2019年冬アニメ感想記事

 

今期アニメは結構な数を視聴してていい作品も多く非常に充実したシーズンでした

 

A:特に面白く具体的にオススメできるポイントがあるもの

B:2期など続編があれば是非視聴したいもの

C:面白いことは面白いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:なんとも言い難い

測定不能:私ではどう表していいか難しい作品が1つ

S:他と比較することが意味を成さないもの  

EX:例外

A「五等分の花嫁」

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大人気漫画が原作のラブコメです。前から原作が話題になってて私も小耳に挟む機会が多くとても楽しみにしていました。五つ子の姉妹がヒロインの本作品ですがわりと最初の方からそれぞれのキャラが立っていて、誰が1番好きなキャラクターか聞かれると困るくらいには全員可愛く魅力的に仕上がっていたと思います。ヒロインの魅力に特化したシンプルな強みが売りだと思いますが、主人公のキャラもしっかりしていて鬱陶しいと思うことがほとんどなくヒロインの良さを上手く引き出してくれていたのもいい点でした。

ちょいちょい作画が怪しいとは言われていましたが、そこまでアニメ有識者で無かったり原作を見ていない人なら特に気にならない程度だと個人的には感じました。作画どうこう言われるのは逆に原作の絵が素晴らしいからこそ気になる人が多かったのかなという感じがしますし、私も原作が気になってアニメの部分まで見返してみてとても面白かったのでこれはアニメから原作に入っていくにはいい作品だと思いました。

ちなみに1番可愛いキャラを選ぶのは難しいですが、1番主人公と幸せになってほしいと思ったのは四葉です。

 

A「上野さんは不器用」

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一話完結のギャグ漫画が原作でラブコメ要素の強い本作品。私にドストライクな作風でギャグシーンもめちゃくちゃ笑いましたしヒロインである上野さんの可愛さも引き立っていて素晴らしいアニメでした。

主人公兼ヒロインの上野さんは天才発明家という設定で毎話色々な発明品を作るのですが、わりとドン引きするような性癖を持っているようで意中の相手である田中にろ過した自分の尿を飲ませようとするなど斜め上のアプローチを仕掛けるキャラでした。最初はなんだこれとは思いましたが、上野さんは結構シャイな性格なようでそれも一種の照れ隠しのようなものなのかなと途中から気づきましたし、好きな人の前で素直になれずちょっと行き過ぎた行動をとるのも微笑ましいと感じました。田中は田中でちょっとサイコパス気味の行動をとるやばいキャラですが、不意に上野さんをドキッとさせる行動をとるので普段オラオラしている上野さんが恥ずかしがって赤面するのがとても可愛くて良かったです。荒々しい演技が目立つ上野さんだからこそ赤面した時の破壊力は抜群でしたね。

後輩の山下が煮え切らない上野さんをサポートするシーンから上野さんのシャイな一面が見られるのも好きでした。こういった恋愛要素のある作品は第三者のキャラによって結構面白さが左右されるんだなと今期の上野さんとかぐや様を見て感じました。そういう意味では山下は何を考えているかわからないシュールなギャグ担当でありながら上野さんの恋愛を応援し地道にサポートしてくれるいいキャラクターでしたね。

 後の作品でも同じこと言ってますが恋する乙女補正はほんとにキャラを魅力的にしてくれるとよくわかる作品でした。

A「ケムリクサ」

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様々な効果を持つケムリクサを使い残り少ない水を求めて旅をする終末系のSF作品。

私が個人的に終末系の世界観が苦手というのもあって序盤の世界観の説明をしながらお話が進んで行くところは面白くなりそうではあるが今後に期待かなぐらいの感想でした。ところが中盤に話が動き始めてからは徐々に明らかになっていく要素やそれによってさらに謎が深まっていくことなど、気づけばこの作品の世界にどんどん引き込まれていく不思議な魅力がありました。要所要所で伏線を上手く盛り込んだおかげで終盤で一気に展開を畳み掛けてきたところや謎が明らかになった瞬間はそれまでのお話で積み上げた分とても盛り上がっていきました。正直自分1人で見ても把握しきれない密度だったのですが振り返り放送などがあったおかげでより理解を深めながら楽しめたというのもあったと思います。

あまり展開を知らないほうが絶対に面白い作品なので詳しい内容は書けませんが中盤の世界観に引き込む力、終盤の怒涛の展開、そしてクライマックスの締めくくりなど話の全てのレベルが高い非常に衝撃を受けた作品でした。

 

EX「荒野のコトブキ飛行隊」

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西部劇のような世界観で戦闘機を駆使する用心棒集団「コトブキ飛行隊」の活躍を描いた作品。

実はこれも最初の印象は微妙で、ちょっとキャラの愛嬌が薄いように感じて序盤の段階ではあまり引き込まれませんでした。ただ1話の段階で飛行戦へのこだわりと効果音の凝り具合は戦闘機に詳しくない自分にもよく伝わってきてたので後々化ける可能性に期待して視聴していました。その後は印象的な敵キャラをきっちり出してきたことや展開も良かったのでそれなりに楽しめていました。

しかし最終話でクオリティが跳ね上がり自分のこの作品に対する評価が一変しました。最終話は高層ビル群の並び立つ市街戦を舞台に戦闘機が柱をギリギリで避けながら敵と戦うシーンやビル群の隙間を縫うように滑空し駆け抜けていくシーンの臨場感や迫力がとても強く印象に残りました。自分が見たところ背景のビル群のほとんどがCGできっちり作り込まれ、最終決戦にふさわしいだけのフィールドを用意しようと力を入れたのがよく伝わってきました。最終話の大半の時間を市街戦につぎ込み市街地のフィールドに力を入れたおかげで、主要メンバーが起こす各所の戦闘の一つ一つが記憶に焼き付いています。その中で1つあげるならやはり主人公とラスボスの戦闘で、建設途中の巨大な構造物の周りを飛びつつクレーンなどの障害物を避けて追いかけ合うシーンは両者の主観視点の運転を交互に見せることでより迫力を増して魅せていたと思います。

全体の評価だと自分の好みもあってAくらいかなと思いますが、最後の戦闘だけでもここでしか見ることができないオリジナリティの強さを感じたので評価の難しさからEXになりました。最終話だけでも興味があれば見てほしいと思うくらいクオリティですので、機会があれば最初だけみて切らずに是非視聴してほしい作品でした。 

 

Aデート・ア・ライブ

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災害を巻き起こす謎の生命体「精霊」をデートしてデレさせて攻略する物語。

今回で3期になるのですがぶっちゃけ2期があんまり面白くなくてしかも大分前だったので期待していませんでした。しかし元々のキャラの良さを今期はしっかり活かしていて、序盤のコメディ要素強めのストーリーはキャラの魅力を引き立たせる上で作品に合っているなあと感じました。後半は後半でタイムリープものっぽいシリアス展開でしたが話が良くまとまっていてコメディ展開もシリアス展開も全体的によく楽しめました。

作画が怪しいところも結構ありましたが新しい精霊のデザインも良くできていましたし、全話が終了しても後々の展開が気になるままだったので結構いい作品に仕上がっていたと思います。個人的にOPがめちゃくちゃ気に入っていて気分を盛り上げてくれたのも大きかったかもしれませんね。デアラは毎回OPの出来が良いのですが今期のはさらに自分好みでした。

B「私に天使が舞い降りた」 

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女子大生と女子小学生達が織りなす百合寄りの日常系アニメ。キャラの可愛さ特化の作品で全体的に安定したいい作品だったと思います。ストーカーキャラの松本を投入したのも個人的にはストーリーのちょっとしたアクセントになっていて笑えることが多く良かったです。前期のうざメイドでも似たようなキャラがいたんですがなんかこっちの方が自然にヤバさが振り切ってて受け入れやすかったのはなんででしょうね。不思議です。

途中まで周りほどははまっていなかったのですが何だかんだきっちりとした笑いどころを作りつつ本当に丁寧にキャラを可愛く描かれていたので評価が高くなった作品でした。

Cソードアートオンライン

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 作画良いところはいいんですが正直原作の方が細かいところが気にならず勢いで読めたかも

