2019年夏アニメ序盤

 

大体の作品の2、3話まで見たので超ざっくりと印象書いてきます

 

「女子高生の無駄づかい」

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現段階でギャグがかなりキレててテンポもいいし面白い。キャラの個性が強くまだまだ本格的な出番を控えてるキャラが多いから今後も期待できる。OPがわりと癖になる感じで好き。多分A評価くらい行きそう。

 

「荒ぶる季節の乙女どもよ」

作品の内容は中々ぶっとんでいるけど、思春期特有の性への葛藤はわかるっちゃわかるから見てて気恥ずかしいこともあるけど個人的には面白い。あとOPがめっちゃ綺麗でかっこいいし今期で一番好きかも。夕日の中で5人が凛々しく歩いてるシーンが好きだけど画像が見つからなくて残念。

 

 「ダンベル何キロ持てる?」

これもギャグがキレててOP、EDからして全力でふざけにきている。コミケの話はめっちゃ笑った。キャラも結構可愛いし個人的に先生のキャラが今のところ一番好き。前期アニメでも先生が一番とか言ってたな。

 

「彼方のアストラ」

今期は明確な目標のある作品が少なかったからこういう生き残りを賭けたシリアス方面で面白そうな作品があると嬉しい。この作者が昔ジャンプで連載していたスケットダンスが好きだったけど、シリアス展開と所々入るスケットダンスを彷彿とさせるギャグが微妙に噛み合っていない気がする。でも短くまとめて綺麗に完結した作品と評判なので伏線回収とかかなり期待している。

 

「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」

なんか超久々に見た気がするコッテコテのハーレム系学園コメディ。でもこういう系のアニメは定期的に見たくなるし個人的にはわりと好き。ドM巨乳の先輩とかドSロリ系後輩とかまあ好きでたまらん。キモオタが加速する。

 

「魔王様、リトライ!」

今期やたらある異世界枠その1、取りあえず海馬社長の声でギャグやらせとけば面白いみたいなところがある。主人公のキャラに不快感が無いし他のキャラもそこそこ良くて全体的に無難だから悪くは無い感じはする。

 

「ありふれた職業で世界最強」

異世界枠その2、早速主人公がイキり始める。ピンチの状況で「俺の腕を食っている!!」とかなんとか言ってめっちゃ実況し始めるところは笑った。異世界チートとかと比べて無個性よりかトゲトゲしてる方が味が出てていいなとは思った。1期見逃したか?って唐突な1話だったけどまあこれから。

 

異世界チート魔術師

異世界枠その3、今のところあんま個性が無い。1話はヒロインがいい子でついでにエギル枠(ハゲのいい奴)がいたのが良かった。ただ2話でもう若干見たい要素が無くなってきたので切るかも。

 

メガガルーラ

異世界枠その4、本当の名前が長いからこれにした。とにかくかやのんをママと崇めたいだけのアニメに見える。

 

「ソウナンですか?」

15分枠だけど設定が独特だからか話の展開自体はそこそこ面白い

 

「手品先輩」

今のところ先輩がエロいだけ。他のキャラが一切出てないからそこで面白くならなかったら切ると思う。

 

「ダンジョンに出会いを求めるの間違っているだろうかⅡ」

前の話を全然覚えてなかったけど悪くないけどそこまでいい点も無いって感じだったのは覚えてる。でも作画は安定してるし取り敢えず見てもいいかなと言った感じ。

 

「とある科学のアクセラレータ」

禁書3期があれだったからあんま期待してないけど作画は割と綺麗で頑張ってたからこれも取り敢えず見よう枠。

 

 

今期はそんな突出して面白いのはあんま無いけどそこそこの作品はいっぱいある印象。まあ前期からの続投で鬼滅が面白いからそんなに悪くないはず。ロードエルメロイと高木さんはまだ見てないけど一応見たいとは思う。

 

 

2019年春アニメ感想記事

ネタバレもガンガン喋るであろう作品は先に「ネタバレあり」って書いときます

今期アニメではありませんが青ブタの劇場版を見に行ったのでその感想からスタートです

ちなみに青ブタはネタバレを気にした結果書くことが少なくなって変なこと書いていますが気にしないでください

 

A:特に面白く具体的にオススメできるポイントがあるもの

B:2期など続編があれば是非視聴したいもの

C:面白いことは面白いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:なんとも言い難い

S:他と比較することが意味を成さないもの  

EX:例外

 

 EX青春ブタ野郎は夢見る少女の夢を見ない」

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心臓飛び出るかと思ったり本当に泣きそうになるくらい心を揺さぶられました。

覚悟の準備をしておいてください

涙を流すかもしれません

鼻水も問答無用で垂れてきます!

ハンカチの準備もしておいて下さい!!

青ブタはとても面白い映画です楽しみにしておいてくださいいいですね!!

まあ冗談はこれくらいにしておいて、内容が全方位ネタバレ地雷なのであまり詳しいことは書けませんがアニメを見て面白かった人は絶対に見るべきです。元々アニメの範囲だと全て解決して終わりって感じでは無かったのですが、劇場版を見てこれは映画を見ないとアニメの青ブタという作品は完結しないんだなぁという印象でした。県外の映画館でしか上映していなかったのですが私は無理矢理にでも見に行って良かったなと思います。

1番最初にも言いましたが冗談抜きで心が揺さぶられるシーンが多く面白かったとです。

A:「盾の勇者の成り上がり

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「ネタバレあり」

前期からの継続枠なんで大まかなあらすじは省きますが、2クール目は波との戦いよりも歪んだ国の内情や人間同士の争いがメインでした。個人的な盾の勇者の面白いポイントとして、世界観の設定や謎が判明し話が広がっていく感じがとても好きで、例えば単純に波という災害が国内で発生してそれと戦うだけかと思いきや、実は世界中に波の発生を知らせる龍刻の砂時計が存在していてそのことを勇者達は知らされていなかったり、別の世界の勇者の存在が判明したりと、どういうことなのか波に関する謎を推測しながら見るのはワクワクして楽しかったです。

ぶっちゃけアニメではざっくりとだけ説明したり話の進み的に謎のままで終わった部分も多いので、チラッと漫画版を部分的に見てきました。アニメの最後の方で初めて別の砂時計を発見し波の対処にあたるエピソードでは、主人公が世界中に散らばる砂時計の謎について、「ここに砂時計があるとはどういうことなのか」「まだ波には知らない特性があるのではないか」と色々推測をしつつ作戦を考えて話し合うシーンが見られ、やっぱりアニメだと尺的に説明不足があって原作や漫画を見た方がそのあたりの設定をより深く楽しめるのかなといった印象でした。

途中他の勇者がアホすぎて展開が無理矢理だったり雑だった点はありましたが、アニメの最後の戦いは初期の方にもあった仲間との連携の戦闘シーンがとてもかっこよく、クライマックスも2クール目のお話を綺麗にまとめ締めくくってくれたので満足の出来栄えでした。

余談ですがこの作品はヒロインであるラフタリアのキャラが凄く魅力的なのも好きなポイントでした。

 

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はい可愛い~

まあ単純に可愛いだけじゃなくてトラウマを乗り越えて成長し強くなっていったのもこのキャラの魅力で、クールキャラって程ではないですがわりと普段落ち着ていている印象が強いです。

 

 

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からのこの水着姿ですよ!!!!!

