罪なので後ろから静かに見守るような、何よりも紳士さを求めれるデッキです。

 

~構築の経緯~

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一応なぜこんなデッキを思いついてしまったのかだけ言い訳させていただきたいのですが、ベラドンナのプロモのイラストがとても好きで、デュエマに登場した女の子クリーチャーが勢揃いしているのが凄くオシャレだと思ったんですよね。

そこからこのカードにふさわしい女の子だらけのデッキが組みたいと奮起し5Cハーレムを作成しました。右下のジェニーがとても可愛い。

 

 

 

今回採用したハキリチャミリア軸には勝つためとカジュアルの2つのコンセプトがあります。

 

確定サーチ+ハキリの展開力により、相手や試合の状況に合わせたクリーチャーをデッキの中から産地直送し、柔軟に対応するプレイスタイルで戦えること。

②チャミリアの女の子を好きに指名できる特性と文明関係なく召喚できるハキリの特性によって、使いたい人が自分の好きな嫁クリーチャーを採用し遊べるように基盤を構築しました。

 

女の子達をムキムキにした挙句スピードアタッカーを付与するファムファタァルの登場でしっかり殴って勝てるデッキが作れると判断したため、カジュアルに楽しむための伸びしろとそれなりに戦えるスペックの確保を重視しました。

 

デッキリスト

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当たり前ですがこの5Cハーレムは全てのデッキが不利対面だと思ってプレイしています。まあコンセプトがコンセプトですからね。

ただ全てが不利と自覚していると勝ち筋を一点に絞ったいいプレイができるもので、今回の赤黒緑ベースの5Cハーレムではハキリが引ければ戦えるデッキとして構築の段階から割り切って特化することにしました。

 

ここから個別紹介に入りますがちょいちょい間に入る(おまけ)の部分は物好き以外は読み飛ばした方がいいです。

 

~個別解説~

 

「葉鳴妖精ハキリ」

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文明の垣根を越えて色んな女の子にアクセスが可能な構築の要。

意外にも女の子クリーチャー達は役者が揃っていてピンポイントで相手に刺せるカードが多く、アイラチャミリアといった手札を整える娘と相性がいいです。

デュエルマスターズというゲームの性質上マナという概念があるため、サーチカードや手札補充で増えた選択肢をそのターン中に使用することが難しく、普通ならタイムラグが生じます。

そのためこのデッキの基本戦術はハキリのアタック時効果を利用し、その時その時のシチュエーションで必要なカードをタイムラグ無しで展開することでペースを握ることを目的としています。

 

(おまけ)

この娘の魅力は何と言ってもその清楚さとギャップを作る足のラインでしょう。艶やかでありながらどこか落ち着きのある和装に身を包み、さらに主張の激しい足のラインを見せつけながらもしっかりとタイツで覆い露出を抑えている点もgoodです。

よく夏場の方が女性の露出が増えるから好きという意見を耳にしますが、私個人としては冬のがっつり着飾ってオシャレしている女の子を見る方が好きなので、なんでもかんでも肌を出せばいいというものでありませんしそういう観点でもハキリのデザインはとても素晴らしいと感じています。えっちポイント100点

 

「魅了妖精チャミリア」

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ハキリの女房役その1。チャミリアは好きな女の子を指名する能力を持っているため使用者の理想のハーレムを盤面に築くことも可能です。

最初に軽く触れていますが、タップトリガー効果→最適なカードをサーチ→ハキリアタック時サーチしたカードを展開。が基本戦術になっています。

 

対面に的確に刺さるカードの把握が使いこなす絶対条件になり、フィニッシャーで手早くゲームを決めるのか、または妨害によって溜めの動きを取るのか、その時その時の状況によってサーチ先が変わるため、1枚見えるだけで動きの柔軟性が跳ね上がるこのデッキのコンセプトそのものかと思います。

 

召喚した次のターンにサーチというのがテンポが悪くデメリットになりますが、その子供可憐につきのスピードアタッカー付与と相性が良く、召喚したターンの即サーチが可能になり課題であった速度面をカバーしてくれます。

 

余談ですけどチャミリアデュマスターズで最初に登場した目隠れ女の子クリーチャーであり、デュエマの歴史の始まりとも言えるカードなんですよね。あのボルメテウスホワイトドラゴンフェアリーライフと同期です。

最初の女の子クリーチャーがその後に登場した女の子クリーチャー達全てをサーチできる能力を持っていたのがなんとなく熱いと感じたので、今回構築の軸に据えられて良かったです。

