2024年冬アニメ感想

僕の心のヤバいやつとまほいくが抜けて良かった気がします

いつもの評価基準↓

A:特に面白く具体的にオススメできるポイントがあるもの
B:2期があれば観る
C:個人的には悪くない
D:微妙
S:比較が難しいレベル

 

S「僕の心のヤバいやつ」

ブコメ至上最高傑作じゃないこれ?
ただでさえ1クール目も面白かったのに2クール目開幕からずっと飛ばしまくってて、特に山田が初めて弱みを見せるというか、心境を吐露するシーンが山田のキャラがより深まって良かったです。

前半飛ばしまくってるのに終盤までラブコメとしてもクスッと笑えるギャグのキレも衰えず、主人公もヒロインも変わっていき成長をしていく中で最終話の告白シーンに繋げ最高に盛り上げたまま締めくくったのが凄い作品だと思います。

OPEDも噛み合ってて作品の雰囲気や展開に合っていてアニメならではの良さがしっかり出ていました。特にOPの「僕は...」が映像も曲もなにもかも好き。

 

Sようこそ実力至上主義の教室へ

山内がMVP過ぎる。

クラス内の誰かが退学するか選ぶ試験がシビアでこの作品らしく面白かったです。山内が道化として暴れ回ってくれたおかげでクラス内のギスギス感がとても良かったですし、そこからついに堀北が成長したところを見せてくれたのもやっとヒロインというか裏主人公として頭角を表して来たのが良かったです

山内自体が面白くもあり、山内を使って他のキャラクターの深堀りをしたのがかなり上手い構成でした。

群像劇のようにそれぞれのクラスの動向や思惑も絡まって最後に上手く纏まっていく完成度の高いエピソードだったと思います。

 

S魔法少女に憧れて」

フェチの限界突破みたいな作品

魔法少女ファンなのに悪の女幹部にされてしまい、葛藤しながら本来の性癖を覚醒させていくのが展開が尖りさくってて非常によかったです。

基本めっちゃバカな作品だからゲラゲラ笑いながら見てたんですけど、主人公が自分の美学をしっかり持ってるというか、芯がブレないのでセンシティブシーンにも深みがあった(何言ってんだ?)気がします。

そのおかげで後半のバトル展開というか話も結構面白くて隙の無い作品でした。

イタズラされる魔法少女側のキャラもめちゃくちゃ立っていて、目覚めてしまったアズールのネタ感も何度も笑わせてもらいましたし、サルファのような強キャラがいて魔法少女がただやられる側でなくしっかり抵抗できる強かさもあり、キャラの良さで余計に味がしていました。特に最終話のアズールが色々詰まってて凄く好きです。

 

S「姫さま拷問の時間です」

やたら優しい世界観のギャグ作品。

飯テロ作品と見せかけてネタのバリエーションがやたら豊富、日常コメディ寄りでありながら全く飽きさせずネタを詰め込んでいて、特に魔王様がやたらホワイトで好きなキャラクターでした。不思議な魅力が光る作品です。

 

S「葬送のフリーレン」

前期はクオリティ高いけど自分にはそこそこだったのが一級魔法使い編がかなりハマりました。

結構頭使った戦略性のある戦いが見られたのもそうですし、デンケンという歴戦の魔導士が実力の高さを見せつつ最後は素手の戦いを挑むシーンがまさか過ぎてめっちゃ笑った。でもトップクラスの魔法使いが魔法に頼るだけでなく、時には素手で戦う判断と覚悟を持っているのはベテランとしての矜持を感じて面白くもカッコいいシーンだったなと思います。

2クール目は印象的なセリフやシーンが多くてかなり楽しめました。

 

A「ラグナクリムゾン」

2期から銀器姫が本格的に登場しガラッと印象が変わりました。

銀装兵団を交えたことでまさに総力戦って感じの激しい展開が後半ずっと続き、途中の戦争でアニメが終わるかとなんとなく思っていたら、最終決戦まで全速力で駆け抜けかなり面白くなった印象です。