パレオのデザインがめちゃくちゃいいのは勿論のこと基本真面目な性格らしくそこまで露出の多い水着ではないのですが絶妙に隠している分やたらえっちに感じますし水着という勝負所で髪型をポニーテールに変えているのもグッドでした。主人公をかなり慕っているキャラなのでこの日の為におめかしを頑張ったんだろうなというのが伝わってくるのもポイントが高いです。恐らく個人的今まで見てきたアニメの中で暫定No1の水着姿と言ってもいいでしょう。

他の仲間も可愛いキャラが多かったのですがラフタリアが強すぎましたね。

 ただ好きなキャラばかりなので最後に画像貼っときます

フィーロ

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 メルティ

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Bワンパンマン

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人気バトル漫画の2期だったのですが、作画は普通の作品に比べれば力が入ってはいるもののどうしても1期と比べると迫力が落ちているなと感じてしまいました。尺の都合か妙にテンポが速くて気になった部分もあり、原作の完成度が高すぎるというのもあってアニメより原作を見た方が面白いというのが正直な感想です。ただCGの部分の迫力はアニメならではのいい味を出していて原作を見ていなければそれなりに楽しめるクオリティになっていたかとは思います。

 

B「超可動ガール1/6」

 アニメやゲームの世界のフィギュアが動き出し主人公とドタバタコメディを繰り広げる作品。主人公もヒロイン達のキャラクターも良くて15分枠としてはかなり面白かったです。キャラが可愛らしいのが最大の魅力ではありますが、作品の世界からフィギュアとして飛び出したキャラクター達が自分の世界が作品の中のことだと知って葛藤があったり、メインのストーリーもわりとしっかりしていた印象でした。畳み掛ける展開が多くて毎回話の引きが良くてただのギャグコメディだけの枠に収まらずよく15分で話を展開できたなといった印象でした。

 

C「僕たちは勉強ができない」 

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先生が可愛い

 

C「世話焼きキツネの仙狐さん」

癒し特化の日常系アニメ。特筆する点はあまりないという印象ですが、母性の強い可愛らしいキャラによる癒しという点を一貫して描いていたので、やりたいことをやりきる作品は印象が良かったです。自分の好みに合うかかどうかわかりやすいのもいいと思います。

 

C「なんでここに先生が!?」

ギャグエロ枠。15分アニメなので恋愛の描写は程々でしたが、作者の考えるえっちなトラブルのパターンが独特で、どうしてそんな訳のわからんシチュエーションを思いつくんだと思わせるバリエーションが豊富でひたすら作者の発想に関心して笑ってました。

 

C異世界カルテット」

人気作のキャラを集めてワイワイコメディをやろうとした作品。元々ギャグ色の強い作品がこのすばだけだったので特に目立っていました。それぞれの作品が好きな人は普段と変わったシチュエーションのキャラクター達が見られるのでいいかもしれませんね。

 

D「賢者の孫」

これまでのテンプレラノベ枠やなろう枠とも一味違ったよくわからない作品でした。ただ特別ネタになるような面白いシーンがあるかと言わらればそうでもなく、1番盛り上がったのがEDでよくわからんVtuberの踊りの映像を流したところだったのもなんとも言えない感じがしますね。ただ作画は要所要所で妙に気合が入っていたりわりと安定もしていました。それと「また俺何かやっちゃいましたか?」という台詞の汎用性は結構気に入ってます。

S「ひとりぼっちの〇〇生活」

 

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「ネタバレあり」

友達のいない主人公「一里ぼっち」が中学に入学しクラス全員と友達になることを目指す日常系アニメ。単純に日常系としてクオリティが高く、コメディ展開や日常系らしいまったりした雰囲気を持ちつつ、主人公が友達を作り仲良くなっていこうと頑張る姿がとても可愛らしく魅力的に描かれていたのが印象的でした(後で参考画像貼っておきます)。そしてこの作品の特筆すべき点として日常系でありながら1つ1つのエピソードがしっかり見応えのあるものにまとまっていて綺麗に締めくくられているのが素晴らしいです。個人的に1番好きなエピソードは、ソトカちゃん(画像の左上)が出会った当初ぼっちに弟子入りして友達とはちょっとずれた関係であったのが、話が進んでいくうちに自分も他の皆と同じようにぼっちと「友達」という関係になりたいと思い、悩みながら1歩踏み出すお話がとても印象的で、まわりの仲間(なことアル)も相談に乗ってサポートしてあげながら、2人が勇気を出してお互いに歩み寄っていったのがとても良かったです。

ただ友達とわいわいするところも面白いのですがそれだけでなくて、今回例に挙げたところ以外のお話でも、友達になる過程が丁寧に描かれているので日常系としての面白さとストーリーの仕上がりの両方を楽しむことができました。目標にはまだまだ遠いところで終わりましたが、本気でクラス全員を登場させて友達になろうとしているようなので今後の展開もとても気になるなと思いました。

↓ おどおどびくびくしているしていることが多いぼっち

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↓よくわからん顔芸も多いぼっち

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 S鬼滅の刃

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鬼と戦う鬼殺隊と妹を救い守るために戦う主人公を描いた兄弟のストーリー

この作品は自分が元々原作ファンで他とは目線が変わっているかもしれませんが、個人的には作画の力が半端では無く文句無しのクオリティだと思います。

元々シリアスでダークな一面のある作品なので躍動感のある演出やこんなに力を入れて大丈夫なのかってくらいの迫力満載の戦闘シーンがより作品の雰囲気を盛り上げてくれていました。ちなみに特にお気に入りのシーンは善逸の放った霹靂一閃の演出で、スピード感に溢れていて思わず声をあげてしまうほどのインパクトがありました。原作が一気に伸びてきたエピソードから2クール目が始まるのでそれぞれの戦いの描写に注目したいですね。

 

いやー今期は盾の勇者とぼっちのロスがきついですが鬼滅の刃がさらに面白くなって残ってくれるのそこを楽しみに他の新アニメにも期待していきたいですね。

2019年冬アニメ感想記事

 

今期アニメは結構な数を視聴してていい作品も多く非常に充実したシーズンでした

 

A:特に面白く具体的にオススメできるポイントがあるもの

B:2期など続編があれば是非視聴したいもの

C:面白いことは面白いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:なんとも言い難い

測定不能:私ではどう表していいか難しい作品が1つ

S:他と比較することが意味を成さないもの  

EX:例外

A「五等分の花嫁」

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大人気漫画が原作のラブコメです。前から原作が話題になってて私も小耳に挟む機会が多くとても楽しみにしていました。五つ子の姉妹がヒロインの本作品ですがわりと最初の方からそれぞれのキャラが立っていて、誰が1番好きなキャラクターか聞かれると困るくらいには全員可愛く魅力的に仕上がっていたと思います。ヒロインの魅力に特化したシンプルな強みが売りだと思いますが、主人公のキャラもしっかりしていて鬱陶しいと思うことがほとんどなくヒロインの良さを上手く引き出してくれていたのもいい点でした。

ちょいちょい作画が怪しいとは言われていましたが、そこまでアニメ有識者で無かったり原作を見ていない人なら特に気にならない程度だと個人的には感じました。作画どうこう言われるのは逆に原作の絵が素晴らしいからこそ気になる人が多かったのかなという感じがしますし、私も原作が気になってアニメの部分まで見返してみてとても面白かったのでこれはアニメから原作に入っていくにはいい作品だと思いました。

ちなみに1番可愛いキャラを選ぶのは難しいですが、1番主人公と幸せになってほしいと思ったのは四葉です。

 

A「上野さんは不器用」

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一話完結のギャグ漫画が原作でラブコメ要素の強い本作品。私にドストライクな作風でギャグシーンもめちゃくちゃ笑いましたしヒロインである上野さんの可愛さも引き立っていて素晴らしいアニメでした。

主人公兼ヒロインの上野さんは天才発明家という設定で毎話色々な発明品を作るのですが、わりとドン引きするような性癖を持っているようで意中の相手である田中にろ過した自分の尿を飲ませようとするなど斜め上のアプローチを仕掛けるキャラでした。最初はなんだこれとは思いましたが、上野さんは結構シャイな性格なようでそれも一種の照れ隠しのようなものなのかなと途中から気づきましたし、好きな人の前で素直になれずちょっと行き過ぎた行動をとるのも微笑ましいと感じました。田中は田中でちょっとサイコパス気味の行動をとるやばいキャラですが、不意に上野さんをドキッとさせる行動をとるので普段オラオラしている上野さんが恥ずかしがって赤面するのがとても可愛くて良かったです。荒々しい演技が目立つ上野さんだからこそ赤面した時の破壊力は抜群でしたね。