 C「えんどろ~!」 

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今期2つ目の日常枠、魔王とか勇者の概念がありますがもうほんとほのぼのとしたことしかやりません。いい意味でも悪い意味でもずっと安定していて一切悪いところが無く日常枠としてひたすらゆっくりアニメを見るのに適したアニメだと思います。ただその代わりずば抜けてここが面白いってところを挙げるのも難しい印象のアニメで、キャラは可愛らしいので合う人は合うかなって感じです。

 

Cガーリー・エアフォース」 

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戦闘機に乗り正体不明の謎の飛翔体と戦う少年少女の物語

いい意味でラノベらしくキャラも可愛いらしさがあり設定もさっぱりしてて見やすかったと思います。同じく飛行戦をメインにしたコトブキ飛行隊はめちゃくちゃ凝ってはいましたがちょっとコアで入りづらいところがあった分こっちはこっちで気軽に楽しめるのはいい点だったと思います。

 

D「とある魔術の禁書目録

 ちょっとあちこちで話が進んで理解するのが難しかった印象なのでここら辺は原作を見た方がいいのかもしれません

 

D「エガオノダイカ

戦争をする二つの国それぞれのヒロインの視点から描かれるロボット物の作品。二人の主役がいたのですが上手く噛み合わず惜しい作品でした。あまりむやみにキャラを退場させても薄くなるだけだったのはちょっと残念でした。

 

測定不能けものフレンズ2」

これ単体で記事書けるレベルで色々思うところがあったのでちょっとここで語るのが難しいですね。また機会があれば

 

D「ぱすてるメモリーズ」

終わってみればいい意味でクソアニメだったような気がします。色んな物語の世界に入り作品世界を荒らす敵と戦うストーリーなのですがその物語の世界がどっかでみたことあるものばかりのパロディアニメでした。

やってることが無茶苦茶で2話でごちうさの世界としか思えない街並みが描かれていたのですがあまりにも似すぎていたために2話だけが配信停止になるというのが1番のギャグだったと思います。後半なんかはミスター味っ子の世界に美味しんぼのキャラにしか見えないキャラが登場したり、聖闘士星矢の世界と男塾の世界をごちゃまぜにした世界を登場させるなどやりたい放題で笑うしかなかったですね。最終話の回想シーンも今までのパロったキャラ達が思い返されたのですが2話が配信停止になったせいでごちうさの世界だけ省かれていたのもニコニコのコメントで総ツッコミされていて印象的でした。クソアニメだとは思いましたがニコニコで見るとコメントがツッコみの機能を果たしてくれていたのでなんだかんだ楽しめたアニメだと思います。

 

Sモブサイコ100Ⅱ」 

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 超能力を持つ少年のドラマありバトルありのコメディ作品

人気アニメの2期で前回も最高の評価でしたが今回も勝るとも劣らない完成度だったと思います。まずこの作品は強力な超能力持つ主人公の圧倒的な強さを楽しむ系の作品でありながら超能力以外は駄目な主人公が努力し人として成長していく物語でもあります。超能力があるからこそ葛藤するシーンや1期から成長した主人公の姿を見られたのは心に刺さる場面も多く、中盤での師匠と主人公の関係がほんの少しだけ変化したエピソードも人間ドラマとして完成度が高かったと思います。ちょっとネタバレになりますが、10話は基本コメディの部分にしか登場しなかった部活の仲間がバトル系のエピソードに突入しているにも関わらず登場しました。そこで判明したひたむきに頑張る主人公の姿を見て勇気を貰っていたという事実が凄く印象的で、身体を鍛えているだけの人間達が超能力者相手に主人公を守ろうと頑張っていたのが少年漫画のような王道の熱いシーンでとても好きでした。

モブサイコと言えばバトルシーンの迫力にも定評があり、劇場版かと思うような力の入った作画の回がいくつかあったのも凄かったです。個人的に1番驚かされた回は11話で、各地でバトルが繰り広げられられながらその全ての戦闘シーンの作画に力が入っていて今まで見てきたアニメの最も密度が濃く長く感じた30分でした。島崎という敵キャラの無双シーンからの一連の流れはとても勢いがあり、特に敵が瞬間移動の能力を駆使しそれを瞬間移動する側の主観視点で描かれた戦闘シーンなど視点に重点を置いた作画も挑戦的でとても面白かったです。

今まで見てきたアニメの中でも屈指の総合力のあるアニメで色んな人に進めやすいいい作品だと思います。

 

 

S「かぐや様は告白らせたいf:id:ryuoosbame:20190414033951j:plain

生徒会長の白金と副会長の四宮かぐや、2人の天才と呼ばれる主人公がお互いを告白させるために恋愛頭脳戦を繰り広げるラブ(ギャグ)コメディ作品。

これは抜群に面白かったです。両者が相手に告白させようと頭はいいけどアホな心理戦を繰り広げる様に何度も笑わされました。キャラクターはいたって真面目なことが多くて、シリアスな空気感を醸し出しながらわりとしょうもないことを全力で行うのが面白く絶妙なバランスで成り立っているなと感じました。話を動かす役の藤原書記がシリアスな雰囲気をぶち壊してふざけることが多く良いアクセントになっていて良かったです。会計の石上はやらかしやぶっちゃけた発言で個人的に高評価でしたし、かぐやに仕える早坂は煮え切らないかぐやの背中をちょっと強引に押したりもしますが、かぐやの良き理解者であり他のキャラでは果たせない役割を持ったいいキャラクターでした。メインキャラクター達はみんな個性があってそれぞれ魅力的に仕上がっていたのはこの作品の強力な武器だったと思います。

この作品はギャグの色が濃い目ですがかぐや様の時折見せる可愛らしい姿も好印象でした。途中までは藤原書記のアホ可愛さが印象的でしたが、かぐや様はほんとに白金会長のことが好きなんだなと思わせるシーン、そこで見せる表情がとても魅力的だなと感じました。好きな人のために行動するキャラクターの魅力は素晴らしいですね。白金はかぐや様が好きになるのがよくわかる芯の通った性格で人の良さや自分の理念従い行動する様はとてもかっこよかったです。かぐやの可愛いらしさも白金のかっこよさも両方よく伝わってくるからこそこ2人を応援したくなりますしラブコメとしてとても楽しむことができました。

最終話の白金は特にいいところを見せてくれたので今後この2人の恋愛の行く末が余計に気になったのでこれからの展開も期待していきたいですね。

 

S盾の勇者の成り上がり

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次元の裂け目からモンスターが大量に湧き出す「波」から世界を守るために異世界に召喚された主人公の物語。

自分の好みにぶっ刺さった作品でした。槍、剣、弓、盾を扱う4人の勇者が召喚され、主人公は盾を使う勇者として異世界に飛ばされましたが、盾は一部の者に悪い印象を持たれており、国によって陥れられ犯罪者に仕立て上げられてしまいました。どん底の生活からスタートし勇者でありながら仲間の一人もおらず誰も信じられなくなっていた主人公でしたが、奴隷の亜人ラフタリアと出会い徐々に心境が変化していきました。最初は奴隷と主人の関係でしたが、心身ともに弱っていたラフタリアに対し人間不信に陥っていても彼の元々の性格からか不器用ながらに優しく接し徐々に仲間となっていきました。

最初の波での戦闘では守りは堅いが攻撃のできない主人公とそれをカバーするラフタリアによる連携の戦闘は2人が支え合って戦っているのがよくわかる素晴らしいシーンでした。ただ戦闘がかっこいいだけでなくこの2人が信頼し合っているのが何となく伝わってくる、それまでの人間不信になっていた主人公から成長が感じられる話でもありました。街を守ったことによって人々から評価を上げていく主人公のカタルシスもとても良かったですね。個人的に主人公を支えるラフタリアのキャラがとても気に入って、歴代でも屈指の嫁力を発揮していたヒロインだったと思います。まだまだやさぐれたところのある主人公ですがいい仲間に恵まれ始めたので2クール目からの展開も期待したいなと思います。

 

 