 

(おまけ)

素足を曝け出しているのが素晴らしくしかもなんとびっくり裸足なんですよね。足の全てが露わに。

よく肌は露出すればいいものじゃないとか言って硬派気取ってる奴がいますが、この触れれば折れてしまいそうなくらいか細く雪のように白い生足を見てまだ取り繕う奴は男じゃないです。えっちポイント3000点

 

~~~~~~~クソみたいなおまけ~~~~~~~~

 

私この記事を書くまでは第六弾で登場したチャミリアが最初の女性型クリーチャ―だと思ってたんですよ。ただ念のため第一弾から第五弾までのカードリストをパラパラーと確認していたところとあることに気付きました。

 

「妖姫シルフィ女の子説」

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誰よその女!?

いやまあこのカード元から知ってはいたんですけど「妖気シルフィ」かと思ったら「妖シルフィ」だったんですよ。何故かってワードが入ってて凄く不穏な感じがしましたが、いや流石にこのビジュアルで女を自称するのは無理があるよな~とか思いつつも念のためその秘密を探るべく、デュエマwikiの奥地へと出向き確認したところ・・・

 

 

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なんでお前が女なんだよ!!??

「ダークロードは弱者を許さない」とか言って味方の女の子を破壊するような、つまり自分より可愛い女の子を全て破壊すれば自分が一番カワイイ理論を振りかざす女が最初の女性型クリーチャーなのはちょっと腑に落ちない所がありますね。

とは言えデュエマの人型クリーチャーは基本目元を隠しており、そこから生み出される幻想感というか人ならざる雰囲気を私はリスペクトしているので、初めての目隠れ女の子クリーチャーというポジションはチャミリアが譲らないので良しとしました。

 

~~~~~~~クソみたいなおまけ終わり~~~~~~~~

 

個別解説の続き

「トレジャー・マップ」

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これだけ呪文なのでレギュレーション的にどうなのか?と思いましたが可愛かったんでOKにしました。可愛さこそ絶対的基準。

ハキリを引かないとゲームにならない可能性が高いので採用しましたが、緑の枚数的にも回収できないことも稀に発生するため、どうしてもハキリチャミリアシノブあたりが欲しい時など役割を絞って使います。

 

「増刀の鎖 シノブ」

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ハキリの女房役その2。ハキリと組み合わせて2-4-6と繋ぐことが役割です。

もうちょっとだけ具体的に言うと、シノブの効果処理後にハキリ効果を解決できるため、アタック前にマナが足りてなくても、ハキリのアタック中にシノブ効果でマナを増やし、増えた状態のマナを参照しハキリの効果を使用可能です。

そのためマナ加速カードをシノブのみで3ターン目に役者の揃っていろ4コス帯、4ターン目にフィニッシャーであるファムファタァルにアクセスできるのが強力。

 

ハキリは展開力の代償に手札の消費量という課題があるため、2-4-6の動きをするためにマナ加速カードに手札を2枚消費すると動きの幅が狭くなり、雑にファムファで突撃するくらいしか狙えなくなってしまいます。

そのため1枚で2ターンにかけてマナ加速を行える点、ターン始めのマナチャージを放棄し手札の枚数を確保する戦術を狙うなど、組み合わせる前提にはなりますがハキリの能力を生かすための様々なサポートをしてくれます。

 

「桜風妖精ステップル」

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ハキリ無しでも2-4に繋いで動けるため、このデッキ唯一の事故った際のケアになります。シノブと同じで盤面に残るマナ加速カードなのでファムファで殴る時の打点としても重要なので採用。

勿論ハキリと組み合わせて使うことが最も多いですが、ステップルシノブなどのマナ加速クリーチャー2枚を組み合わせ、4ターン目にファムファのジャスキルで無理やり勝ち筋を残すなど小回りの効く1枚です。

デッキの性質上色々割り切ってはいますが、メインの動きにも役割を持ちながら最低限のサブプランを作るカードなのは非常に優秀。

 

「悪魔妖精ベラドンナ

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このデッキはコンセプトがバレると絶対採用されていないカードまでバレるので、CSプロモを採用しあたかもガチデッキを使っているような雰囲気を醸し出しハッタリをかますのも大事な戦術です。

マナ加速の9枚目と汎用性の高いジェニーのための黒マナ確保を役割としています。本来はもう少し採用されていましたが多色が厳しいため1枚のみに。

 