後輩の山下が煮え切らない上野さんをサポートするシーンから上野さんのシャイな一面が見られるのも好きでした。こういった恋愛要素のある作品は第三者のキャラによって結構面白さが左右されるんだなと今期の上野さんとかぐや様を見て感じました。そういう意味では山下は何を考えているかわからないシュールなギャグ担当でありながら上野さんの恋愛を応援し地道にサポートしてくれるいいキャラクターでしたね。

 後の作品でも同じこと言ってますが恋する乙女補正はほんとにキャラを魅力的にしてくれるとよくわかる作品でした。

A「ケムリクサ」

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様々な効果を持つケムリクサを使い残り少ない水を求めて旅をする終末系のSF作品。

私が個人的に終末系の世界観が苦手というのもあって序盤の世界観の説明をしながらお話が進んで行くところは面白くなりそうではあるが今後に期待かなぐらいの感想でした。ところが中盤に話が動き始めてからは徐々に明らかになっていく要素やそれによってさらに謎が深まっていくことなど、気づけばこの作品の世界にどんどん引き込まれていく不思議な魅力がありました。要所要所で伏線を上手く盛り込んだおかげで終盤で一気に展開を畳み掛けてきたところや謎が明らかになった瞬間はそれまでのお話で積み上げた分とても盛り上がっていきました。正直自分1人で見ても把握しきれない密度だったのですが振り返り放送などがあったおかげでより理解を深めながら楽しめたというのもあったと思います。

あまり展開を知らないほうが絶対に面白い作品なので詳しい内容は書けませんが中盤の世界観に引き込む力、終盤の怒涛の展開、そしてクライマックスの締めくくりなど話の全てのレベルが高い非常に衝撃を受けた作品でした。

 

EX「荒野のコトブキ飛行隊」

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西部劇のような世界観で戦闘機を駆使する用心棒集団「コトブキ飛行隊」の活躍を描いた作品。

実はこれも最初の印象は微妙で、ちょっとキャラの愛嬌が薄いように感じて序盤の段階ではあまり引き込まれませんでした。ただ1話の段階で飛行戦へのこだわりと効果音の凝り具合は戦闘機に詳しくない自分にもよく伝わってきてたので後々化ける可能性に期待して視聴していました。その後は印象的な敵キャラをきっちり出してきたことや展開も良かったのでそれなりに楽しめていました。

しかし最終話でクオリティが跳ね上がり自分のこの作品に対する評価が一変しました。最終話は高層ビル群の並び立つ市街戦を舞台に戦闘機が柱をギリギリで避けながら敵と戦うシーンやビル群の隙間を縫うように滑空し駆け抜けていくシーンの臨場感や迫力がとても強く印象に残りました。自分が見たところ背景のビル群のほとんどがCGできっちり作り込まれ、最終決戦にふさわしいだけのフィールドを用意しようと力を入れたのがよく伝わってきました。最終話の大半の時間を市街戦につぎ込み市街地のフィールドに力を入れたおかげで、主要メンバーが起こす各所の戦闘の一つ一つが記憶に焼き付いています。その中で1つあげるならやはり主人公とラスボスの戦闘で、建設途中の巨大な構造物の周りを飛びつつクレーンなどの障害物を避けて追いかけ合うシーンは両者の主観視点の運転を交互に見せることでより迫力を増して魅せていたと思います。

全体の評価だと自分の好みもあってAくらいかなと思いますが、最後の戦闘だけでもここでしか見ることができないオリジナリティの強さを感じたので評価の難しさからEXになりました。最終話だけでも興味があれば見てほしいと思うくらいクオリティですので、機会があれば最初だけみて切らずに是非視聴してほしい作品でした。 

 

Aデート・ア・ライブ

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災害を巻き起こす謎の生命体「精霊」をデートしてデレさせて攻略する物語。

今回で3期になるのですがぶっちゃけ2期があんまり面白くなくてしかも大分前だったので期待していませんでした。しかし元々のキャラの良さを今期はしっかり活かしていて、序盤のコメディ要素強めのストーリーはキャラの魅力を引き立たせる上で作品に合っているなあと感じました。後半は後半でタイムリープものっぽいシリアス展開でしたが話が良くまとまっていてコメディ展開もシリアス展開も全体的によく楽しめました。

作画が怪しいところも結構ありましたが新しい精霊のデザインも良くできていましたし、全話が終了しても後々の展開が気になるままだったので結構いい作品に仕上がっていたと思います。個人的にOPがめちゃくちゃ気に入っていて気分を盛り上げてくれたのも大きかったかもしれませんね。デアラは毎回OPの出来が良いのですが今期のはさらに自分好みでした。

B「私に天使が舞い降りた」 

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女子大生と女子小学生達が織りなす百合寄りの日常系アニメ。キャラの可愛さ特化の作品で全体的に安定したいい作品だったと思います。ストーカーキャラの松本を投入したのも個人的にはストーリーのちょっとしたアクセントになっていて笑えることが多く良かったです。前期のうざメイドでも似たようなキャラがいたんですがなんかこっちの方が自然にヤバさが振り切ってて受け入れやすかったのはなんででしょうね。不思議です。

途中まで周りほどははまっていなかったのですが何だかんだきっちりとした笑いどころを作りつつ本当に丁寧にキャラを可愛く描かれていたので評価が高くなった作品でした。

Cソードアートオンライン

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 作画良いところはいいんですが正直原作の方が細かいところが気にならず勢いで読めたかも

 C「えんどろ~!」 

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今期2つ目の日常枠、魔王とか勇者の概念がありますがもうほんとほのぼのとしたことしかやりません。いい意味でも悪い意味でもずっと安定していて一切悪いところが無く日常枠としてひたすらゆっくりアニメを見るのに適したアニメだと思います。ただその代わりずば抜けてここが面白いってところを挙げるのも難しい印象のアニメで、キャラは可愛らしいので合う人は合うかなって感じです。

 

Cガーリー・エアフォース」 

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戦闘機に乗り正体不明の謎の飛翔体と戦う少年少女の物語

いい意味でラノベらしくキャラも可愛いらしさがあり設定もさっぱりしてて見やすかったと思います。同じく飛行戦をメインにしたコトブキ飛行隊はめちゃくちゃ凝ってはいましたがちょっとコアで入りづらいところがあった分こっちはこっちで気軽に楽しめるのはいい点だったと思います。

 

D「とある魔術の禁書目録

 ちょっとあちこちで話が進んで理解するのが難しかった印象なのでここら辺は原作を見た方がいいのかもしれません

 

D「エガオノダイカ

戦争をする二つの国それぞれのヒロインの視点から描かれるロボット物の作品。二人の主役がいたのですが上手く噛み合わず惜しい作品でした。あまりむやみにキャラを退場させても薄くなるだけだったのはちょっと残念でした。

 

測定不能けものフレンズ2」

これ単体で記事書けるレベルで色々思うところがあったのでちょっとここで語るのが難しいですね。また機会があれば

 

D「ぱすてるメモリーズ」

終わってみればいい意味でクソアニメだったような気がします。色んな物語の世界に入り作品世界を荒らす敵と戦うストーリーなのですがその物語の世界がどっかでみたことあるものばかりのパロディアニメでした。

