秋アニメは総集編が多かったり延期になった作品も多く中々大変なシーズンでしたね。
時間なかったのでささっと書いたのもあって今回はネタバレとかそこまで気にせず書いていると思います。
A:特に面白く具体的にオススメできるポイントがあるもの
B:2期など続編があれば是非視聴したいもの
C:個人的には悪くない
D:なんとも言い難い
S:他と比較することが意味を成さないもの
EX:例外
A「ライフルイズビューティフル」
女子高生達のライフル射撃競技を主軸にした日常系スポコン作品。
日常系のアニメらしく女の子が可愛かったり笑える要素もそれなりで無難に優等生感のある作品だったと思いますが、ビームライフルのスポコン要素も上手く機能していて面白かったです。アニメのEDでまだ見ぬライバル達が大量に出てくる演出がありこれ日常系だよな?と心配になりましたが、大会でライバルたちそれぞれのキャラがしっかり立っていて、且つ日常系らしいネタ感も持っていてあれだけのキャラクターを上手く使いこなしていたのは素晴らしかったです。キャラがいいおかげでマイナー気味でちょっと地味かなと思う競技でも熱いスポ根要素を見せてくれたので日常感とのバランスといい本当に上手く作られているなあといった印象でした。
個々のキャラで言うと主人公のアホの子が可愛いいのと隠れ巨乳のアクセントが噛み合っていました。クソデカ赤リボンもチャームポイント。ライバルキャラだと王者峰澄のキャプテンが単純に強くてカッコいいのと一切ふざけず自慢の腹筋をアピールしてくるのが面白かったです。あとは先生のキャラが1番はっちゃけてて他のキャラが緩い分ガチな百合要素を持っていたりアクセントとして機能していたのが印象的ですね。
総合的にバランスが良くもあり日常系としては別の要素を取り入れている変わり種に近い作品でもあり、気づいたらどんどん面白くなって評価が上がっていった不思議な作品でした。
ラノベ原作のラブコメ作品、序盤が特に面白くそれぞれのキャラクターに思惑や裏があって行動していて単純な恋愛ストーリーというかは推理もののような要素があったのが独創的で良かったですね。
ちょっとパロネタがくどいところもありましたが、ことあるごとに野球の決勝戦の日に何かが起こっていたのが回想で明らかになるやつは笑いました。詳しい内容はかなりネタバレになりそうなので控えますが、1つ目と2つ目のエピソードが面白く特に1つ目のエピソードは2話ラストの修羅場感が半端じゃなく待ちきれないくらい次の話を楽しみにしていましたね。オチも予想していなかった展開になって完成度が高かったです。2つ目のエピソードは1つ目でやらかしたキャラが挽回するところがあったのも良かったです。後半は話数が足りなくてOVAになったのは残念ですが、この作品の核心の部分がそこまでやらないとわからないらしいので気になるところです。失速はしましたが面白いところピンポイントで良かったのと個人的にコスモス会長のキャラが好きだったのでかなり楽しめました。ああいう普段クールだけどポンコツ感増し増しのキャラ超好き。
B「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」
アリシゼーション編の3クール目、主人公がほぼ寝たきりの状態で4クール目突入したのでぽっと出のキャラにスポットを当てることが多かったりちょっと入り込みづらい展開だったかもしれませんね。ただ後半の嫁大集合のシーンは結構好きです。SAOは原作で面白いところが微妙だったり無茶苦茶だなあと思ってたところがアニメだと勢いで面白くしたりといった傾向があると思っているので、ここからの展開はさらにとんでも展開の色が強い気がしますが勢いで押し切ると急激に面白くなりそうな雰囲気な気もするのでどっちに転ぶか期待したいですね。
B「旗揚げ!けものみち」
ケモナーのプロレスラー主人公が異世界に飛ばされて魔物と戯れるお話。このすばの作者らしくアクの強い作風で笑い所の多い作品でした。主人公が敵であるはずの魔物を倒さず捕獲してペットショップを開こうとするなどなんというか独特な話の持っていきかたでしたが、現役のプロレスラーで強さに説得力があったのは異世界系では珍しいいいポイントだと思います。ちょっと出オチ感あって後半は多少失速しましたがプロレス技のシーンが全体的にこだわっていて終盤のプロレス大会の展開もなんだかんだ熱かったです。異世界転生ものの中でも割と異質な作品だった印象
B「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」