今期アニメは今まで1番見ている本数が多くとても豊作でした。アニメのOPはモブサイコの独特でありながらどこかオシャレな感じの曲やデートアライブの徐々に盛り上がりサビで畳みかける感じがかなり好きでしたね。EDはかぐやさまの曲がしっとりしてていい締めくくりになっていたと思います。

2018年秋アニメ感想記事

別にランキングってわけでもないので先に言いますが今期は個人的にゾンビ、アニマエール、青ブタ、やが君の4トップでした。前評判が高い作品も多く充実したシーズンでしたが特にこの4つが下馬評を覆して面白く感じましたね。

それではいつもの評価基準を置いておきます。

 

A:特に面白く、具体的に他の人にオススメできるポイントがあるもの

B:続編があれば是非視聴したいもの

C:面白いことは面白いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:微妙

S:他と比較することが意味を成さないもの  

 

内容には深く触れないようにようにしますが、 それでもネタバレは多少あるかもしれません。多分気にならないくらいだとは思います。

 

Sゾンビランドサガ」

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ゾンビとして蘇った少女達がアイドルとして活動し佐賀を救うお話

設定やあらすじからしてかなりぶっ飛んでいて、野生のラッパーにラップバトルを仕掛けられるシーンなど最初はギャグものとしてのキレが素晴らしかったのが印象的でした。終始笑える要素をきっちり盛り込み視聴者を引き込みやすかったのですが、途中からはキャラクター達が生きていた時代の設定を上手く活かしつつ個々のエピソード展開し、アイドル物の作品としても非常に面白かったです。

自分が生きてきた時代のアイドルと今のアイドル像とのギャップに悩んだり、生前に付き合いのあった人との絡みなど、この作品の設定でしか描けないオリジナリティのある武器になっていたと思います。特にリリィのメイン回が個人的には一番好きで、ギャグでシリアスを緩和しつつ重たい話ではありましたが最終的にキャラクター達が前を向いて踏み出し始めたのが伝わってくるいいエピソードでした。

最終話も盛り上がりつつ綺麗に纏まっていて高評価だったのですが、まだ掘り下げられていないキャラもいるので続編を期待したいですね。

 

A「アニマエール」

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今期のきらら日常枠で多分私の今期楽しんだトップ4の一角。

主人公がチアリーディングに憧れ仲間を集め成長していく物語。チアの内容はそんなガチガチのテクニックを魅せるわけでなく、どちらかと言うと初心者の主人公が一歩一歩成長していく姿をゆるく見守って作品でした。ぶっちゃけ凄い作画のシーンがあったわけでもストーリーに佳境があって盛り上がったとかは無いのですが、メンバーと絡むシーンや地道にチアの道を進んでいく姿など見ていてとても癒され抜群の安定感だったと思います。これは日常系アニメなら多かれ少なかれその要素を持っているのですが、今までの日常枠の中でもアニマエールは日常感や安定感といった良さがズバ抜けて高いように感じました。やってることに対して面白く感じる度合いが以上に高く、正直自分もなんでこんなに面白く感じるのかいまいち掴み切れないところがありました。

今期のアニメは主役を張れる作品が多かった印象なので、その裏で地味ながらも安定した癒しを提供してくれていたのはいい味を出していて良かったと感じました。キャラの掛け合いで程よく笑わせ、大事な場面ではしっかりチアの描写も怠らず主人公達が頑張っている姿を上手く魅せてくれたので1クールに1つは欲しい貴重な日常系アニメだったと思います。

 

Aソードアート・オンライン アリシゼーション」

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(若干ネタバレありで喋るかもしれません)正直に言いますがAの中では微妙です。じゃあなんで開幕そんなのから始めたのかと言うと、私は原作ファンなんですが期待より大分良かったんですよね。というのもアリシゼーションのエピソードはとても長く序盤は説明も結構な量があってダレる確率が高いのがわかっていたのですが、説明を程々に纏めつつストーリーを展開していってたのでよく捌ききったなあという感想でした。そして何よりも作画にめちゃめちゃ力が入っていて、2クール目からかなり面白くなるのでそこをこの気合いの入った作画で見れそうなので次はかなり期待しています。

全く内容に触れていないのでちょっとだけ触れるとロニエとティーゼが襲われる問題のシーン。あそこは重くなりすぎないようギャグに寄せていたのは上手いなあと思いました。そのせいで貴族がずっとレロレロしているだけで手を出さなかったりルパンダイブでベットに飛び込んだりと結構変なことをしていてシュールで笑ってしまいました。ただ一個だけ言わせてもらうと襲われている2人がレロレロされてるせいでずっと叫んでいましたが、原作だとロニエとティーゼは自分たちのミスでユージオ達に迷惑を掛けまいと罰を我慢して受け入れようと覚悟を決めていました。がしかし寸前で恐怖が勝り泣き叫んじゃってユージオ覚醒の流れだったのですが、そこの2人のギリギリまで頑張った覚悟と結局助けを呼んじゃう可愛さを味わえなかったところだけ残念でしたかね。まあそこはギャグに寄せて軽くするには必要だったので仕方ないです。ともあれ2クール目の面白い部分の不安が一切無くなったので楽しみにしていたいですね。

 

A「SSSS.GRIDMAN」

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特撮を原作にしたアニメでウルトラマンとかに近い系統の作品。

主人公が正義のヒーローに変身して怪獣と戦うという懐かしの王道展開であり、特にアクションシーンなどは迫力があるのは勿論のこと特撮の良さを思い出させるこだわりの作画で、グリッドマンが着地するシーンの振動と土埃の舞い上がり方なんかは印象に残っていますね。最終的に敵役のヒロインを救うというストーリーも少しひねりを効かせてあり良かったのですが、最後の方は賛否が別れる結果となってしまいました。しかしラストバトルの戦闘シーンがとてもかっこよかったので個人的には昔ながらの王道とアクションを楽しめるいい作品だったという感想です。

 

 

 

Aゴブリンスレイヤー

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ゴブリンを狩り続ける主人公を描いたダークファンタジー

最初ゴブリンは一発ネタかなという予想でしたが、ゴブリンの残虐さをや恐ろしさを毎度描きつつそれと戦い続けるゴブリンスレイヤーの職人のような仕事っぷりがしっかり描写されていました。主人公がひたすらゴブリンを狩ることに執着していてキャラが徹底してブレなかったのが好印象でしたね。意外と登場する女の子キャラが大体可愛いく、さらに男キャラも含めていい個性をしていたのもポイントが高かったです。そういう時に主人公に魅力が無いと周りのキャラまで薄っぺらくなることがあるのですが、この作品はキッチリ主人公を作り上げていたので周りのキャラの個性も引き立っていたと思います。周りのキャラに触れて芯の部分は変わらずにゴブリンスレイヤーがいい意味で変化していったように見えまだまだこの作品が気になるので、今後続編があるのなら期待したいですね。

 

 Cとある魔術の禁書目録3期」 

大人気作の3期。原作を見ていなくても尺がきついんなんだろうなあというのが感じられ、元々内容が複雑なのもあり最低限の理解だけで話を進めて行ったかなという印象でした。一方通行の空中戦など見所もあったのでそれなりには楽しめました。あと五和がかわいい

 

 CRELEASE THE SPYCE

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女子高生×スパイアクションの作品。

キャラデザは可愛かったのですが途中まではなんとも言えない感じの普通で程々の作品でした。しかし後半で落差のある展開が用意されていたり、最終話付近は弟子組が奮闘して活躍する熱い展開もあり、話もまとまっていたので結構楽しめたと思います。

 

 C転生したらスライムだった件」 

異世界転生もののファンタジー作品。作画が安定していて所々面白いエピソードもあったのですが、ちょっと進みが遅すぎてOPの映像に出てくるキャラの大半が誰だこいつらのまま長かったのでちょっと期待していたのとは違ったかなと思いました。1クールかけてやっと味方のキャラクターは揃い始めたので、2クール目はOPにあった戦闘シーンなどこれから盛り上がっていくのかなと予想されるのでここから期待したいですね。

 

 

 

S青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」

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思春期特有の不安定な精神状態によって引き起こされる不思議な問題と向き合うお話