やってることが無茶苦茶で2話でごちうさの世界としか思えない街並みが描かれていたのですがあまりにも似すぎていたために2話だけが配信停止になるというのが1番のギャグだったと思います。後半なんかはミスター味っ子の世界に美味しんぼのキャラにしか見えないキャラが登場したり、聖闘士星矢の世界と男塾の世界をごちゃまぜにした世界を登場させるなどやりたい放題で笑うしかなかったですね。最終話の回想シーンも今までのパロったキャラ達が思い返されたのですが2話が配信停止になったせいでごちうさの世界だけ省かれていたのもニコニコのコメントで総ツッコミされていて印象的でした。クソアニメだとは思いましたがニコニコで見るとコメントがツッコみの機能を果たしてくれていたのでなんだかんだ楽しめたアニメだと思います。

 

Sモブサイコ100Ⅱ」 

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 超能力を持つ少年のドラマありバトルありのコメディ作品

人気アニメの2期で前回も最高の評価でしたが今回も勝るとも劣らない完成度だったと思います。まずこの作品は強力な超能力持つ主人公の圧倒的な強さを楽しむ系の作品でありながら超能力以外は駄目な主人公が努力し人として成長していく物語でもあります。超能力があるからこそ葛藤するシーンや1期から成長した主人公の姿を見られたのは心に刺さる場面も多く、中盤での師匠と主人公の関係がほんの少しだけ変化したエピソードも人間ドラマとして完成度が高かったと思います。ちょっとネタバレになりますが、10話は基本コメディの部分にしか登場しなかった部活の仲間がバトル系のエピソードに突入しているにも関わらず登場しました。そこで判明したひたむきに頑張る主人公の姿を見て勇気を貰っていたという事実が凄く印象的で、身体を鍛えているだけの人間達が超能力者相手に主人公を守ろうと頑張っていたのが少年漫画のような王道の熱いシーンでとても好きでした。

モブサイコと言えばバトルシーンの迫力にも定評があり、劇場版かと思うような力の入った作画の回がいくつかあったのも凄かったです。個人的に1番驚かされた回は11話で、各地でバトルが繰り広げられられながらその全ての戦闘シーンの作画に力が入っていて今まで見てきたアニメの最も密度が濃く長く感じた30分でした。島崎という敵キャラの無双シーンからの一連の流れはとても勢いがあり、特に敵が瞬間移動の能力を駆使しそれを瞬間移動する側の主観視点で描かれた戦闘シーンなど視点に重点を置いた作画も挑戦的でとても面白かったです。

今まで見てきたアニメの中でも屈指の総合力のあるアニメで色んな人に進めやすいいい作品だと思います。

 

 

S「かぐや様は告白らせたいf:id:ryuoosbame:20190414033951j:plain

生徒会長の白金と副会長の四宮かぐや、2人の天才と呼ばれる主人公がお互いを告白させるために恋愛頭脳戦を繰り広げるラブ(ギャグ)コメディ作品。

これは抜群に面白かったです。両者が相手に告白させようと頭はいいけどアホな心理戦を繰り広げる様に何度も笑わされました。キャラクターはいたって真面目なことが多くて、シリアスな空気感を醸し出しながらわりとしょうもないことを全力で行うのが面白く絶妙なバランスで成り立っているなと感じました。話を動かす役の藤原書記がシリアスな雰囲気をぶち壊してふざけることが多く良いアクセントになっていて良かったです。会計の石上はやらかしやぶっちゃけた発言で個人的に高評価でしたし、かぐやに仕える早坂は煮え切らないかぐやの背中をちょっと強引に押したりもしますが、かぐやの良き理解者であり他のキャラでは果たせない役割を持ったいいキャラクターでした。メインキャラクター達はみんな個性があってそれぞれ魅力的に仕上がっていたのはこの作品の強力な武器だったと思います。

この作品はギャグの色が濃い目ですがかぐや様の時折見せる可愛らしい姿も好印象でした。途中までは藤原書記のアホ可愛さが印象的でしたが、かぐや様はほんとに白金会長のことが好きなんだなと思わせるシーン、そこで見せる表情がとても魅力的だなと感じました。好きな人のために行動するキャラクターの魅力は素晴らしいですね。白金はかぐや様が好きになるのがよくわかる芯の通った性格で人の良さや自分の理念従い行動する様はとてもかっこよかったです。かぐやの可愛いらしさも白金のかっこよさも両方よく伝わってくるからこそこ2人を応援したくなりますしラブコメとしてとても楽しむことができました。

最終話の白金は特にいいところを見せてくれたので今後この2人の恋愛の行く末が余計に気になったのでこれからの展開も期待していきたいですね。

 

S盾の勇者の成り上がり

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次元の裂け目からモンスターが大量に湧き出す「波」から世界を守るために異世界に召喚された主人公の物語。

自分の好みにぶっ刺さった作品でした。槍、剣、弓、盾を扱う4人の勇者が召喚され、主人公は盾を使う勇者として異世界に飛ばされましたが、盾は一部の者に悪い印象を持たれており、国によって陥れられ犯罪者に仕立て上げられてしまいました。どん底の生活からスタートし勇者でありながら仲間の一人もおらず誰も信じられなくなっていた主人公でしたが、奴隷の亜人ラフタリアと出会い徐々に心境が変化していきました。最初は奴隷と主人の関係でしたが、心身ともに弱っていたラフタリアに対し人間不信に陥っていても彼の元々の性格からか不器用ながらに優しく接し徐々に仲間となっていきました。

最初の波での戦闘では守りは堅いが攻撃のできない主人公とそれをカバーするラフタリアによる連携の戦闘は2人が支え合って戦っているのがよくわかる素晴らしいシーンでした。ただ戦闘がかっこいいだけでなくこの2人が信頼し合っているのが何となく伝わってくる、それまでの人間不信になっていた主人公から成長が感じられる話でもありました。街を守ったことによって人々から評価を上げていく主人公のカタルシスもとても良かったですね。個人的に主人公を支えるラフタリアのキャラがとても気に入って、歴代でも屈指の嫁力を発揮していたヒロインだったと思います。まだまだやさぐれたところのある主人公ですがいい仲間に恵まれ始めたので2クール目からの展開も期待したいなと思います。

 

 

今期アニメは今まで1番見ている本数が多くとても豊作でした。アニメのOPはモブサイコの独特でありながらどこかオシャレな感じの曲やデートアライブの徐々に盛り上がりサビで畳みかける感じがかなり好きでしたね。EDはかぐやさまの曲がしっとりしてていい締めくくりになっていたと思います。

2018年秋アニメ感想記事

別にランキングってわけでもないので先に言いますが今期は個人的にゾンビ、アニマエール、青ブタ、やが君の4トップでした。前評判が高い作品も多く充実したシーズンでしたが特にこの4つが下馬評を覆して面白く感じましたね。

それではいつもの評価基準を置いておきます。

 

A:特に面白く、具体的に他の人にオススメできるポイントがあるもの

B:続編があれば是非視聴したいもの

C:面白いことは面白いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:微妙

S:他と比較することが意味を成さないもの  

 

内容には深く触れないようにようにしますが、 それでもネタバレは多少あるかもしれません。多分気にならないくらいだとは思います。

 

Sゾンビランドサガ」

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ゾンビとして蘇った少女達がアイドルとして活動し佐賀を救うお話

設定やあらすじからしてかなりぶっ飛んでいて、野生のラッパーにラップバトルを仕掛けられるシーンなど最初はギャグものとしてのキレが素晴らしかったのが印象的でした。終始笑える要素をきっちり盛り込み視聴者を引き込みやすかったのですが、途中からはキャラクター達が生きていた時代の設定を上手く活かしつつ個々のエピソード展開し、アイドル物の作品としても非常に面白かったです。

自分が生きてきた時代のアイドルと今のアイドル像とのギャップに悩んだり、生前に付き合いのあった人との絡みなど、この作品の設定でしか描けないオリジナリティのある武器になっていたと思います。特にリリィのメイン回が個人的には一番好きで、ギャグでシリアスを緩和しつつ重たい話ではありましたが最終的にキャラクター達が前を向いて踏み出し始めたのが伝わってくるいいエピソードでした。

