2018年秋アニメ感想記事

別にランキングってわけでもないので先に言いますが今期は個人的にゾンビ、アニマエール、青ブタ、やが君の4トップでした。前評判が高い作品も多く充実したシーズンでしたが特にこの4つが下馬評を覆して面白く感じましたね。

それではいつもの評価基準を置いておきます。

 

A:特に面白く、具体的に他の人にオススメできるポイントがあるもの

B:続編があれば是非視聴したいもの

C:面白いことは面白いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:微妙

S:他と比較することが意味を成さないもの  

 

内容には深く触れないようにようにしますが、 それでもネタバレは多少あるかもしれません。多分気にならないくらいだとは思います。

 

Aソードアート・オンライン アリシゼーション」

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(若干ネタバレありで喋るかもしれません)正直に言いますがAの中では微妙です。じゃあなんで開幕そんなのから始めたのかと言うと、私は原作ファンなんですが期待より大分良かったんですよね。というのもアリシゼーションのエピソードはとても長く序盤は説明も結構な量があってダレる確率が高いのがわかっていたのですが、説明を程々に纏めつつストーリーを展開していってたのでよく捌ききったなあという感想でした。そして何よりも作画にめちゃめちゃ力が入っていて、2クール目からかなり面白くなるのでそこをこの気合いの入った作画で見れそうなので次はかなり期待しています。

全く内容に触れていないのでちょっとだけ触れるとロニエとティーゼが襲われる問題のシーン。あそこは重くなりすぎないようギャグに寄せていたのは上手いなあと思いました。そのせいで貴族がずっとレロレロしているだけで手を出さなかったりルパンダイブでベットに飛び込んだりと結構変なことをしていてシュールで笑ってしまいました。ただ一個だけ言わせてもらうと襲われている2人がレロレロされてるせいでずっと叫んでいましたが、原作だとロニエとティーゼは自分たちのミスでユージオ達に迷惑を掛けまいと罰を我慢して受け入れようと覚悟を決めていました。がしかし寸前で恐怖が勝り泣き叫んじゃってユージオ覚醒の流れだったのですが、そこの2人のギリギリまで頑張った覚悟と結局助けを呼んじゃう可愛さを味わえなかったところだけ残念でしたかね。まあそこはギャグに寄せて軽くするには必要だったので仕方ないです。ともあれ2クール目の面白い部分の不安が一切無くなったので楽しみにしていたいですね。

 

 

A「SSSS.GRIDMAN」

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特撮を原作にしたアニメでウルトラマンとかに近い系統の作品。

主人公が正義のヒーローに変身して怪獣と戦うという懐かしの王道展開であり、特にアクションシーンなどは迫力があるのは勿論のこと特撮の良さを思い出させるこだわりの作画で、グリッドマンが着地するシーンの振動と土埃の舞い上がり方なんかは印象に残っていますね。最終的に敵役のヒロインを救うというストーリーも少しひねりを効かせてあり良かったのですが、最後の方は賛否が別れる結果となってしまいました。しかしラストバトルの戦闘シーンがとてもかっこよかったので個人的には昔ながらの王道とアクションを楽しめるいい作品だったという感想です。

 

A「アニマエール」

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今期のきらら日常枠で多分私の今期楽しんだトップ4の一角。

主人公がチアリーディングに憧れ仲間を集め成長していく物語。チアの内容はそんなガチガチのテクニックを魅せるわけでなく、どちらかと言うと初心者の主人公が一歩一歩成長していく姿をゆるく見守って作品でした。ぶっちゃけ凄い作画のシーンがあったわけでもストーリーに佳境があって盛り上がったとかは無いのですが、メンバーと絡むシーンや地道にチアの道を進んでいく姿など見ていてとても癒され抜群の安定感だったと思います。これは日常系アニメなら多かれ少なかれその要素を持っているのですが、今までの日常枠の中でもアニマエールは日常感や安定感といった良さがズバ抜けて高いように感じました。やってることに対して面白く感じる度合いが以上に高く、正直自分もなんでこんなに面白く感じるのかいまいち掴み切れないところがありました。

今期のアニメは主役を張れる作品が多かった印象なので、その裏で地味ながらも安定した癒しを提供してくれていたのはいい味を出していて良かったと感じました。キャラの掛け合いで程よく笑わせ、大事な場面ではしっかりチアの描写も怠らず主人公達が頑張っている姿を上手く魅せてくれたので1クールに1つは欲しい貴重な日常系アニメだったと思います。

 

Aゴブリンスレイヤー

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ゴブリンを狩り続ける主人公を描いたダークファンタジー

最初ゴブリンは一発ネタかなという予想でしたが、ゴブリンの残虐さをや恐ろしさを毎度描きつつそれと戦い続けるゴブリンスレイヤーの職人のような仕事っぷりがしっかり描写されていました。主人公がひたすらゴブリンを狩ることに執着していてキャラが徹底してブレなかったのが好印象でしたね。意外と登場する女の子キャラが大体可愛いく、さらに男キャラも含めていい個性をしていたのもポイントが高かったです。そういう時に主人公に魅力が無いと周りのキャラまで薄っぺらくなることがあるのですが、この作品はキッチリ主人公を作り上げていたので周りのキャラの個性も引き立っていたと思います。周りのキャラに触れて芯の部分は変わらずにゴブリンスレイヤーがいい意味で変化していったように見えまだまだこの作品が気になるので、今後続編があるのなら期待したいですね。