「爆煽動 アイラ」

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ハキリの女房役3人目。女房役多くてここまで来るとハキリがたらしみたいになってしまいますね。

ハキリの手札消費の激しさをカバーしチャミリア程では無いにしろ展開する範囲を広げるのが役割。特に速攻対面は早期に可憐を探すことが大事なため、コストの軽さとすぐに効果が起動できる点を評価しています。

速度のアイラ、対応力のチャミリアといったところか。

 

(おまけ)

爆煽動アイラの魅力は要所要所で的確な露出をしていることでしょう。肩出しがえっちです。

もう少しで脇が見えそうで見えませんが、脇は単純な火力が高くデュエルマスターズの対象年齢を引き上げてしまう恐れがあるため肩だけ見せつけるスタイルはアリですね。脇は脇としてそこにあるだけでいいのです。えっちポイント2000点

 

「爆鏡 ヒビキ」

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呪文の比率が高い対面の動きを縛れるピンポイントに刺しに行く1枚。できるなら序盤のマナ加速に制限をかけたい所ですが、チャミリアのサーチだと遅いため今回は2枚に抑えました。絶対に必要な訳ではないので引いた時にいやらしい活躍をしてくれればOK。

 

「その子供、可憐につき」

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この娘だけは妨害にプラスして能動的な強さを兼ね備えた攻守の要となる1枚。色の問題はありますがノヴァ系統相手にまともな勝率を叩き出すためになるべく枠を割きたいです。

能動的な強みとしてファムファを使わない時のサブフィニッシャーとして重宝します。デュエマはループのような派手な動きなんて無くても、5枚の盾を突破しダイレクトアタックを決めれば勝てるゲームです。スピードアタッカーを付与する効果を利用し、中終盤で活躍する4コスト帯の娘達で最低限の相手の動きだけケアしながらジャスキルで勝つプランもガンガン狙います。

 

「解体人形ジェニー」

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戦いの舞台は非公認。CS環境のデッキよりも多様で先が読めない構築が多く、相手の手札を覗き見ればそこにはハーレムが広がっていたなんてことも珍しくは無いでしょう。

CS環境そのままのデッキ構築であればある程度先読み可能かもしれませんが、中には意味の分からない変態構築を使ってくる輩がいるかもしれません。

5Cハーレムの性質上できるだけ先の展開を読めた方が最適なカードをサーチできて強いので、ジェニーのような公開情報を広げる能力は最適なプレイにたどり着くための足りないあと一歩を埋めてくれます。

 

他の娘達がピンポイント寄りな妨害性能のため、ジェニーはどの対面にも一定の仕事をこなせる点を高く評価し4枚採用。毎回相手に合わせた最適な札を用意はできないので中間択を任せられる役回りも大事。

 

(おまけ)

10年ぶりくらいにデュエマに復帰した際に丁度発売されたパックから出てきたジェニーなんですけどイラストが素晴らしいですよね。悪戯っぽさと無邪気さが垣間見える表情とポーズが良いと思います。

ただジェニーというカードは普段のイラストがイラストなので結構好みが分かれるところかなと思うため、一応黒抜きでも構築自体は成立するようになっていますし、逆に上手く性癖を拗らせることができれば、スプラッシュクイーンなどの人外系も人によっては採用できそうなのでまだまだ可能性の幅がありそうです。

 

「呪紋のカルマ インカ」

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クロックホーリーなど、確実にそのターンを凌ぐトリガーのみ採用したデッキに有効。今の環境だとノヴァ系統にクリーチャーのトリガーが多いですね。

フィニッシュにしか使いませんが、このデッキの性質上1枚採用できれば構築の詰め性能を引き上げ十分な仕事をしてくれます。

 

「奇天烈シャッフ」

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デュエマ20周年が起こした奇跡。

シャッフ女体化事件により5Cや天門など受けの硬い構築への突破力を得ました。

同時に展開することは稀なので相手に合わせて選択する形にはなりますが、カルマインカシャッフのコンビによって、クリーチャーと呪文のトリガーのどちらでもある程度のケアができるようになったのが大きいです。

実はハキリは自分のターン中はパワーが低く単純にブロッカーに弱いため、相手のブロッカーを止めて無理矢理ハキリが走る道を整える点などもこの構築と噛み合っています。20周年SPレアによってシャッフが女の子の道を選んでくれた恩恵は凄まじいです。