最終話も盛り上がりつつ綺麗に纏まっていて高評価だったのですが、まだ掘り下げられていないキャラもいるので続編を期待したいですね。

 

A「アニマエール」

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今期のきらら日常枠で多分私の今期楽しんだトップ4の一角。

主人公がチアリーディングに憧れ仲間を集め成長していく物語。チアの内容はそんなガチガチのテクニックを魅せるわけでなく、どちらかと言うと初心者の主人公が一歩一歩成長していく姿をゆるく見守って作品でした。ぶっちゃけ凄い作画のシーンがあったわけでもストーリーに佳境があって盛り上がったとかは無いのですが、メンバーと絡むシーンや地道にチアの道を進んでいく姿など見ていてとても癒され抜群の安定感だったと思います。これは日常系アニメなら多かれ少なかれその要素を持っているのですが、今までの日常枠の中でもアニマエールは日常感や安定感といった良さがズバ抜けて高いように感じました。やってることに対して面白く感じる度合いが以上に高く、正直自分もなんでこんなに面白く感じるのかいまいち掴み切れないところがありました。

今期のアニメは主役を張れる作品が多かった印象なので、その裏で地味ながらも安定した癒しを提供してくれていたのはいい味を出していて良かったと感じました。キャラの掛け合いで程よく笑わせ、大事な場面ではしっかりチアの描写も怠らず主人公達が頑張っている姿を上手く魅せてくれたので1クールに1つは欲しい貴重な日常系アニメだったと思います。

 

Aソードアート・オンライン アリシゼーション」

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(若干ネタバレありで喋るかもしれません)正直に言いますがAの中では微妙です。じゃあなんで開幕そんなのから始めたのかと言うと、私は原作ファンなんですが期待より大分良かったんですよね。というのもアリシゼーションのエピソードはとても長く序盤は説明も結構な量があってダレる確率が高いのがわかっていたのですが、説明を程々に纏めつつストーリーを展開していってたのでよく捌ききったなあという感想でした。そして何よりも作画にめちゃめちゃ力が入っていて、2クール目からかなり面白くなるのでそこをこの気合いの入った作画で見れそうなので次はかなり期待しています。

全く内容に触れていないのでちょっとだけ触れるとロニエとティーゼが襲われる問題のシーン。あそこは重くなりすぎないようギャグに寄せていたのは上手いなあと思いました。そのせいで貴族がずっとレロレロしているだけで手を出さなかったりルパンダイブでベットに飛び込んだりと結構変なことをしていてシュールで笑ってしまいました。ただ一個だけ言わせてもらうと襲われている2人がレロレロされてるせいでずっと叫んでいましたが、原作だとロニエとティーゼは自分たちのミスでユージオ達に迷惑を掛けまいと罰を我慢して受け入れようと覚悟を決めていました。がしかし寸前で恐怖が勝り泣き叫んじゃってユージオ覚醒の流れだったのですが、そこの2人のギリギリまで頑張った覚悟と結局助けを呼んじゃう可愛さを味わえなかったところだけ残念でしたかね。まあそこはギャグに寄せて軽くするには必要だったので仕方ないです。ともあれ2クール目の面白い部分の不安が一切無くなったので楽しみにしていたいですね。

 

A「SSSS.GRIDMAN」

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特撮を原作にしたアニメでウルトラマンとかに近い系統の作品。

主人公が正義のヒーローに変身して怪獣と戦うという懐かしの王道展開であり、特にアクションシーンなどは迫力があるのは勿論のこと特撮の良さを思い出させるこだわりの作画で、グリッドマンが着地するシーンの振動と土埃の舞い上がり方なんかは印象に残っていますね。最終的に敵役のヒロインを救うというストーリーも少しひねりを効かせてあり良かったのですが、最後の方は賛否が別れる結果となってしまいました。しかしラストバトルの戦闘シーンがとてもかっこよかったので個人的には昔ながらの王道とアクションを楽しめるいい作品だったという感想です。

 

 

 

Aゴブリンスレイヤー

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ゴブリンを狩り続ける主人公を描いたダークファンタジー

最初ゴブリンは一発ネタかなという予想でしたが、ゴブリンの残虐さをや恐ろしさを毎度描きつつそれと戦い続けるゴブリンスレイヤーの職人のような仕事っぷりがしっかり描写されていました。主人公がひたすらゴブリンを狩ることに執着していてキャラが徹底してブレなかったのが好印象でしたね。意外と登場する女の子キャラが大体可愛いく、さらに男キャラも含めていい個性をしていたのもポイントが高かったです。そういう時に主人公に魅力が無いと周りのキャラまで薄っぺらくなることがあるのですが、この作品はキッチリ主人公を作り上げていたので周りのキャラの個性も引き立っていたと思います。周りのキャラに触れて芯の部分は変わらずにゴブリンスレイヤーがいい意味で変化していったように見えまだまだこの作品が気になるので、今後続編があるのなら期待したいですね。

 

 Cとある魔術の禁書目録3期」 

大人気作の3期。原作を見ていなくても尺がきついんなんだろうなあというのが感じられ、元々内容が複雑なのもあり最低限の理解だけで話を進めて行ったかなという印象でした。一方通行の空中戦など見所もあったのでそれなりには楽しめました。あと五和がかわいい

 

 CRELEASE THE SPYCE

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女子高生×スパイアクションの作品。

キャラデザは可愛かったのですが途中まではなんとも言えない感じの普通で程々の作品でした。しかし後半で落差のある展開が用意されていたり、最終話付近は弟子組が奮闘して活躍する熱い展開もあり、話もまとまっていたので結構楽しめたと思います。

 

 C転生したらスライムだった件」 

異世界転生もののファンタジー作品。作画が安定していて所々面白いエピソードもあったのですが、ちょっと進みが遅すぎてOPの映像に出てくるキャラの大半が誰だこいつらのまま長かったのでちょっと期待していたのとは違ったかなと思いました。1クールかけてやっと味方のキャラクターは揃い始めたので、2クール目はOPにあった戦闘シーンなどこれから盛り上がっていくのかなと予想されるのでここから期待したいですね。

 

 

 

S青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」

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思春期特有の不安定な精神状態によって引き起こされる不思議な問題と向き合うお話

こういった事件が起こって解決する系の作品は特に作者の力量が問われると思うのですが、この作品は精神に重点を置いてそれを解決するためのキャラクター達の心情の変化や問題を解決するために主人公達が考えて行動する描写がかなり丁寧に作りこまれていて引きつけられました。あんま内容を語ると全部ネタバレになりそうな作品なので詳しく内容は語れませんが、特に主人公とメインヒロインのキャラが立っていてしっかりしており、起こす行動に説得力があったなあと思います。お話自体はキリのいいところまでいきませんでしたが、短い尺ながらもエピソードは丁寧に作りこまれていたので劇場版もできることなら見に行きたいですね。

 

 Sやがて君になる

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誰のことも好きになれない主人公と自分自身が嫌いな先輩との恋愛模様を描いた百合作品

 正直百合作品ってちょっと敬遠するジャンルだったのですが、この作品は純粋に恋愛ものの作品として心動かされることが多くありました。自分自身が嫌いで自分のことを好きになるような人は好きになれないかなり厄介な属性を持った先輩ですが、誰のことも特別に思えない主人公に好意を持ち(嫌いな自分を好きにならないため)、女の子との恋愛を楽しんでいく姿は最初のクールな印象からのギャップがとても良く非常可愛らしいシーンが多かったです。だからこそ時折見せる闇の深い部分が出ると主人公との恋愛はどうなるのか、気になる部分も多かったのですがこちらの作品もキリのいいところまではアニメでは進みませんでした。もし主人公がヒロインの先輩を好きになってしまった時先輩はどうなるのか、アニメの段階でもそれぞれのキャラの心情の変化が見られ非常に気になるところで終わりましたが、しかし一度引き込まれると先が気になって仕方ない作品なので原作が欲しくなるクオリティだったと思います。