 

 Cとある魔術の禁書目録3期」 

大人気作の3期。原作を見ていなくても尺がきついんなんだろうなあというのが感じられ、元々内容が複雑なのもあり最低限の理解だけで話を進めて行ったかなという印象でした。一方通行の空中戦など見所もあったのでそれなりには楽しめました。あと五和がかわいい

 

 CRELEASE THE SPYCE

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女子高生×スパイアクションの作品。

キャラデザは可愛かったのですが途中まではなんとも言えない感じの普通で程々の作品でした。しかし後半で落差のある展開が用意されていたり、最終話付近は弟子組が奮闘して活躍する熱い展開もあり、話もまとまっていたので結構楽しめたと思います。

 

 C転生したらスライムだった件」 

異世界転生もののファンタジー作品。作画が安定していて所々面白いエピソードもあったのですが、ちょっと進みが遅すぎてOPの映像に出てくるキャラの大半が誰だこいつらのまま長かったのでちょっと期待していたのとは違ったかなと思いました。1クールかけてやっと味方のキャラクターは揃い始めたので、2クール目はOPにあった戦闘シーンなどこれから盛り上がっていくのかなと予想されるのでここから期待したいですね。

 

Sゾンビランドサガ」

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ゾンビとして蘇った少女達がアイドルとして活動し佐賀を救うお話

設定やあらすじからしてかなりぶっ飛んでいて、野生のラッパーにラップバトルを仕掛けられるシーンなど最初はギャグものとしてのキレが素晴らしかったのが印象的でした。終始笑える要素をきっちり盛り込み視聴者を引き込みやすかったのですが、途中からはキャラクター達が生きていた時代の設定を上手く活かしつつ個々のエピソード展開し、アイドル物の作品としても非常に面白かったです。自分が生きてきた時代のアイドルと今のアイドル像とのギャップに悩んだり、生前に付き合いのあった人との絡みなど、この作品の設定でしか描けないオリジナリティのある武器になっていたと思います。特にリリィのメイン回が個人的には一番好きで、ギャグでシリアスを緩和しつつ重たい話ではありましたが最終的にキャラクター達が前を向いて踏み出し始めたのが伝わってくるいいエピソードでした。

最終話も盛り上がりつつ綺麗に纏まっていて高評価だったのですが、まだ掘り下げられていないキャラもいるので続編を期待したいですね。

 

S青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」

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思春期特有の不安定な精神状態によって引き起こされる不思議な問題と向き合うお話

こういった事件が起こって解決する系の作品は特に作者の力量が問われると思うのですが、この作品は精神に重点を置いてそれを解決するためのキャラクター達の心情の変化や問題を解決するために主人公達が考えて行動する描写がかなり丁寧に作りこまれていて引きつけられました。あんま内容を語ると全部ネタバレになりそうな作品なので詳しく内容は語れませんが、特に主人公とメインヒロインのキャラが立っていてしっかりしており、起こす行動に説得力があったなあと思います。お話自体はキリのいいところまでいきませんでしたが、短い尺ながらもエピソードは丁寧に作りこまれていたので劇場版もできることなら見に行きたいですね。

 

 Sやがて君になる

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誰のことも好きになれない主人公と自分自身が嫌いな先輩との恋愛模様を描いた百合作品

 正直百合作品ってちょっと敬遠するジャンルだったのですが、この作品は純粋に恋愛ものの作品として心動かされることが多くありました。自分自身が嫌いで自分のことを好きになるような人は好きになれないかなり厄介な属性を持った先輩ですが、誰のことも特別に思えない主人公に好意を持ち(嫌いな自分を好きにならないため)、女の子との恋愛を楽しんでいく姿は最初のクールな印象からのギャップがとても良く非常可愛らしいシーンが多かったです。だからこそ時折見せる闇の深い部分が出ると主人公との恋愛はどうなるのか、気になる部分も多かったのですがこちらの作品もキリのいいところまではアニメでは進みませんでした。もし主人公がヒロインの先輩を好きになってしまった時先輩はどうなるのか、アニメの段階でもそれぞれのキャラの心情の変化が見られ非常に気になるところで終わりましたが、しかし一度引き込まれると先が気になって仕方ない作品なので原作が欲しくなるクオリティだったと思います。

ちなみにこの作品はOPとEDもとても好きで、OPは美しくも切ない雰囲気を高め、EDは明るく軽快でありながら少し不穏な雰囲気を醸し出していて作品に非常にマッチしていました。

 

 

今期は特に面白かった4つの作品の感想が難しかったのであんまり上手く言えてるかわかりませんが、自分では表現ができないほど内容が面白かったと思うので結構豊作シーズンだったと思います。