 

A「魔都傭兵のスレイブ」

バカエロ枠としてまほあこと比較されがちですが、ジャンプ系列らしくバトル展開もしっかり面白くてバランスのいい作品でした。

時を少しだけ止めたり戻したりできる使い手が能力バトルとして面白い戦いが多く、キャラも立ってて印象に残ってますね。

 

A「治癒魔術の間違った使い方」

かなり泥臭くて個人的に好きな作品。

主人公がめっちゃ苦労して頑張って過酷な環境にどんどん適応していくのが成長を感じられて面白かったですし、3話あたりの戦闘で一気に引き込まれました。

良くも悪くもかなり丁寧に話を進めた印象で、中盤からゆっくりテンポではあったのですが、アニメの最後の戦闘でインチキ寄りの能力を持った相手に対し、本来戦闘において余計な主人公達のこだわりが相性良く刺さって攻略する展開はかなり好きでした。

ゆっくり進めた分ここから話が広がって面白くなりそうな雰囲気だったので、続編が見たいですね。

 

A「弱キャラ友崎君」

登場キャラの1人がクラス内で孤立させられる過程とそこからのイジメ描写、そこからのヒロインの逆襲のやり方がかなりエグくて、良い意味でギスギスがリアルだったなと思います。

1期は啓蒙みたいな話であと一歩物足りない感じだったのが、キャラが出揃ってきて人間関係をしっかり面白く描けるよになってきたので、前半のイジメの話も後半の文化祭のエピソードも良かったと思います。

 

A「薬屋の独り言」

今までばら撒いていた謎が回収されて一気に面白くなったのと、羅漢のキャラが曲者で相当賢い厄介な敵キャラかと思ったら意外と人間味溢れるキャラだったのが良かったです。最後の話は結構刺さるものがあったので薬屋は後半の

方が楽しめましたね。

 

A「シャングリラフロンティア」

2クール目の一発目からユニークモンスターとの戦闘で作画もめっちゃ力が入ってました。

ただ面白いんだけどどこまで行っても戦闘にゲーム感が出るというか、死んでもすぐ復活前提の戦いがあんま好きじゃないかなと感じたので最初から復活でから回数を提示してくれたりするとメリハリがあって良かったんじゃないかと思いますが好みの問題なんですかね。

 

B「どさんこギャルはなまらめんこい」

ギャルがかわいい

 

Bダンジョン飯

妹を助けるためにダンジョン内でモンスターから食料を調達するはずが、モンスターを食うこだわりが強くなって主人公がどんどん狂人になっていく様がぶっ飛んでて面白かったです。

 

B「悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません」

主人公がクールそうに見えて結構ぶっ飛んできて、無表情で周りのキャラを振り回していくのが笑える部分が多く面白かったです。

あとは主人公のことが好きな男が圧倒的な力の差があるのにも関わらず堅実に努力して主人公に見合う男になろうと危険を犯してまで頑張っているのが良かったと思います。この手の強過ぎる主人公って周りのキャラが置き物になりがちだから余計に好感が持てた感じがします。

 

B「ぽんのみち」

キャラが可愛い、そしてそれを活かすように麻雀要素を程々に抑えて日常系として割り切ったスタイルは嫌いじゃないです。

 

B「即死チート」

展開が振り切ってて私は結構好きでした。

最終話なんかラスボス候補っぽいキャラが3人いたのに1話で全部片付けて凄え作品だなと。

 

B「おろかな天使は悪魔と踊る」

最初はギャグ要素強めで勢いがありましたし、後半のラブコメとしてもしっかりしていて徐々に面白くなっていった作品だと思います。

 

C「佐々木とぴーちゃん」

異世界ごった煮アニメって感じで色々要素あって悪くはないけどまとまり切らなかったのがちょっと響いた印象。

 

C「俺だけレベルアップな件」

展開がよくわからんけど戦闘シーンの作画は良く、主人公が苦戦するシーンが多かったのは良かったと思います。