ちなみにこの作品はOPとEDもとても好きで、OPは美しくも切ない雰囲気を高め、EDは明るく軽快でありながら少し不穏な雰囲気を醸し出していて作品に非常にマッチしていました。

 

 

今期は特に面白かった4つの作品の感想が難しかったのであんまり上手く言えてるかわかりませんが、自分では表現ができないほど内容が面白かったと思うので結構豊作シーズンだったと思います。

 

2018年アニメの好きなキャラクターを語る記事

今年のアニメは中々に豊作で無性に好きなキャラについてオタク語りをしたくなったのでさくっとではありますが冬アニメから順番に振り返っていきます

 

 ゆるキャン△犬山あおい 

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常にゆるい雰囲気を身に纏った女の子。あとおっぱいがでかい。

関西弁で唐突に嘘かほんとかわからないジョークを挟んだりと飄々とした掴み所の無いゆるふわ感が癖になる癒しキャラなんですが、主人公がサークルに入ってきた初対面のシーンや、まだサークルに加入していないヒロイン枠の子とのやりとりのシーンなど、人との距離感の取り方非常にうまいなと思うようなシーンがいくつかあり、この子の細やかな気配りや優しさが垣間見えとても好きになったキャラでした。あとおっぱいがとても魅力的

 

宇宙よりも遠い場所小淵沢 報瀬

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 ポンコツ

南極に行くという目的のために自力で100万円を集めるなどぶっとんだ行動力を持ち、周りに変人に思われながらも突き進んで行く真っ直ぐさがとても清々しいキャラクターでした。その真っ直ぐさゆえに気が強くかなりアクのある性格ではありましたが、友達のために必死で集めた100万円を投げ打とうとしたりと仲間思いの一面を見せてくれた場面や、演説で南極への意気込みを語る場面など熱いシーンが多かったのも印象的でした。

 

「りゅうおうのおしごと」 雛鶴あい

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 献身的なロリは最強

 

 

「りゅうおうのおしごと」夜叉神天衣

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生意気なロリは最高

 

 

こみっくがーるず色川琉姫(るっきー)f:id:ryuoosbame:20181230225929j:plain

主人公と同級生ではあるが漫画家としての先輩で18禁の漫画を執筆しているキャラ

先輩キャラというだけあって、主人公の頭を撫でて可愛がったり勉強を見てあげたりと面倒見のいいお姉さんという立場で特に主人公との絡みは癒されるものがありました。

最初は望んでいなかったのに恥ずかしいながもアダルトな漫画を描いている絶妙なむっつりスケベ感と恥じらいのバランスが良く、元々の大人っぽい印象といいギャップを生んでいるのも魅力でした。貧乳でありながら担当に「爆乳♡姫子」というペンネームをつけられ恥ずかしがっているところも可愛らしく、メインキャラの中ではお姉さんポジションなのに意外とポンコツ要素もあり、↓の画像みたいにあたふたしてる印象も多いのが好きでしたね。

 

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はい可愛い

 そう眼鏡キャラってそこまで好きじゃないんですけどたまに眼鏡をかけて似合うキャラクターはいいですよね。こう眼鏡をかけることにより落ち着いた雰囲気に補正をかけ、何よりも外した時の可愛さの爆発力を引き上げるアイテムとしての効果が期待され、そういう観点ではるっきーは眼鏡を完璧に使いこなしていたと思います。

あと胸が慎まやかでスレンダーなクールお姉さんは非常にポイントが高く、巨乳っていうのはそれ単体で強力な属性ですが、貧乳っていうのは組み合わせた属性の魅力を引き出してくれる優秀な属性だと実感しましたね。やはり時代は巨乳ではなく貧乳か・・・

まあまとめると大人っぽくありながら恥ずかしがり屋でお姉さん気質でありながらポンコツさも兼ね備える絶妙なバランスでした。確かメイン回が4話とかだったはずで、そこでるっきーの葛藤や一歩踏み出した姿が見られる素晴らしいエピソードがあり、そこで一気に引き込まれて好きになったキャラクターでした。

 

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライト大場なな

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じゅんななをすこれ

 

 

ゴブリンスレイヤーゴブリンスレイヤー

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ラノベアニメ見てて主人公の魅力って大事だなとよく思うのですが、ゴブスレは主人公がひたすらゴブリンを狩ることに執着してて一貫したキャラクターを保っていたのが好印象でしたね。アニメの最後では大切なものを守るために他の冒険者に頼み込むシーンなどこのキャラの不器用さが上手く出てて、やっぱり自分はちょっと泥臭かったり不器用な方がキャラに愛着が湧くんだなと実感しましたね。

 

ゾンビランドサガ」ゆうぎり姐さんf:id:ryuoosbame:20181231205719j:plain

フランシュシュの意識がある中で最年長キャラで、常に落ちついて他のメンバーを1歩引いて見ているイメージのキャラ。メイン回が無かったのは残念でしたが所々でメンバーをさりげなくサポートしたり年上としての余裕が垣間見れるのと、ストーリー終盤での理不尽ビンタで笑いを提供しつつ熱い一面も見せてくれ、個人的にはいい姐さんキャラを確立していたと思うので2期を期待したいですね。

 

今期アニメだと麻衣先輩とか他にも好きなキャラはいたんですが途中だったりしたんで今期のまとめ記事に一緒に書けばいいなと思い今回は載せませんでした。気分が乗ったら今年の面白かったアニメをまとめた記事を書くかもしれませんね。

わりといつも以上に好き勝手書きまくったような記事だったと思いますが最後までみてくれてありがとうございました~

 

 

夏アニメ感想記事

 

This is 天堂真矢

 

はい、いつもの評価基準置いときますね

A:特に面白く、具体的に他の人にオススメできるポイントがあるもの

B:続編があれば是非視聴したいもの

C:面白さはBに近いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:微妙

S:他と比較することが意味を成さないもの  

 ネタバレは多少気を付けているので多分気にならないくらいだと思います。

 

A少女☆歌劇 レヴュースタァライト

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初っ端から説明が難しい作品ですが簡単に言うとミュージカルとバトルを融合させたようなアニメです。少女同士がトップを目指し、歌って舞いながら戦うという舞台設定からしてかなり変わっていることもあり、正直細かい設定や場面ごとに、ん?となる理解が追い付かない状況がちょくちょくありました。しかし細かいことはいいんだと言わんばかりに演出面や作画で魅せて力技でねじ伏せる面白さで独特の世界観を作り、戦闘シーンに迫力があるのは勿論のこと舞台特有の優雅さも魅力的で、トップを目指す少女達の熱さなど、変わり種でありつつ王道の面白さも展開できる素晴らしい作品でした。個人的にストーリー面では7、8話あたりが話に意外性があって急激に評価を上げました。そのあたりはBGMも素晴らしく作品の面白い展開をさらに加速させてくれていたと思います。わりとぶっ飛んでる作品なので人を選ぶかもしれませんがオリジナリティのある一度は見て体感してほしい作品でした。

ちなみ好きなキャラクターは天堂真矢様と大場ななです

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A「プラネット・ウィズ」

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テンポが異常に良い超王道の一応ロボット?物の作品。そのテンポの良さからストーリーがあまりにもさくさく進むので、途中で「最終話かな?」と思わせるような盛り上がりる話が2、3回あったのも印象的でした。王道とは書きましたが序盤のストーリーはわりとひねりが効いていて先の展開が読めないのもポイントが高く、それでいてストーリーにちゃんとテーマがあり、自分自身との戦い、許す、といったことを最終話まで貫いていて話のまとまりもかなりの完成度でした。ちなみに今期の中でOPとEDが一番好きな今作であり、ストーリーに合った熱く盛り上がる曲だったので作品にいい影響を及ぼしていたと思います。正統派ストーリーと要所要所の盛り上がりが素晴らしい幅広くオススメできるアニメでした。