 

「逆転王女プリン」

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トリガー0だと盾をブレイクされる際に希望が一切無く面白味が薄いので、アンタップ効果によりハキリを2回攻撃させて打点を稼ぐなど能動的な使い方もできるプリンを採用しました。まあせっかくのハーレム構築でプリンが居ないのも寂しいですからね。

受け攻めの両方で機能するのは評価できますが、色がギリギリの構築のためこれ以上枠を割くのが厳しかったです。ジェニーが性癖でない人の黒抜きハーレムだと枚数を確保できるかと思います。

 

「傾国美女 ファムファタァル」

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当たり前ですけどデュエマってカワイイ女の子でキャッキャウフフしてるだけでは試合に勝てないんですよ。ある意味優勝は出来るんですけどね。

今まで記述した通り相手の妨害をしながら横に広げていくデッキなので、並べた打点を一気に強化するこのデッキに相応しいフィニッシャーだと思います。単体で強い切り札より全員で勝ちに行く方がハーレムデッキの切り札っぽくて好きです。

ビビッドローを使うことはほぼありませんが、クロニクルで登場したアリスと相性がいいため水文明を軸にした5Cハーレムも面白そうですね。

 

血の涙を流し不採用にしたカード

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イラストの良さはかなりのものがありますが、ドラグハートが龍解した瞬間可愛くないクリーチャーが出てきてゲームに敗北します。

ウェポンまでなら武器ということで解釈によってはなんとかなるかもしれませんが、ここはプレイヤー次第なところではあります。

 

 

軽めの各対面解説

 

VSノヴァ系 不利

赤白、赤青、シータ漏れなく可憐が引けるかどうかの試合になりがちです。相手の受けは一貫してクリーチャートリガーばかりなので、可憐のSA付与を利用しカルマインカを絡めてジャスキルでもいいので素早く仕留めるのがベスト。必ずしもファムファに拘る必要はないです。

逆にシータノヴァだけは呪文のトリガーが採用されていることがありますが、その分クロックが入っていない構築も多く、ファムファの返しきれない打点形成が生きています。

 

VS天門 不利

可憐のSA付与によるシャッフの5、6同時宣言。その一点に勝機を集中させゲームメイクをしていきます。

天門は5、6の呪文を止めておかないと盾を突破するのが厳しい相手ですが、色の都合上シャッフは一枚しかないためそう都合よく2種の呪文を抑え込むことはできません。

ただ唯一、可憐によってSA付与されたターンだけは出た時とアタックした時で2度効果を起動させることが可能なので、そのゲーム中たった一度しかないチャンスで仕留めることを意識します。

なるべくジェニーやヒビキを手打ちし相手の妨害をしながら打点の形成をしますが、可憐を展開する関係上どうしてもハキリで盾を殴る必要はあります。可憐が無い時は天門のみケアしてファムファの過剰打点で攻めるか、天門は割り切って確率の高いコスト5の呪文だけケアして攻めるなど状況に応じて判断が必要です。

 

VSゼロルピア 不利

あのデッキは意外とバーンメアのような文明が関係ない4キルデッキに弱いためファムファはかなり相性がいいです。

コンボデッキのためジェニーでコンボパーツを引っこ抜くのも悪くないですが、相手も学校男バイアスパトロールポリス(警官)によってこちらの鍵であるハキリに対応できるため、先に動きを通したもん勝ちの勝負になることもあれば細かい妨害の駆け引きが発生する試合もあり得ます。

妨害能力で言えば警官の方が次のターンの動きを牽制された上で警官自体が盤面に残るため、ムゲンクライムの餌としても利用できることから警戒度が高いです。なので相手のマナの色も見ながらではありますが、初動にステップルを優先して次に4マナのクリーチャーを展開する準備をするなど、ハキリでスタートしていいかどうか選択肢があればしっかり考えて立ち回りたい対面ではあります。

もし警官が採用されていないルピアであればとっとと走ってしばき倒せばOKです。

 

VSガガガはノヴァ、5Cは天門とそこまで変らないため割愛。

基本上記3つの対面が基本的な考えになるので、あとは環境なんてものは流動的で当たり前ですからその都度与えられた情報から判断することとなります。

 

この記事がどこまで参考になるかは知りませんが、個人的にはキユリも使ってみたいので次は青緑ベースの5Cハーレムにでも挑戦しますかね。

読んだ方の思い思いの構築が完成することを期待しています。