Fateシリーズなだけあって戦闘シーンの作画が凄く良かったです。ただ意外とそれ以外の感想が持ちづらいというかゲームで何章かあるストーリーの内の後半のお話らしいのでやっぱどうしても初見だと置いてかれている感覚がちょいちょいあったかなと思います。余談ですが前期アニメのロードエルメロイに出ていたキャラクターが回想で死亡シーンだけ見せられた時は流石になんで???となりました。お前大切な人を失ったがこれからも強く生きていくポジションじゃないのかと・・・まあ色々ありますが2クールある作品なので後半の戦いや物語に期待しています。
B「放課後さいころ倶楽部」
ボドゲを題材にした女子高生の日常を描いた作品。僕が数年前からボドゲにはまっているのもあって個人的には期待していました。ただ実際にアニメでボドゲの内容や面白さを伝えるのは難しいのかなと見てて思ったのと、それもあってかキャラ同士の掛け合いなどに比重を置いていた作品かなといった感じですがアニメ自体は作画も安定していましたし何よりキャラデザの可愛らしさも上手く出ていたのでボドゲを軸にしたアニメとた日常ドラマとしては悪くなかったと思います。とは言っても自分も大好きなゴキブリポーカーなどシンプルに奥深いゲームなんかは見てても面白さが伝わってきたのでやはりゴキポは偉大なんだなと。
C「ぼくたちは勉強ができない」
1期よりもキャラクターたちに踏み込んでいった内容になっているので前よりも面白かったです。文化祭の先生のくだりは全般的にお気に入りなのですが、特に無表情で踊りを披露するシーンはシュールですが先生らしくもあり良かったと思います。
C 本好きの下剋上
異世界転生ものにしては変わった設定だったのですが良くも悪くも優等生って感じでなんというか童話を見せられているような感覚だったので個人的には合わなかった作品かなといったところ。
D「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」
色々ツッコミどころのあった今期大量にある異世界ものの1つ。7人も高校生が異世界に飛ばされてキャラ持て余してるような感じもありましたがラノベらしい展開でニコニコのコメントありで見るとそこそこ楽しめました。あの侍の女の子がミサイル抱えて突っ込むシーンとか中々ぶっ飛んでてもうこいつだけ居ればいいだろ感もありましたが笑わせてくれたのでなんやかんや一番印象に残ったシーンですね。あと女の子キャラがえっちだったのは〇
D「アズールレーン」
ところどころ力を入れて作られているのわかるんんですが、最初説明ばかりでなんだこの作品と思っていたのに加え11、12話が延期になり散々な感じで終わったのが残念でしたね。
S「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」
今期のダークホース枠、いつもの俺つえー系の作品かと思いきやギャグとストーリーの両面で楽しめました。
1話の掴みが完璧で、ギャグに振り切った構成にしていて実際に爆笑しながら見ていたのをよく覚えています。ありきたりな異世界の旅が始まると思いきや主人公はそもそも異世界に行こうとせずトレーニング漬けでタイトル通りの一環したキャラクターなのが良かったです。あと主人公だけでなく敵サイドも慎重で異世界に来たばかりの主人公たちにいきなり四天王を差し向けるなど全力で潰しに来ているのも敵がしっかりしていて個人的に敵がちゃんと強い作品の評価は高いですね。
ただやっぱり設定頼りのギャグ調の作品だと正直出オチになるかなと思っていましたが、前期の女子高生の無駄遣いもそうでしたがツッコミのいい作品はあまりダレずに笑いをキープできるような印象がありますね。この作品を語る上で外すことができないのが女神リスタルテの存在で、このキャラクターがめちゃくちゃ濃くギャグとツッコミ両方の要であり声優さんのツッコミのキレが素晴らしくて驚きました。前期の女子高生でヲタと共演していましたがツッコミのコツでも教えてもらったのでしょうか?まあなんにせとツッコミのいい作品は安定して笑えて面白いです。
そしてラスト2話で伏線も回収していき主人公が慎重な理由もしっかり考えられていて、それまでは癖のある感じだったのが王道のストーリー展開でも面白く振れ幅というか反動が凄まじかったですね。変化球を投げ続けていたからこそ最後の王道直球のストレートはやはり効きますね。ちょっと終盤駆け足だった雰囲気も否めませんが奇麗にまとめられていて独特さと王道のバランスが絶妙な作品だったと思います。
今期は不作と言われながらもちょいちょいいい作品が出てて僕は結構楽しめたと思います。ポケモンで忙しくなっていますがレイドや育成はアニメ見ながらできるというかむしろなんか見てないときついので、来期もそれなりにアニメを見ていこうと思いますね