こういった事件が起こって解決する系の作品は特に作者の力量が問われると思うのですが、この作品は精神に重点を置いてそれを解決するためのキャラクター達の心情の変化や問題を解決するために主人公達が考えて行動する描写がかなり丁寧に作りこまれていて引きつけられました。あんま内容を語ると全部ネタバレになりそうな作品なので詳しく内容は語れませんが、特に主人公とメインヒロインのキャラが立っていてしっかりしており、起こす行動に説得力があったなあと思います。お話自体はキリのいいところまでいきませんでしたが、短い尺ながらもエピソードは丁寧に作りこまれていたので劇場版もできることなら見に行きたいですね。

 

 Sやがて君になる

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誰のことも好きになれない主人公と自分自身が嫌いな先輩との恋愛模様を描いた百合作品

 正直百合作品ってちょっと敬遠するジャンルだったのですが、この作品は純粋に恋愛ものの作品として心動かされることが多くありました。自分自身が嫌いで自分のことを好きになるような人は好きになれないかなり厄介な属性を持った先輩ですが、誰のことも特別に思えない主人公に好意を持ち(嫌いな自分を好きにならないため)、女の子との恋愛を楽しんでいく姿は最初のクールな印象からのギャップがとても良く非常可愛らしいシーンが多かったです。だからこそ時折見せる闇の深い部分が出ると主人公との恋愛はどうなるのか、気になる部分も多かったのですがこちらの作品もキリのいいところまではアニメでは進みませんでした。もし主人公がヒロインの先輩を好きになってしまった時先輩はどうなるのか、アニメの段階でもそれぞれのキャラの心情の変化が見られ非常に気になるところで終わりましたが、しかし一度引き込まれると先が気になって仕方ない作品なので原作が欲しくなるクオリティだったと思います。

ちなみにこの作品はOPとEDもとても好きで、OPは美しくも切ない雰囲気を高め、EDは明るく軽快でありながら少し不穏な雰囲気を醸し出していて作品に非常にマッチしていました。

 

 

今期は特に面白かった4つの作品の感想が難しかったのであんまり上手く言えてるかわかりませんが、自分では表現ができないほど内容が面白かったと思うので結構豊作シーズンだったと思います。

 

2018年アニメの好きなキャラクターを語る記事

今年のアニメは中々に豊作で無性に好きなキャラについてオタク語りをしたくなったのでさくっとではありますが冬アニメから順番に振り返っていきます

 

 ゆるキャン△犬山あおい 

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常にゆるい雰囲気を身に纏った女の子。あとおっぱいがでかい。

関西弁で唐突に嘘かほんとかわからないジョークを挟んだりと飄々とした掴み所の無いゆるふわ感が癖になる癒しキャラなんですが、主人公がサークルに入ってきた初対面のシーンや、まだサークルに加入していないヒロイン枠の子とのやりとりのシーンなど、人との距離感の取り方非常にうまいなと思うようなシーンがいくつかあり、この子の細やかな気配りや優しさが垣間見えとても好きになったキャラでした。あとおっぱいがとても魅力的

 

宇宙よりも遠い場所小淵沢 報瀬

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 ポンコツ

南極に行くという目的のために自力で100万円を集めるなどぶっとんだ行動力を持ち、周りに変人に思われながらも突き進んで行く真っ直ぐさがとても清々しいキャラクターでした。その真っ直ぐさゆえに気が強くかなりアクのある性格ではありましたが、友達のために必死で集めた100万円を投げ打とうとしたりと仲間思いの一面を見せてくれた場面や、演説で南極への意気込みを語る場面など熱いシーンが多かったのも印象的でした。

 

「りゅうおうのおしごと」 雛鶴あい

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 献身的なロリは最強

 

 

「りゅうおうのおしごと」夜叉神天衣

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生意気なロリは最高

 

 

こみっくがーるず色川琉姫(るっきー)f:id:ryuoosbame:20181230225929j:plain

主人公と同級生ではあるが漫画家としての先輩で18禁の漫画を執筆しているキャラ

先輩キャラというだけあって、主人公の頭を撫でて可愛がったり勉強を見てあげたりと面倒見のいいお姉さんという立場で特に主人公との絡みは癒されるものがありました。

最初は望んでいなかったのに恥ずかしいながもアダルトな漫画を描いている絶妙なむっつりスケベ感と恥じらいのバランスが良く、元々の大人っぽい印象といいギャップを生んでいるのも魅力でした。貧乳でありながら担当に「爆乳♡姫子」というペンネームをつけられ恥ずかしがっているところも可愛らしく、メインキャラの中ではお姉さんポジションなのに意外とポンコツ要素もあり、↓の画像みたいにあたふたしてる印象も多いのが好きでしたね。

 

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はい可愛い

 そう眼鏡キャラってそこまで好きじゃないんですけどたまに眼鏡をかけて似合うキャラクターはいいですよね。こう眼鏡をかけることにより落ち着いた雰囲気に補正をかけ、何よりも外した時の可愛さの爆発力を引き上げるアイテムとしての効果が期待され、そういう観点ではるっきーは眼鏡を完璧に使いこなしていたと思います。

あと胸が慎まやかでスレンダーなクールお姉さんは非常にポイントが高く、巨乳っていうのはそれ単体で強力な属性ですが、貧乳っていうのは組み合わせた属性の魅力を引き出してくれる優秀な属性だと実感しましたね。やはり時代は巨乳ではなく貧乳か・・・

まあまとめると大人っぽくありながら恥ずかしがり屋でお姉さん気質でありながらポンコツさも兼ね備える絶妙なバランスでした。確かメイン回が4話とかだったはずで、そこでるっきーの葛藤や一歩踏み出した姿が見られる素晴らしいエピソードがあり、そこで一気に引き込まれて好きになったキャラクターでした。

 

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライト大場なな

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じゅんななをすこれ

 

 

ゴブリンスレイヤーゴブリンスレイヤー

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ラノベアニメ見てて主人公の魅力って大事だなとよく思うのですが、ゴブスレは主人公がひたすらゴブリンを狩ることに執着してて一貫したキャラクターを保っていたのが好印象でしたね。アニメの最後では大切なものを守るために他の冒険者に頼み込むシーンなどこのキャラの不器用さが上手く出てて、やっぱり自分はちょっと泥臭かったり不器用な方がキャラに愛着が湧くんだなと実感しましたね。

 

ゾンビランドサガ」ゆうぎり姐さんf:id:ryuoosbame:20181231205719j:plain

フランシュシュの意識がある中で最年長キャラで、常に落ちついて他のメンバーを1歩引いて見ているイメージのキャラ。メイン回が無かったのは残念でしたが所々でメンバーをさりげなくサポートしたり年上としての余裕が垣間見れるのと、ストーリー終盤での理不尽ビンタで笑いを提供しつつ熱い一面も見せてくれ、個人的にはいい姐さんキャラを確立していたと思うので2期を期待したいですね。

 

今期アニメだと麻衣先輩とか他にも好きなキャラはいたんですが途中だったりしたんで今期のまとめ記事に一緒に書けばいいなと思い今回は載せませんでした。気分が乗ったら今年の面白かったアニメをまとめた記事を書くかもしれませんね。

わりといつも以上に好き勝手書きまくったような記事だったと思いますが最後までみてくれてありがとうございました~

 

 

夏アニメ感想記事

 

This is 天堂真矢

 

はい、いつもの評価基準置いときますね

A:特に面白く、具体的に他の人にオススメできるポイントがあるもの

B:続編があれば是非視聴したいもの

C:面白さはBに近いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:微妙

S:他と比較することが意味を成さないもの  

 ネタバレは多少気を付けているので多分気にならないくらいだと思います。

 