 

Aあそびあそばせ

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遊び人研究会、通称あそ研を舞台にした3人の女子中学生の日常を描いたギャグ作品

見た目の可愛らしさや華やかさをフェイクに顔芸や現実離れしたえげつないギャグを連発するいい意味で裏切られたアニメでした。この作品もギャグのテンポが非常によく次から次へとネタをぶちまけてきて、声を出して笑ってしまう場面も何度か存在するほど楽しめました。 個人的には背中合わせで相手を場外に押し出す遊びで華子が地獄に引き吊り込まれるように場外に運ばれていったシーンが何故か印象的でしたね。顔芸とかありますが普通にキャラ自体は可愛いので見やすさと笑いを両立したいい作品だったと思います。

 

A異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」 

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1クールに一つは欲しくなるテンプレラノベ枠。しかし今作はその中でもかなり面白かったです。個人的にかなり重要なポイントなのですが、今作は主人公のキャラが絶妙で、圧倒的強さの爽快感がありながらわりと人間臭いというか、強い系主人公にちょいちょい現れる不快感が全く無かったので、主人公に好感が持てるかどうかで作品全体の雰囲気が変わるものだなと感じました。。この作品は特に作画が綺麗でキャラクターの可愛さが今期でも1、2を争うレベルだと思っていて、特にメインヒロイン2人のキャラも良く 作画も妙にこだわりを持って描かれていました(特に乳揺れ)。自分は巨乳と貧乳が好きなので役割が上手く刺さっていたのも良かったです。

ストーリー本編はわりとあっさり締めくくられたのでもうちょっと見たかった気がしますね。こういったテンプレラノベ系ではかなり見やすいので気軽に見て楽しめるいいポジションのアニメでした。

 

Aちおちゃんの通学路

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主人公が学校に登校する際に様々なハプニングに見舞われるギャグアニメ作品。

今期のダークホース枠の一角で、1話の段階ではほどほどでしたが2話のキャラのクズっぷりやもろもろの行動がめちゃくちゃ笑えて個人的には予想外の収穫でした。同じギャグ枠としてあそびあそばせも狂っていたのですがこちらのキャラクターも別の狂い方をしていてツボに入ることが多かったです。話によってキャラクターの狂い方のキレが変わってくるので好不調の波が激しく、正直意味の分からなさで笑いをとるタイプなのでかなり人を選ぶギャグアニメでしたが合う人にはがっつり合う尖った作品でした。

 

Bはるかなレシーブ

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ビーチバレーを題材にしたスポ根のきらら枠というちょっと珍しい作品

普通にきららの日常系のようなゆるさを持ちながらちゃんとビーチバレーも描写されていたのでバランスよく楽しめた作品でした。特別抜けて面白い部分があるわけではないのですが、絵が綺麗なのでスポーツ描写と可愛さの両方がちゃんと引き出されていたのが良かったと思います。

Bヤマノススメ

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山登りが題材の日常系アニメの3期。今期から初視聴だったのですがかなり面白かったです。今回のクールは登山要素少なめで日常メインのお話しだったみたいですが普通にキャラも可愛く日常系に求められる要素をきっちりこなしていて、15分枠ではありますが1クールに1つは欲しい癒し枠としていいアニメだったと思います。

 

Bはねバド!

バドミントンを題材にしたスポ根作品。作画がかなり良くバドミントンの躍動感を上手く引き出していて試合のシーンのクオリティが中々高かったのが印象的でした。青春スポーツものとしてはあまりにギスギスしていてちょっとやり過ぎな感じがしたので少し評価が落ちましたが、バドミントンの試合シーンだけで一見の価値がある作品だったと思います。

 

B「ISLAND」

 SFラブストーリー系の作品。SFものとして途中盛り上がるところもあったのですが、正直尺が無くて色々雑だった点は否めませんでした。しかし最終話の締めくくりが個人的には納得のいく面白かったのでそんなに評価は悪くないです。必要なところだけ伏線回収をして最後の最後に驚かせてくれたのは良かったのですが、結末は人によっては受け入れられなかったり、結局謎も多いままで終わったので賛否は別れる作品だったと思います。

 

Cオーバーロード3期」

2期も同じようなこと書いたのでざっくり書きますが、大筋は面白いのですが主人公や主要キャラが活躍するシーンが少なく、基本的に無双するばかりでカタルシスも無く、たまに衝撃的なエピソードはありましたが間延びしていることが多い印象でした。1クールに多少なりとも1回くらいは主要キャラの激戦が見たいなという感想です。ただ最終話の展開は個人的には好きです。

 D「百錬の覇王と聖約の戦乙女」

スマホの力を過信したななどパワーワードが生まれたのでニコニコで見ている分には結構面白かったです。

 

 

 

今期は抜けて面白い作品があったわけではありませんが全体の平均値は中々高かった印象ですね。スタァライトあそびあそばせ、通学路あたりはいつもならダークホース的な面白さなんですが今期はダークホース枠が妙に固まってたような気がしますね。正直感想を書くのが難しいクールだった気がするので普通に通話とかでだらだらと喋りたい作品が多いですね。スタァライトなんかはよくわからないけど勢いで楽しんでいたので他の人がどういう捉え方をして楽しんでいたのか私気になります。冬アニメはかなり豊作だと話題になっているのでまた感想を書くのが楽しみです。ではでは~

2018年春アニメ感想記事

今期は「こみっくがーるず」がめちゃくちゃ良くて癒されましたね

 

いつもの評価基準置いときますね

A:特に面白く、具体的に他の人にオススメできるポイントがあるもの

B:続編があれば是非視聴したいもの

C:面白さはBに近いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:あんまり面白くなかったもの

S:他と比較することが意味を成さないもの  

 ネタバレはちょっとだけ気を付けているので多分気にならないくらいだと思います。

それでは早速今期1番面白かった作品から行きましょう

 

Aこみっくがーるず

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 安定のきらら日常枠で個人的には今期で一番楽しんだ作品でした。

お話としては主人公である人見知りが激しい漫画家のかおすちゃんがスランプになり、その状況を打破すべく女子漫画家寮に住み込みます。明るく社交的な恋愛漫画家の小夢、ストイックで中二病なプロ漫画家の翼、恥ずかしがり屋でありながらもエロい漫画を描くるっきー、というメンバーと日常を過ごしていくというものです。

 個人的な感想としてはキャラクター同士の掛け合いが抜群に良く、それによって日常系に求められる癒し性能の高さ、ギャグのキレ、大筋のストーリーの面白さ、全てにいい影響を与えており、総合力の塊のようなまさに理想的な王道日常系アニメだったと思います。

中盤までのかおすちゃんはひたすらポンコツ可愛いって感じのマスコット的な立ち位置で、そのポンコツなところが笑いを生んだり、そこから支えてくれる他のキャラクターの優しい一面が見られるなど、他のキャラの魅力を引き立てて面白くしていた印象でした。ですが終盤では他のメンバーと過ごしてきた経験を活かし、漫画家としてもう一歩成長する姿が見られ、最後の最後は主人公として話の中心となり、綺麗に纏められていたのが非常に良かったと思いました。

 キャラがいいって言ってたんで主要キャラを軽く説明しときましょう

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萌田 薫子 P.N かおす

オタクで人見知りでネガティブ主人公。先程書いた通り途中まではひたすらポンコツっぷりが可愛くネタに走っている印象で、これだけ見ると悪いことしかありませんが、漫画家として頑張ろうとする姿勢に好感が持てました。そのポンコツっぷりのおかげで作品全体の笑いの部分を面白くできていたのと、後半の成長具合を実感できたのでなんというか凄く応援したくなるようなキャラクターでした。

 