A少女☆歌劇 レヴュースタァライト

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初っ端から説明が難しい作品ですが簡単に言うとミュージカルとバトルを融合させたようなアニメです。少女同士がトップを目指し、歌って舞いながら戦うという舞台設定からしてかなり変わっていることもあり、正直細かい設定や場面ごとに、ん?となる理解が追い付かない状況がちょくちょくありました。しかし細かいことはいいんだと言わんばかりに演出面や作画で魅せて力技でねじ伏せる面白さで独特の世界観を作り、戦闘シーンに迫力があるのは勿論のこと舞台特有の優雅さも魅力的で、トップを目指す少女達の熱さなど、変わり種でありつつ王道の面白さも展開できる素晴らしい作品でした。個人的にストーリー面では7、8話あたりが話に意外性があって急激に評価を上げました。そのあたりはBGMも素晴らしく作品の面白い展開をさらに加速させてくれていたと思います。わりとぶっ飛んでる作品なので人を選ぶかもしれませんがオリジナリティのある一度は見て体感してほしい作品でした。

ちなみ好きなキャラクターは天堂真矢様と大場ななです

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A「プラネット・ウィズ」

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テンポが異常に良い超王道の一応ロボット?物の作品。そのテンポの良さからストーリーがあまりにもさくさく進むので、途中で「最終話かな?」と思わせるような盛り上がりる話が2、3回あったのも印象的でした。王道とは書きましたが序盤のストーリーはわりとひねりが効いていて先の展開が読めないのもポイントが高く、それでいてストーリーにちゃんとテーマがあり、自分自身との戦い、許す、といったことを最終話まで貫いていて話のまとまりもかなりの完成度でした。ちなみに今期の中でOPとEDが一番好きな今作であり、ストーリーに合った熱く盛り上がる曲だったので作品にいい影響を及ぼしていたと思います。正統派ストーリーと要所要所の盛り上がりが素晴らしい幅広くオススメできるアニメでした。

 

Aあそびあそばせ

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遊び人研究会、通称あそ研を舞台にした3人の女子中学生の日常を描いたギャグ作品

見た目の可愛らしさや華やかさをフェイクに顔芸や現実離れしたえげつないギャグを連発するいい意味で裏切られたアニメでした。この作品もギャグのテンポが非常によく次から次へとネタをぶちまけてきて、声を出して笑ってしまう場面も何度か存在するほど楽しめました。 個人的には背中合わせで相手を場外に押し出す遊びで華子が地獄に引き吊り込まれるように場外に運ばれていったシーンが何故か印象的でしたね。顔芸とかありますが普通にキャラ自体は可愛いので見やすさと笑いを両立したいい作品だったと思います。

 

A異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」 

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1クールに一つは欲しくなるテンプレラノベ枠。しかし今作はその中でもかなり面白かったです。個人的にかなり重要なポイントなのですが、今作は主人公のキャラが絶妙で、圧倒的強さの爽快感がありながらわりと人間臭いというか、強い系主人公にちょいちょい現れる不快感が全く無かったので、主人公に好感が持てるかどうかで作品全体の雰囲気が変わるものだなと感じました。。この作品は特に作画が綺麗でキャラクターの可愛さが今期でも1、2を争うレベルだと思っていて、特にメインヒロイン2人のキャラも良く 作画も妙にこだわりを持って描かれていました(特に乳揺れ)。自分は巨乳と貧乳が好きなので役割が上手く刺さっていたのも良かったです。

ストーリー本編はわりとあっさり締めくくられたのでもうちょっと見たかった気がしますね。こういったテンプレラノベ系ではかなり見やすいので気軽に見て楽しめるいいポジションのアニメでした。

 

Aちおちゃんの通学路

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主人公が学校に登校する際に様々なハプニングに見舞われるギャグアニメ作品。

今期のダークホース枠の一角で、1話の段階ではほどほどでしたが2話のキャラのクズっぷりやもろもろの行動がめちゃくちゃ笑えて個人的には予想外の収穫でした。同じギャグ枠としてあそびあそばせも狂っていたのですがこちらのキャラクターも別の狂い方をしていてツボに入ることが多かったです。話によってキャラクターの狂い方のキレが変わってくるので好不調の波が激しく、正直意味の分からなさで笑いをとるタイプなのでかなり人を選ぶギャグアニメでしたが合う人にはがっつり合う尖った作品でした。

 

Bはるかなレシーブ

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ビーチバレーを題材にしたスポ根のきらら枠というちょっと珍しい作品

普通にきららの日常系のようなゆるさを持ちながらちゃんとビーチバレーも描写されていたのでバランスよく楽しめた作品でした。特別抜けて面白い部分があるわけではないのですが、絵が綺麗なのでスポーツ描写と可愛さの両方がちゃんと引き出されていたのが良かったと思います。

Bヤマノススメ

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山登りが題材の日常系アニメの3期。今期から初視聴だったのですがかなり面白かったです。今回のクールは登山要素少なめで日常メインのお話しだったみたいですが普通にキャラも可愛く日常系に求められる要素をきっちりこなしていて、15分枠ではありますが1クールに1つは欲しい癒し枠としていいアニメだったと思います。

 

Bはねバド!

バドミントンを題材にしたスポ根作品。作画がかなり良くバドミントンの躍動感を上手く引き出していて試合のシーンのクオリティが中々高かったのが印象的でした。青春スポーツものとしてはあまりにギスギスしていてちょっとやり過ぎな感じがしたので少し評価が落ちましたが、バドミントンの試合シーンだけで一見の価値がある作品だったと思います。

 

B「ISLAND」

 SFラブストーリー系の作品。SFものとして途中盛り上がるところもあったのですが、正直尺が無くて色々雑だった点は否めませんでした。しかし最終話の締めくくりが個人的には納得のいく面白かったのでそんなに評価は悪くないです。必要なところだけ伏線回収をして最後の最後に驚かせてくれたのは良かったのですが、結末は人によっては受け入れられなかったり、結局謎も多いままで終わったので賛否は別れる作品だったと思います。

 

Cオーバーロード3期」

2期も同じようなこと書いたのでざっくり書きますが、大筋は面白いのですが主人公や主要キャラが活躍するシーンが少なく、基本的に無双するばかりでカタルシスも無く、たまに衝撃的なエピソードはありましたが間延びしていることが多い印象でした。1クールに多少なりとも1回くらいは主要キャラの激戦が見たいなという感想です。ただ最終話の展開は個人的には好きです。

 D「百錬の覇王と聖約の戦乙女」

スマホの力を過信したななどパワーワードが生まれたのでニコニコで見ている分には結構面白かったです。

 

 

 

今期は抜けて面白い作品があったわけではありませんが全体の平均値は中々高かった印象ですね。スタァライトあそびあそばせ、通学路あたりはいつもならダークホース的な面白さなんですが今期はダークホース枠が妙に固まってたような気がしますね。正直感想を書くのが難しいクールだった気がするので普通に通話とかでだらだらと喋りたい作品が多いですね。スタァライトなんかはよくわからないけど勢いで楽しんでいたので他の人がどういう捉え方をして楽しんでいたのか私気になります。冬アニメはかなり豊作だと話題になっているのでまた感想を書くのが楽しみです。ではでは~

2018年春アニメ感想記事

今期は「こみっくがーるず」がめちゃくちゃ良くて癒されましたね

 

いつもの評価基準置いときますね

A:特に面白く、具体的に他の人にオススメできるポイントがあるもの

B:続編があれば是非視聴したいもの

C:面白さはBに近いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:あんまり面白くなかったもの

S:他と比較することが意味を成さないもの  

 ネタバレはちょっとだけ気を付けているので多分気にならないくらいだと思います。

それでは早速今期1番面白かった作品から行きましょう

 

Aこみっくがーるず

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 安定のきらら日常枠で個人的には今期で一番楽しんだ作品でした。

お話としては主人公である人見知りが激しい漫画家のかおすちゃんがスランプになり、その状況を打破すべく女子漫画家寮に住み込みます。明るく社交的な恋愛漫画家の小夢、ストイックで中二病なプロ漫画家の翼、恥ずかしがり屋でありながらもエロい漫画を描くるっきー、というメンバーと日常を過ごしていくというものです。

 個人的な感想としてはキャラクター同士の掛け合いが抜群に良く、それによって日常系に求められる癒し性能の高さ、ギャグのキレ、大筋のストーリーの面白さ、全てにいい影響を与えており、総合力の塊のようなまさに理想的な王道日常系アニメだったと思います。

中盤までのかおすちゃんはひたすらポンコツ可愛いって感じのマスコット的な立ち位置で、そのポンコツなところが笑いを生んだり、そこから支えてくれる他のキャラクターの優しい一面が見られるなど、他のキャラの魅力を引き立てて面白くしていた印象でした。ですが終盤では他のメンバーと過ごしてきた経験を活かし、漫画家としてもう一歩成長する姿が見られ、最後の最後は主人公として話の中心となり、綺麗に纏められていたのが非常に良かったと思いました。

 キャラがいいって言ってたんで主要キャラを軽く説明しときましょう

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萌田 薫子 P.N かおす

オタクで人見知りでネガティブ主人公。先程書いた通り途中まではひたすらポンコツっぷりが可愛くネタに走っている印象で、これだけ見ると悪いことしかありませんが、漫画家として頑張ろうとする姿勢に好感が持てました。そのポンコツっぷりのおかげで作品全体の笑いの部分を面白くできていたのと、後半の成長具合を実感できたのでなんというか凄く応援したくなるようなキャラクターでした。

 

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 恋塚 小夢 P.N 恋スル小夢

かおすちゃんと同じタイミングで寮に来たルームメイト。他のキャラが内向的だったり自分の世界に籠りがちな中、唯一社交的で明るい性格をしたキャラクター。特に主人公がネガティブですからこの子のおかげで作品全体の明るさというか雰囲気を良くして、いい感じのバランスを保ってくれていました。中でも甘いものが大好きでおいしそうに食べてるところを見るだけで和ませてくれる素晴らしいキャラクターでした。あと翼ちゃんと絡む時は完全に乙女の顔を覗かせてくれたのもgoodですね。

 

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 勝木 翼 P.N ウィング・V

多分作中で最もプロらしさを感じるキャラクター。他のキャラクターが結構ふざけてたり精神的に取り乱すことが多い中、確固たる芯を持っていて漫画と向き合っているところがカッコいいと思いました。拘り過ぎて中二病を発現することもありましたがそこもいいアクセントとなる笑いを生んでいて良かったと思います。この子の実家に行くお話をかおす先生のポンコツっぷりにるっきーのしっかり者感。そして翼ちゃんのギャップが見られてそれぞれのキャラの魅力が引き立ちながらも笑わせてくれるかなり好きなエピソードでした。

 

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 色川 琉姫 P.N爆乳♥姫子 通称るっきー

はい私のお気に入りのキャラクターですね。普段は落ち着いていてしっかりしているのですが、恥ずかしがりやの一面もあり時々暴走するところも非常に可愛らしいキャラクターでしたね。しっかりしているのですが、自分のP.Nをコンプレックスに思っていたり本当はピュアでありたいのにちょいちょい破廉恥なことを考えてしまうむっつりなところや、それを恥ずかしく思って悶えてる姿はいいギャップを作っていました。そして何がいいってかおすちゃんがネガティブだからそこを慰めてあげたり可愛がってあげているところから圧倒的母性を発揮しているところが大変素晴らしかったです!この恥ずかしがり屋であたふたしているのと落ち着いた母性のある感じの両面を持ってるのやばくないですか!?前から落ち着いていてスラっとした胸が慎まやかなキャラが好きなのですが、そこに恥ずかしがり屋とかちょっとしたポンコツ要素が加わるとここまでの破壊力になるのか・・・と驚かされましたね。るっきーがメインの4話はこの子の魅力がこれでもかってくらい詰まっていて、この作品にはまるきっかけになったエピソードなのでぜひ見てほしいですね。

 

正直サブキャラクターも魅力的なキャラが多く紹介したいのですが流石に紹介しきれないので視聴してしてない人にはぜひ見てほしいですね。あと個人的に気になった点として次回予告の段階で印象に残るシーンが多く、ちょっと見ただけで面白いシーンが盛り込まれており、ギャグシーンはキャラの個性を活かしているだけでなくギャグマンガ日和を彷彿とさせるようなテンポの良さがあったのも驚きでしたね。

なので最初に書いた通りストーリー纏まっていて、キャラクターも可愛く、笑わせるところもきっちり面白い全体のクオリティがとても高い作品だったので色んな人に見てほしいですね。(ちなみに評価がAなのは、Sはあくまで比較するのが難しいスペシャリストのような面白さなので必ずしもAより上というわけではないからです。)

 

 

もうほぼこみっくがーるずで尺とったので後半は巻いていきます

 

Aヒナまつり 

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 今期1番笑った作品でしたね。893の新田と超能力を持った少女ヒナのお話で任侠物かと思いきや新田がキレのあるツッコミを量産しまくるギャグアニメでしたね。出てくるキャラクターがほとんどクズばっかで、主人公?の新田のツッコミが素晴らしいのもあってクズ共を全部笑いに変えられていたのが面白かったです。個人的には中学生組が思春期らしいアホなノリで行動するのが好きなので、周りに隠してbarで働いている瞳というキャラクターがいるのですが、その子がいかがわしい店で働いているのではと疑惑を持ち探索する話とか結構好きでしたね。上の画像でもでていますがこの作品で最も印象に残っているのがもう一人の超能力少女アンズのエピソードで、ここ最近見たアニメの中でもトップクラスに感動してしまうお話で普段のギャグエピソードとのギャップが凄かったですね。基本笑える作品なので気軽にオススメできるいい作品だったと思います。

 

Aウマ娘 プリティーダービー

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 競馬に出てくる馬を擬人化させてレースの世界を描いた本作品。キワモノ枠だと思っていましたが話は王道でそれぞれのキャラクターが可愛らしくも熱いレースを見せてくれていました。正直語ることも無いくらいに王道の熱い競技ものといった印象で、話の纏め方も綺麗に締めくくっていたのでこの評価になりました。ちょっとキャラクターが多すぎて名前をあんまり覚えきれなかったのですが、そこは元々の競馬ファンのかたの方がわかりやすく楽しめたかもしれませんね。

 

Bソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン

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SAOに登場する「ガンゲイルオンライン」というゲームを舞台にしたスピンオフ作品

作画が非常に綺麗で戦闘シーンなども面白く高評価でした。特にヒロインがゲームではちっさ可愛くリアルでは長身の落ち着いた美しい女性というギャップが良く、主人公の相棒のキャラも陽気で独特なノリのある個人的に凄く好きなキャラクターでした。全体的に面白かったのですが、最後、序盤から引っ張っていたライバルキャラとの戦闘がいまいちだったかな?という印象だったのでちょっとランクを落としました。しかし全体的にはいい作品だったので続編があれば期待したいですね。

 

BハイスクールD×D

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 ちょっとエッチなバトル系アニメの4期です。主人公は自分の力を強化できるだけの能力の基本殴り合いのキャラで、今回の最後の敵は特別な才能がないからって体だけをひたすら鍛えまくってトップクラスの実力を手に入れたキャラという脳筋VS脳筋の自分好みの展開でした。相手も努力でのし上がってきた主人公みたいなキャラだったので、こういった敵とガチンコの肉弾戦を繰り広げるのを凄く熱いと感じるのでこの評価になりました。

 

Cダーリン・イン・ザ・フランキス 

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通称ダリフラ、一応ロボットもの?の2クール目。1クール目は世界観に謎がありそれが後々明らかになり後半で伸びるタイプのアニメと思われたが終盤の展開の纏まりが悪くなんか微妙な感じになってしまった。ただ戦闘シーンなどは良く、途中でわりと熱い展開もあったのでそこまで悪い評価ではなかったです。

 

 SSTEINS;GATE

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完結した大人気作の正当続編、というか原作で描かれなかった間のお話といったところ。正直こういうのは蛇足になりがちな印象だったのですが、ストーリー的に無理なく入ってきて、特にアニメの終わりは毎度毎度次週が気になる素晴らしい引きだったのが印象的でした。特に原作と密に繋がるエピソードでは矛盾することなく裏ではこういうことがあったのかと自然に思わせる綺麗な纏まり方をしていて、原作をプレイしていた自分としては大絶賛できるクオリティだったと思います。ただあまりにも前作を知っていないと入り込めない内容だったのでコアなファン向けだったのかもしれません。内容が驚きの展開ばかりで具体的なことを喋ったら全部ネタバレに繋がりそうなので深くは言えませんが、期待通りの素晴らしい作品だったので2クール目も楽しみにしていきたいです。