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 恋塚 小夢 P.N 恋スル小夢

かおすちゃんと同じタイミングで寮に来たルームメイト。他のキャラが内向的だったり自分の世界に籠りがちな中、唯一社交的で明るい性格をしたキャラクター。特に主人公がネガティブですからこの子のおかげで作品全体の明るさというか雰囲気を良くして、いい感じのバランスを保ってくれていました。中でも甘いものが大好きでおいしそうに食べてるところを見るだけで和ませてくれる素晴らしいキャラクターでした。あと翼ちゃんと絡む時は完全に乙女の顔を覗かせてくれたのもgoodですね。

 

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 勝木 翼 P.N ウィング・V

多分作中で最もプロらしさを感じるキャラクター。他のキャラクターが結構ふざけてたり精神的に取り乱すことが多い中、確固たる芯を持っていて漫画と向き合っているところがカッコいいと思いました。拘り過ぎて中二病を発現することもありましたがそこもいいアクセントとなる笑いを生んでいて良かったと思います。この子の実家に行くお話をかおす先生のポンコツっぷりにるっきーのしっかり者感。そして翼ちゃんのギャップが見られてそれぞれのキャラの魅力が引き立ちながらも笑わせてくれるかなり好きなエピソードでした。

 

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 色川 琉姫 P.N爆乳♥姫子 通称るっきー

はい私のお気に入りのキャラクターですね。普段は落ち着いていてしっかりしているのですが、恥ずかしがりやの一面もあり時々暴走するところも非常に可愛らしいキャラクターでしたね。しっかりしているのですが、自分のP.Nをコンプレックスに思っていたり本当はピュアでありたいのにちょいちょい破廉恥なことを考えてしまうむっつりなところや、それを恥ずかしく思って悶えてる姿はいいギャップを作っていました。そして何がいいってかおすちゃんがネガティブだからそこを慰めてあげたり可愛がってあげているところから圧倒的母性を発揮しているところが大変素晴らしかったです!この恥ずかしがり屋であたふたしているのと落ち着いた母性のある感じの両面を持ってるのやばくないですか!?前から落ち着いていてスラっとした胸が慎まやかなキャラが好きなのですが、そこに恥ずかしがり屋とかちょっとしたポンコツ要素が加わるとここまでの破壊力になるのか・・・と驚かされましたね。るっきーがメインの4話はこの子の魅力がこれでもかってくらい詰まっていて、この作品にはまるきっかけになったエピソードなのでぜひ見てほしいですね。

 

正直サブキャラクターも魅力的なキャラが多く紹介したいのですが流石に紹介しきれないので視聴してしてない人にはぜひ見てほしいですね。あと個人的に気になった点として次回予告の段階で印象に残るシーンが多く、ちょっと見ただけで面白いシーンが盛り込まれており、ギャグシーンはキャラの個性を活かしているだけでなくギャグマンガ日和を彷彿とさせるようなテンポの良さがあったのも驚きでしたね。

なので最初に書いた通りストーリー纏まっていて、キャラクターも可愛く、笑わせるところもきっちり面白い全体のクオリティがとても高い作品だったので色んな人に見てほしいですね。(ちなみに評価がAなのは、Sはあくまで比較するのが難しいスペシャリストのような面白さなので必ずしもAより上というわけではないからです。)

 

 

もうほぼこみっくがーるずで尺とったので後半は巻いていきます

 

Aヒナまつり 

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 今期1番笑った作品でしたね。893の新田と超能力を持った少女ヒナのお話で任侠物かと思いきや新田がキレのあるツッコミを量産しまくるギャグアニメでしたね。出てくるキャラクターがほとんどクズばっかで、主人公?の新田のツッコミが素晴らしいのもあってクズ共を全部笑いに変えられていたのが面白かったです。個人的には中学生組が思春期らしいアホなノリで行動するのが好きなので、周りに隠してbarで働いている瞳というキャラクターがいるのですが、その子がいかがわしい店で働いているのではと疑惑を持ち探索する話とか結構好きでしたね。上の画像でもでていますがこの作品で最も印象に残っているのがもう一人の超能力少女アンズのエピソードで、ここ最近見たアニメの中でもトップクラスに感動してしまうお話で普段のギャグエピソードとのギャップが凄かったですね。基本笑える作品なので気軽にオススメできるいい作品だったと思います。

 

Aウマ娘 プリティーダービー

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 競馬に出てくる馬を擬人化させてレースの世界を描いた本作品。キワモノ枠だと思っていましたが話は王道でそれぞれのキャラクターが可愛らしくも熱いレースを見せてくれていました。正直語ることも無いくらいに王道の熱い競技ものといった印象で、話の纏め方も綺麗に締めくくっていたのでこの評価になりました。ちょっとキャラクターが多すぎて名前をあんまり覚えきれなかったのですが、そこは元々の競馬ファンのかたの方がわかりやすく楽しめたかもしれませんね。

 

Bソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

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SAOに登場する「ガンゲイルオンライン」というゲームを舞台にしたスピンオフ作品

作画が非常に綺麗で戦闘シーンなども面白く高評価でした。特にヒロインがゲームではちっさ可愛くリアルでは長身の落ち着いた美しい女性というギャップが良く、主人公の相棒のキャラも陽気で独特なノリのある個人的に凄く好きなキャラクターでした。全体的に面白かったのですが、最後、序盤から引っ張っていたライバルキャラとの戦闘がいまいちだったかな?という印象だったのでちょっとランクを落としました。しかし全体的にはいい作品だったので続編があれば期待したいですね。

 

BハイスクールD×D

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 ちょっとエッチなバトル系アニメの4期です。主人公は自分の力を強化できるだけの能力の基本殴り合いのキャラで、今回の最後の敵は特別な才能がないからって体だけをひたすら鍛えまくってトップクラスの実力を手に入れたキャラという脳筋VS脳筋の自分好みの展開でした。相手も努力でのし上がってきた主人公みたいなキャラだったので、こういった敵とガチンコの肉弾戦を繰り広げるのを凄く熱いと感じるのでこの評価になりました。

 

Cダーリン・イン・ザ・フランキス 

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通称ダリフラ、一応ロボットもの?の2クール目。1クール目は世界観に謎がありそれが後々明らかになり後半で伸びるタイプのアニメと思われたが終盤の展開の纏まりが悪くなんか微妙な感じになってしまった。ただ戦闘シーンなどは良く、途中でわりと熱い展開もあったのでそこまで悪い評価ではなかったです。

 

 SSTEINS;GATE

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完結した大人気作の正当続編、というか原作で描かれなかった間のお話といったところ。正直こういうのは蛇足になりがちな印象だったのですが、ストーリー的に無理なく入ってきて、特にアニメの終わりは毎度毎度次週が気になる素晴らしい引きだったのが印象的でした。特に原作と密に繋がるエピソードでは矛盾することなく裏ではこういうことがあったのかと自然に思わせる綺麗な纏まり方をしていて、原作をプレイしていた自分としては大絶賛できるクオリティだったと思います。ただあまりにも前作を知っていないと入り込めない内容だったのでコアなファン向けだったのかもしれません。内容が驚きの展開ばかりで具体的なことを喋ったら全部ネタバレに繋がりそうなので深くは言えませんが、期待通りの素晴らしい作品だったので2クール目も楽しみにしていきたいです。

 

 

今期はわりと小粒揃いだったのですがやっぱこみっくがーるずとあとヒナまつりあたりが持って行った印象ですね。この2作は曲も良かったんですが、特にこみっくがーるずの方は歴代のアニメの中でもトップクラスのOPだったと思います。あのサビの前でかおす小夢コンビとるっきー翼コンビが走ってくるシーン。曲の終わりで四季が移り変わるところなんかも絵と歌のマッチ具合がとても良かったです。なんか今期この作品のことしか語ってませんでしたね。この記事を見た人で今度僕と話す機会があればそちらのアニメの話をしてもらえると嬉しいですね。ではまた次のアニメ記事で