 

 

今期はわりと小粒揃いだったのですがやっぱこみっくがーるずとあとヒナまつりあたりが持って行った印象ですね。この2作は曲も良かったんですが、特にこみっくがーるずの方は歴代のアニメの中でもトップクラスのOPだったと思います。あのサビの前でかおす小夢コンビとるっきー翼コンビが走ってくるシーン。曲の終わりで四季が移り変わるところなんかも絵と歌のマッチ具合がとても良かったです。なんか今期この作品のことしか語ってませんでしたね。この記事を見た人で今度僕と話す機会があればそちらのアニメの話をしてもらえると嬉しいですね。ではまた次のアニメ記事で

第二回ウルトラサザングロスカップ9位 パワーアンクルサザンドラ(クソ記事)

 

 

 

(これは構築記事じゃないです)

 

日記みたいなものだと思ってください。

 

時は遡ること2月11日に開催されたガバオフのことです。対戦参加者110人の大規模なオフということで、自分なりに気合いを入れて6世代ぶりに本気でサザングロスの構築を組んで挑みました。

運が良いことに私の把握しているところによると予選ブロックは9人中2人が最高レート2200、それ以外にも3人が2100以上という屈指の激戦ブロックでした。その中で私は5勝3敗の直対負けにより予選落ちしましたが、「7世代でもまだまだサザングロスはいける!!」という気持ちと、「前評判の高い人達には負けてしまったからもっと強くなりたい」とモチベが上がりました。

 

そして二次会ではサザングロスの第一人者であるオクランさんとご一緒させてもらいました。サザングロスをまた使い始めたことを話すと「今度またサザングロス勢で通話をすることがあったらお誘いしますよ!!」と言われ、正直7世代では他の構築ばかりを使っていて若干熱が冷めていたのにこんな自分でも誘っていただき嬉しかったです。さらにウルトラサザングロスカップという仲間大会が開かれるとお聞きし、これを機にもう一度頑張ろうと思えました。

 

冷え切っていたはずのサザングロス魂が、今はー

 

「・・・熱い!!」

 

そのままオフでの反省を活かし構築のアレンジに成功!!

仲間大会本番ではその熱い勢いのまま怒涛の3連勝!!

              体が軽い

     こんな熱い気持ちで戦うなんて初めて

 

         もう何も恐くない!

でもなんかサザンに違和感があったから念のため確認しとくか……ん?f:id:ryuoosbame:20180410200415j:image

 

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oh・・・(オタク特有の早とちり)(クソダサリストバンド)(素早さ1/4)(鈍足)(トリックルームで差をつけろ)

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとはここで終わる予定だったんですけど、流石にやりたい放題過ぎて見返すとあまりにも中身が無かったのでちょっとだけ真面目なことも書いときます。

仲間大会当日の並びです。

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サザンがあの状況だったんですが、仲間大会は自分の構築の組み方がうまいこと機能していたんじゃないかな~と思いました。元々サザンの選出率が低かったとかではなく、むしろグロスバメに次ぐ3位なので結構しんどい状況だったんですけど、ガバオフの反省から採用したファイアローがいい仕事をしてくれました。(前まではレボルト)

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↑型はこんな感じ

で本題なんですけど僕は相手のポケモンを意識したガチガチの対策を練るよりかは、明確な強みは薄くとも広く広く仕事ができる型が好きです。ファイアローの場合は、挑発で雑に盤面をコントロールし、相手によっては追い風でサポート、足りない数値を補うためのZクリスタル。

上を見てお察しの通り具体的な強みは考えてないんですけどメタグロスを中心に周りがしっかりしているのでこいつは器用貧乏でも色々なことができる方が強いと判断。

最初に言ったうまくいった自分の構築の組み方ってのが雑に色々できるポケモンを採用して無理矢理に選択肢を増やし、相手や状況によって臨機応変に対応するのが自分のプレイスタイルです。

 

で、いい加減に訳わかんないこと言ってるなこいつと思われてそうなので今大会であったVSクレセリアを具体例にします。

クレセはグロスが苦手なポケモンとして有名ですが、うちの構築では大まかに2パターン処理ルートがあります。その方法に必要なのがポケモンがサザンとアローなんですが、この2匹は明確にメリットデメリットが違います。

  サザンの場合         アローの場合

・クレセに相性が有利         ・挑発はあってもクレセは若干不利

・裏に対策ポケが置かれやすい     ・不利な分相手が居座る可能性が高い

・サイクル戦でグロスとの相性補完〇  ・役割集中によりグロスを通す動きができる

 

本当は構築の組み方でもっと細かく複雑なんですが、めっちゃ簡単に言うとこんな感じの違いがあります。サイクルでねじ伏せられそうか、グロスが通りそうかによって処理ルートを選べるわけですね。実際の試合ではクレセリアファイアローでアローが倒されはしたのですが、挑発によって回復を封じながらZ技によって相手のHP管理を崩し、グロスがゴツメダメ1回だけでラス1対面を作り勝利しました。これはクレセには大きく仕事をされても、役割集中によって後ろのグロスが戦いやすくなったのでOKという展開ですね。

元々大会当日は初参戦のアローを多く試そうとしていたのでサザンが選出できないパターンの練習になったと思います。今回は挑発の強みしか煮詰められませんでしたが追い風の強みもこれから深めていく予定です。

終結果は6-1で中々いい結果ではあったのですが、その1敗が受けループからなのがちょっと気がかりで、受けループというのが事前の準備が試合結果に大きく左右する構築で、明確な対策を組まない今回のサザングロス構築の最大の課題となったので、汎用性を落とさず受け構築に対して専用の対策を練るという結構難しい状態ではあります。

状況に合わせて対応していくタイプのプレイヤーが知り合いにいるかはわかりませんが、そういう人がいればお話してみて意見を聞いてみたいですね。サザングロス自体はどんどん強くなっている手応えがあるのでまた煮詰めていきたいのと、今回の記事ではぶっちゃけそんなに戦い方に幅があるように見えないかなーといった感じなので、また機会があれば情報を記事に纏められたらなと思います。

2018年冬アニメ感想記事

いやー今期は今まででもトップクラスに豊作でしたね。

 

 一応ネタバレには最低限の配慮をして抽象的な表現を使うことが多くなっていますが、それでも人によってはちょっとしたネタバレがあるかもしれないので気になる人は注意してください。

  

ランク分けの基準は以下の通りです。

EX:例外、理由はその都度説明します。

A:特に面白く、具体的に他の人にオススメできるポイントがあるもの

B:2期があれば是非視聴したいもの

C:面白さはBに近いが、ちょっと粗があったり物足りない部分もあるもの

D:あんまり面白くなかったもの

S:他と比較することが意味を成さないもの  

 

EX「りゅうおうのおしごと」

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この作品がEXなのは、途中で原作が気になって読み始めたためアニメ単体での評価が難しくなったからですね。ただアニメ放映中でも「原作を読みたい!!」と思い立ち、実際に全巻読破してしまうほど引き込まれたのでかなりいい作品だったと思います。

ストーリーは、最年少で将棋の最高位をである竜王の座を獲得した主人公とその竜王に憧れて弟子入りした女の子の物語。キャラクターの可愛さやコメディ要素もさることながら、対戦競技らしく将棋の熱い戦いや将棋の世界のシリアスなお話も良くできていてバランスのいい作品でした。

個人的に将棋はなんとなく固いイメージがあったのですが、序盤はキャラクターの良さで魅せてきて固いイメージが剥がれ、かなり取っつきやすくして一気に引き込んまれたのが良かったと思います。アニメの中盤ぐらいのエピソードが結構いい話だったのですが、若干何かちぐはぐしたものを感じ気になって原作を読みました。アニメは尺の都合が結構厳しく、大筋のエピソードだけを消化していってる感じでしたが、原作は省かれた話の面白さにに加え、その省かれた話が大筋のエピソードをさらに引き立たせるような役割を果たしていたので凄く面白かったです。特に桂香さん関連のお話は将棋の世界の厳しさと同時にそこで奮闘する人の熱さが描かれていたのが印象的でした。

アニメはアニメならではの見せ方やキャラの可愛さを活かした取っつきやすさなどの武器があったので全体的には良い作品だったと思います。ただやっぱり仕方ないとはいえ後半は省くと上手く繋がらないように見える部分が多くなっていた印象なので、個人的にはアニメを見て興味を持てば原作を購入し、りゅうおうのおしごとの作品の良さを楽しんでほしいですね。

 

Aからかい上手の高木さん

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 高木さん可愛すぎて心臓破裂するかと思った

 

Aスロウスタート

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安定のキララ日常枠。安定といっても個人的にですが、日常系アニメが「ふらいんぐうぃっち」あたりを最後にここ2年近くちょっとふがいなかったかなぁと感じていたので、スロウスタートは久々に自分の求めていたクオリティの安心して見れる日常枠でした。

ストーリーは、訳あって中学浪人を経て同級生より年上の状態で高校に入学した主人公とその周りの人間のお話になります。年上なことをコンプレックスに感じ、浪人したことを隠して日々を過ごすことになるのでキララ系にしてはちょっと重たい設定になっています。しかし周りのキャラクターの温かさや明るさが見ていて心地よく、そのおかげで主人公も段々と前向きになっていくのが伝わってきたので、そのあたりの全体的な雰囲気がとても好きな作品です。

ちょっとだけ影のある設定があった方が逆により日常の良さを引き立たせるのは中々に面白いですね。自分の考える日常系アニメの基本構成要素である、日常感、コメディ要素、キャラの可愛さ、の三つがどれもバランスよくレベルが高かったので、王道の日常系として是非オススメです。

あと余談ですが個人的に栄依子と先生の絡みがレベル高過ぎましたね。栄依子が先生のほっぺあたりにアイスがついていたのを指ですくい舐めてドキッとさせようとしたところを逆に指を咥えられて百合のカウンターをくらっていたのはなんかもう笑うしかありませんでした。

 

A三ツ星カラーズ

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カラーズという三人組の秘密組織(自称)が町の人達と交流しながら上野の平和を守るために(この子らの方が平和を乱している)活動するギャグコメディ系の日常枠

子供ならではの勢いのある行動や純粋で残酷な発言で中々キレのあるボケを量産していたなぁという印象でした。見ていて思ったのが、この子らがはちゃめちゃにやらかして周りを振り回すのですが、困惑はしても困っている人は思ったよりはいなくて、むしろちょっと乗ってあげている大人のキャラクターも多かったなと感じました。結局のところ子供が無邪気に遊んで笑って訳のわからないことをして、そういった部分を懐かしみながらそれを温かく見守っている雰囲気がこの作品の一番いいところだったのかもしれません。BGMとかの曲も雰囲気にあったいいものばかりだったのもポイントが高いですね。気軽に見て笑えて、時に微笑ましいのがいいなと思える作品でした。

 

B「オーバーロードⅡ」

大人気作の2期であり今回もストーリー作画ともにレベルが高かったです。今回は群像劇のような形でそれぞれのキャラクターにスポットが当たり活躍していました。しかし話の内容は上手くまとまっていたのですが、ちょっと主人公の出番が少な過ぎて盛り上がる場面が弱くなっていたかなといった印象だったのでこの評価に落ち着きました。ただもう3期が決定しているらしく恐らくそちらが本番だと思うので夏を楽しみにしたいですね。

 

C「だがしかし」「たくのみ」

ニコ生で2つセットで放送されていたので感想もセットです。正直感想が特に何かあるわけではありませんが楽に何も考えず見れる枠なのでこういうアニメは1シーズンに1つあると安心しますね。

 

D「ポプテピピック

よくわかんなかった

 

 S宇宙よりも遠い場所

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 圧巻のクオリティ。女子高生たちがそれぞれの目的のために南極を目指す物語で、歴代のアニメでもトップクラスの話の完成度だったと思います。

最初の印象はあまり見ない設定のお話だったので、しっかりストーリーを作り込めばそれだけでオリジナリティを持った、他と競合しない価値のあるアニメになるのかなぁぐらいに期待していましたが、実際にその期待通りのオリジナリティを発揮し、ストーリーの作りこみに関しては想像をはるかに上回る面白さで驚きました。南極を目指すうえで周りから変わった目で見られたりズレが生じるところなど、実際に起こりそうな問題をリアルに感じさせ、出発してからも様々なトラブルや困難に合いますが、この作品ではこういった問題で個々のキャラの繋がりが大事になってくることが多かった印象で、友達のことを思い、ストレートに感情をぶつけていくところに中々胸を熱くするものがありました。ちょっと変わった青春ではありますがここにしかない友情を感じられたのも非常にいい点だったと思います。

南極を目指すというぶっ飛んだ目的を持つ人達なので、キャラクターの勢いがつ強く、別にギャグ系のお話では無いのですがキャラクター同士の掛け合いが面白いのでかなり笑わせられました。中々コメディ要素もハイレベルだったので、色々と問題は起きてもそんなに暗くなり過ぎることがないのもこの作品の凄いところでした。そして南極への意気込みを語るシーンや、南極にたどり着いたシーンでもそのキャラクターの持つ勢いが感情を揺さぶり作品そのものを勢いづかせていたのがよかったですね。

 原作の無いアニメオリジナル作品であり話の構成が完璧に纏まっていたので、ストーリー後半はこれ以上ないくらいに完成されて最高のクライマックスを迎えたのではないかと感じました。是非色んな人に見てほしい素晴らしい作品に出合えたと思っています。

Sゆるキャン△

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日常系最強格の作品。今期は久しぶりにいい感じの日常枠がきてスロスタや三ツ星カラーズも面白かったのですがゆるキャンが全部持って行きましたね。日常系アニメが本当に豊作なシーズンでした。

女子高生がご当地グルメや野外調理を楽しみながらキャンプを満喫するお話で、実際のキャンプシーンでの背景の作画やBGMのゆるい感じが実際にキャンプに行ったらこんな感じなんだろうなぁと伝わるとてもいい雰囲気を醸し出していました。(今期は作品にあった雰囲気を作れるアニメ多く全部レベルが高かったですね)そしてこの作品は飯テロの要素もかなり強く、寒い中で鍋などあったかいものを食べるシーンは先程書いた通りキャンプの雰囲気を伝えるのが上手いので、この寒い中でこれ食べたら絶対美味しいだろうなと容易に想像を促されたのもこの作品の強みでした。

タイトルの通り「ゆるさ」というものがこのアニメの大きな武器だったと思いますが、他の日常系アニメと比べて変わっていると感じたのが、各々のキャラクターが好きにキャンプに行ったり準備して自由に行動していたのがいい意味でゆるかったです。誰に強制されるでもなくそれぞれのやり方でそれぞれの楽しみ方を追求しているのが伝わってきて、当然別々に行動するだけでなくキャンプ用具を取り扱うお店に皆で買い物に行ったり準備の段階でわいわい楽しんでいるところも良かったので、一緒に楽しむ時は一緒に楽しむと本当に自由ないい日常を見て癒されました。

まだまだこのキャラクター達の掛け合いを見ていたいと強く思える良さだったので、原作なんかも購入して近い距離に置いておきたい作品でした。

 

全体の感想

今期は特に日常系の作品が強くて癒しが豊富でしたね。よりもいのようなストーリー性が完璧な作品もあり今期は本当にレベルが高かったと思います。ちょっと思ったのが曲が印象的な作品が多く、よりもいの挿入歌は感動的な雰囲気と熱いものを盛り立ててくれる良い曲で作品にかかせないものになっていました。ゆるキャンはキャンプの穏やかでのんびりした雰囲気を、三ツ星は無邪気で楽し気な雰囲気を作るBGMでしたね。

せっかくこんな良い作品たちに出会えたので色々とお金を使いたいのですが、多すぎて中々大変ですね(笑)最後に報告すると取りあえず高木さんのミニアルバムは購入したので今期アニメの余韻を楽しんでいきたいと思います。

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